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コーチ出来る人、コーチ出来ない人

おはようございます。中嶋です。

雨...大丈夫でしたか? 長崎は朝方結構降ったのですが、もう少し降りそうですね。大雨には十分気をつけてくださいね。

来週は週間天気予報では晴れる日が多いみたいなので、梅雨明けするのかな?いよいよ7月も中旬に入り、夏休みに入ります。

2021年度の夏は楽しめる夏になると良いですね。


さて、今日のタイトルはコーチ出来る人、コーチ出来ない人について

1兆ドルコーチ 読んだことありますか?


ビル・キャンベルさんは、数多くの企業の有名な方々にコーチングした人。コーチングって仕事や自分自身にコーチを置く人も最近では主流になってきてますが、こうやって自分の手助けになる人、成功に導いたコーチの言葉はとても学び深いものがあります。


そんな中、僕も驚きの一言が本の中にありました。


コーチ出来ない人が居ると言うのです。


僕もコーチ業ですが、選手全てにそういう概念は持つことはありませんでした。色んな選手が居ますが、何とかしようと試行錯誤してきました。

でも、この本や松下幸之助さんも調べてみると、やはりコーチ出来ない人にはコーチしてないです。

この本のビル・キャンベルさんは、コーチング受けられるコーチャブルの人のみをコーチングしていたと書いてあり、良いコーチって万人を良い状態に導く人と思っていたけど、そうじゃないとはっきり書かれていて、衝撃を受けたのを覚えています。

世界一のコーチと呼ばれる、ビルさんは "コーチ可能な人だけに支援を提供"  していたと言うこと。

コーチングをより良い状態にするには、勿論僕らコーチの質が大事だけど、受ける側がコーチャブルで無いと、そのコーチング自体が無駄になってしまい、

松下幸之助さんは

「受け入れるなら万物は師となる」

と言っておられますが、そういう状態ではないのであれば、何事も学ぶことは難しく、やはりコーチャブルではなく、コーチングの意味が無くなってしまうでしょう。


僕も一人のコーチとして全力で向き合いますが、コーチャブルではない選手にはその力を発揮することはやはり難しいです。

昔は、それでも何とか.... と、思っていましたが、コーチャブルでは無い人の心やマインドを変えていくのは難しいですし、そういう状態で僕がそもそもコーチングする意味も無くなり、時間もエネルギーもお互い無駄になってしまうでしょう。

分かりやすく言うと学校の進学受験だって、ある意味コーチャブル的な人であるか?どうか?を見極められるわけで、教えてもらって当たり前だろ? 的な、成長や学びの意欲も無く、寧ろそんな良いと思われてるコーチングの行為はコーチャブルではないその人達にとっても気分を害する行為に繋がるのかもしれない。

そうすると、お互いが気持ち的にも時間的にも、とても無駄に過ごしていこうことになる。


それでも、何とか、何とか、と、昔は思っていたけど....

理解頂けないコーチャブルではない方に時間を取られることは、穴の空いたバケツに水を溜め込むような事。この本を読んでから、そう感じるようになりました。


コーチがコーチャブルな人にコーチする。


もしかしたら、当たり前の事なのかもしれません。

でも、これは私達コーチ側も同じで、コーチャブルな状態で居るのかどうか?

コーチの成長を考えた時にも、コーチャブルであることが必要です。

本に書いてある、コーチャブルな人の条件として

・正直さと謙虚さ
・諦めずに努力を厭わない姿勢
・常に学ぼうとする姿勢

その資質として

1. 様々な分野の話を素早く取り入れ、たとえかけ離れた物であっても、それらをつなげる能力(=知性)
2. 勤勉であること
3. 誠実であること
4. 打ちのめされても立ち上がり、再びトライする情熱と根気強さ(=グリッド)

そして、チームファーストの姿勢があるかどうか? これは、団体競技にも必要なことかもしれないですね。


自分自身がコーチャブルであること。

そして、コーチャブルである人のコーチであること。

もしかしたら、成長や成功の秘訣はそういう所にあるのかもしれない。

あなたはどうですか??  

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