補欠がある乃木坂と補欠はないTWICE

こんにちは!

秋晴れの良い日。如何お過ごしですか?

昨日は、乃木坂46の顔でもある白石麻衣さんがグループを卒業されました。

ずっと、グループの先頭に立って、ここまでグループを引っ張ってこられて本当頑張ったなぁと思っています。

さて、今日のタイトル。

補欠がある乃木坂と補欠は無いTWICEの話。

乃木坂などの坂道グループは、沢山のメンバーから構成され、楽曲が発売されます。

日向坂みたいに全員その楽曲に入ることもあれば、選抜されてその楽曲に参加することもあり、既に膨れ上がったメンバーの中で、所謂代わりが居る状態で活動します。メインでセンターと呼ばれる場所で歌う人も変わるし、前回まで選抜だったのに今回は選ばれないと言う事もあり、ある意味活動しながらそういう切磋琢磨をし、その中にあるストーリーを観てもらいながら推しを応援していく。

高校野球とか高校サッカーとか、そういう所に似てますよね。

沢山のメンバーの中から、競い合わせることでその質を高めていったり、頑張ることの意味を感じてもらったりと、そういう局面が大きいと思います。

それでも、大体決めるのは大人で、どれだけ推しが好きでもその大人達が決めなければ画面に見える形でその子はステージに立てません。

アンダーメンバーとして、別の試合(ステージ)には出れるけど、メインの場所にて立てません...

もしかしたら、歌う場所やカット割りで、メンバーに選ばれたとしても、ほぼ後ろで見え隠れするぐらいかもしれません。

いまや、センターとしてグループの中心になってる飛鳥ちゃんだけど、こういうプレッシャーやストレスを感じながら、成長していく姿を応援していくことがある意味日本的で好きなんだろうなぁと思うんです。

実際、努力や頑張りは間違いなくあるし、相当なストレス、プレッシャーは中々なものだと思います。

でも、その裏で選ばれない子も沢山居て、どんだけ頑張っても、グループに入っても、ステージに立てない。

それが現実です。

まいやんはこれだけ大きく卒業のイベントをされていますが、中核メンバーとして活躍してきた、中田花奈の卒業は残念ながらそんなに大きく触れられることがありませんでした。

センタークラスには卒業ライブがあるけど、残念ながら他のメンバーにはそういうイベントは無く、グループ格差がとてもあるような状況です。

競争は大事だし、人気や、そこからの売上も大事だけど、結局グループ格差が出たまま、卒業していくことが多いのかなぁと感じます。

勿論、それを否定はしませんし、そういうものだとは感じますが、ステージ立つと言う演者としての差をグループに入ってから感じます。でも、乃木坂に入るだけでも凄いことだと思うので、それが１つの財産になるんでしょうね。

一方、TWICE。

NiziUの方が分かりやすいと思いますが、ここに入るまでが一苦労。

何度も何度もそのグループに入るために課題をクリアーにしなければいけません。

研修生としてその会社に入り、練習を積んできたとしてもデビュー出来るかは分からないって感じ。

ジャニーズがもしかしたら似てる感じですね。

JYPさんは、まだグループになる前にグループとして、アーティストとしての心構えも伝えてきます。

ももも、一度は落ちてその後もトレーニングをし続け、最後に復活してグループに入ったのは有名な話ですね。

そう、研修生として鍛え上げ、一流のステージで良質のパフォーマンスが出来るようになるまで、準備する事が求められます。

だからこそ、誰かが体調悪くなっても、追加でメンバーを募集することは無いし、少ないままでステージをこなす姿に僕はチームの本当の絆を感じます。

ミナちゃんが居ない時は8人でしたが、本来9人のTWICEが8人でカバーし合う姿はまさにチームですね。

誰かの穴はそのチームで埋める。

だから、待ってあげる事、支え合うこと、が、とても大事になります。

https://youtu.be/zWH_gSUbpLs

補欠はないわけで、センターも無いわけで、カット割りもほぼ同じだし、パートもほぼ平均的にあるし、チームでの自分の役割を果たすためにより良いパフォーマンスに向き合うことに全力を尽くさなきゃいけない人としての在り方や大事さを問われてきます。

まぁでも、だからストレス、プレッシャーに時に押しつぶされる事もあり、休養しなきゃいけなくなるのかなぁと....

その分、しっかり休む時間も作っているみたいですけどね〜

そんなこんなで、ずっと僕は後者のTWICE型の指導環境を常に心がけています。

日本で言えばジャニーズスタイル。

嵐の代わりはいませんし、TOKIOもメンバー補充はしません。

沢山の中から、配置換えして戦うよりも

そのグループ(チーム)メンバーでそのタスクに向き合い、自分たちの良さを活かし、カバーしながら得ていくものが育成年代には必要だからだと思うからです。

そのチームで全員走る、学級全員リレー

チームに入ったけど、公式戦には出たこと無い。

いつも、ベンチの端っこではなく...

少しでもその選手に役割を与え、パフォーマンスさせていくこと。

走ることが、大事なのです。

勿論、そのために日々トレーニングしたり、準備したりって日々が大事ですが、特定の選手だけではなく、そのグループ、チームの全員で走る事。

影響を与えれるか?

そして、先々でそのパフォーマンスが、その経験が、大きく誰かに影響を与えられるような存在になってくれればいいなぁと思っています。

勿論、そういう意味でまいやんも大きな影響を与えてくれたと思うし、中田花奈もその存在を与えてくれたと思うし、色んな形で誰かに良い影響を与えれる人になること。

それが、フットサルやサッカーでも良いし

乃木坂方式でも良いし、TWICE方式でも良いし、

仕事でもいいし、その優しさでもいいし、その経験を伝えていくことでもいいし、自分が生きるという事は、誰かに影響を与えるということ。

生まれた後、どれだけの人に影響を与えたか?

生きている時、どれだけの人があなたと同じ時間を過ごしたか? 

もし、死んでしまって、どれだけの人があなたの存在に感謝し、あなたを忘れないか?

そう、運動会で足が遅く抜かれてしまっても、プレーヤーとして失敗したとしても、もしかしたら人として上手くいかないことがあっても、きっとあなたの隣に前後にそんな仲間が居ること、支えてくれる人が居ること。それはあなたという存在が必要だから....

人は、誰かに影響を与える事で生きている。

あなたは人生の補欠ではない。

プレーヤーとして、ピッチに居ること。

毎日の生活で自分自身が主役になること。

そんな環境を作り出していきたいと思っています。

長文になりました^^;

この記事が、少しでも誰かの影響に値する記事になれば嬉しいです。

ではでは