エアクレと相手の行動

「ウェンディーはQD弱で殴り合うと強い」という結論をとりあえず出しておいてもよろしいでしょうか。これが前提なので。

さて、そこで消極的でも賛成してくれた人だけ読んでると思いますので、続けます。

対戦というものでは(もしかすると対戦でなくても)、行動の1つ1つに意味をもたせる、というものがあります。もちろん、「AとBのどちらでもリスク・リターンは変わらないし、考えて時間を無駄にするほうが損だから、考えずにとりあえずAで動く」みたいなこともありますが、それはそれで、そう説明できる程度には意味があります。

さて、結界の左上に私のウェンディーが、右下にあなたが居ます。
ウェンディーがおもむろにエアクレを撃ちました。あなたはどうしますか?
結構、多くの人がQDをしてくれるんですよね。これの意味って、何なんですかね。
ウェンディー視点からでは、「遠くの相手がやたら超能力技とか撃ってくると、事故って当たりそうで怖い」という部分があります。ですので、遠くに居られるというのは、嬉しくはないんですね。できれば近づいてQDから殴りたい。あわよくばエアスラも絡める距離に行きたい。その視点を持ってると「なんでわざわざ、ちょっとでも近くによってくれるんだろう」という感覚があります。

考えるに、「遠すぎるから事故狙いも確率が低すぎて時間の無駄」「トラクレ・アースゲイル・シルフィードが鬱陶しいから離れすぎて安全に撃たれるのも困る」「壁コンボをいっぱい持ってるので近づいた方が良い」「バリアしたところで相手に先に動かれるだけ」などでしょうか。刹那なら遠距離のままでも、コフィンも含めて色々とできるかなぁ、とは思いますが。

ということで、遠距離でエアクレを撃った時。「あ、エアクレには硬直もあるし安全に近づくことが可能だな」と思ってQDをしてもらえるのは、実は嬉しいのです。結果的に相手の方が火力があがるし有利、とかいうのはあると思いますが、その中で、「まあ、接近戦に持ち込める間合いに近づいたからいいか」という感覚は持って使っています

あと、よく、弱弱強(壁なし)エアクレを出します。これ、回避バリアからQD弱の反撃が確定しますよね。基本的には出してはいけないコンボです。
ただ、出します。
しっかり見ている人には通じませんが、たまに出すと相手に認識されれば回避バリアをはらせる(PSYゲージを50%奪える)ことも可能です。リスク・リターンとしてはあまり良いものではありませんが、これも「相手次第」だと思います。正しいかどうかはともかく、それなりに考えた上で出しているわけです。

ということで。対キャラ以外では、当たるかどうかはぶっちゃけ、(トドメの相打ち時以外は)考えてません。相手の動きを制限したり、こちらの行動パターンを絞らせないぐらいの感覚で気楽に使えます。もちろん、当たればラッキーです。

では、最後にちょこっとだけ。
こういう状況でエアクレを出しているのは、だいたいこういう感じ。という雑感だけ。

遠距離~超遠距離の間合い

 先手を取れそうなタイミングで出すのであれば、相手の超能力技に対してBGができる(または設置や装着なのでガードがいらない状態)かどうかを考えつつ、エアクレで相手にダメージを与えることも狙っている場合もあります。ただし、そうそう当たることはなく、どちらかというと、安心して出してるんじゃねーぞ、というプレッシャーだったりもします。
 相手がエアクレに対して動かずBGするなどじっとするのであれば、QDで近づくか、シルフィード・アースゲイルも考えに入ります。ちなみに、エアクレが8割ぐらい飛んで相手が動かなかった場合、もう動かない(動いてもなにか食らうようなことはない)と考えてもよいし、仮に動いても大きく先手を取られることはないので、即次の手を仕込んで行くのもよいと思います。次の手に関しては、トラクレを出してそれもガードするのであれば、シルフィードをつけてトラクレブレイクを狙いにいっても良い、となります。
 相手がQDしてくるのであれば、見てからこちらもQDするのが無難かと。フレーム不利が怖いならSDやSoDeにより拘束時間を調整してもいいです。トラクレはOKですが、(相手キャラ性能にもよるが)間合いを詰められて潰される場合を想定してシルフィードまでは出さないです。全体的に動きが遅いならば、トラクレを狙い始めてもよいし、一旦距離が縮まったのを利用してアースゲイルを出し、一気に間合いを詰めても面白いかと思います。

中距離(QD弱とかQDBBが届く)ぐらい

 動かないのならば出して正解。これで動かない人は、この距離でトラクレが出せる可能性まで考慮に入れていいと思います。運が良ければ、「やっぱりQDかな?」みたいな判断をしてしまいQDでエアクレに当たるようなミスをしてくれるうような期待をしてもいいです。
動くのであれば「弱ショットかエアクレだったらQDして殴ってやろう」ぐらいで構えてたのかもしれないので、大正解はエアクレではなくQDだったかもしれないですね。意外と「○×だったらBGで△□ならQDで▽■ならSDで」みたいな待ち方をしている人は思ったほど居ないのですが、上級者相手の時は、まあそんな距離でエアクレを出すな。で良いかと思います。注意すべきは、QDしてくる距離ではないと思われているか、QDでも見てからSDが通常移動で良いやと両対応が可能なプレイヤーかもしれないので、その時はこの間合いを捨てる(SD1~2回分ぐらい近づく)ぐらいの気持ちで良いと思い・・・まあ、捨てるも何も、この間合いが絶対有利かと言えばそうでもないので、さっさと捨てる方でいいです。

近距離(エアスラの範囲外)ぐらいで結界隅

 出すとすれば、パティ・エミリオ・刹那・ウォン(NDの拘束が長いキャラ)の時は、強ショットの撃ち分けでNDを狙う感覚でも使って良いです。特に、エアクレと思った(「当たれぇ」の声を聞いた)らQDをする癖がきちんとついてる人であれば、早めに出しておけばむしろカウンターで当たることも狙えます。直当たりが狙えるのは、結構間合いが際どいと思います。
 それ以外であれば、むしろエアスラ距離ぐらいまで近づいて、エアクレをNG→壁ダウン→エアスラを狙うぐらいの気持ちでもよいかと。もちろん、近いとBGにすら当たらないので大きな隙が発生するので、ギリギリの間合いをできるだけ把握しておくことが大切。なのですがまあ、こっちが気にしてるだけで、相手は把握してないからしっかりBGしてくれて反撃されないとかしょっちゅうありますが。


繰り返し気味になりますが。エアクレを使う場面は限られますが、まあ、こういう感じで気楽に事故ぐらいでしか当たらない前提で出していればいいのかと。意外と、(お互いに)予想してないような動きには反応できないものでなので、逆に反応が遅れてエアクレに当たったり反撃が出遅れてSD等でかわせたりするかもしれませんし。


以上。



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