なぜたけぞーはBGが多いのか

さて、ぬーさんから指摘を受けた「BGが多い」についてです。
https://note.com/timpano/n/n8220f7ba5935

まず、そもそものウェンディー論になりますが、ウェンディーの長所は何でしょうか。とりあえずは「QD弱が強い」「正面の超能力技が弱い」が長所なので、ウェンディーは殴り合いに持ち込みたいと思いますし、相手もウェンディーと殴り合いたいとは思ってない(or殴りあってもいいけど、それが一番とは思ってない)と思います。

では続いて、「QD弱が(早いではなく)強い」として、どう強いのでしょうか。ダメージとしては、弱強・弱弱強・弱強弱すべてがダメージ最弱(同値含む)なうえに壁密着コンボがありません。持続も1Fしかないし、ヒット確認も簡単ではない。コンボまで考えると、特に強くないです。そうなると、結論は「発生8Fで最速」なのが強いという結論になりますが、ゲイツでもQD弱は発生12Fです。つまり4F遅ければ最遅になります。つまり、QD弱をお互いが出すなら、相手が4F早く殴りだせばウェンディーは敵ではありません。

もちろん普通にQDをした時に4F先に動く弱を出して殴りあうというのは現実的ではありません。ただ、(今回は語彙力の問題もありますが)これからも「正確にはこう」「こういう例外がある」「こういう場合はこうだが」を書くと何も話が進まないので、ツッコミを入れてもいいけどスルーする場合が多いと思ってください。

では、本題。BGで相手を弾いたとき、+9F相当(弾いた側の硬直が21Fで弾かれた側が30F)です。4F先に動かれると不利かもしれない話のあとに9F有利という話です。まあ、そういうことです。殴りたいんです。殴るなら有利フレームから先に動きたいんです。

QD弱は移動時間+8Fであり置き投げが移動時間なし12Fであることなどから、よくBG弾きからQDをすると投げられてしまうことがあります。対策としてはそれをおいておきます。


BG弾き→壁ダウンは、わずかに初代(PF2010)のBBもなく結界自体に50ダメージあった時代の名残という部分もあります。ですが、QD弱が早いため例え40ダメージでも奪いやすいこと。後ろに投げるので投げた後に変な二択を迫られない&そもそもウェンディーは火力が低いので投げを狙った時の(180✕0.7=126)ダメージが非常に大きいこともあります。

もう少しだけ細かいことをいうと、バリア弾き(弾かれ)の起き上がりにインパルス出せないであろうことと、壁ダウンまでできるなら、通常移動による回避の余地が少ないことがあります。


QD弱が強いと言っても、NGとBGとSDと通常移動と間合い次第でNDでもダメージを避けられるのがQD弱です。そもそも当たらないのが普通と言って過言ではありません。それで少しでもダメージを与えたりQD弱のリスクを抑えるために、BGを多用します。


あとは、防御面またはリスク・リターンの話です。
単純に、コンボ超能力技を考えてください。ウェンディーが結界を背負って相手が背負っていない時、QD弱のあと、何が入りますか?相手のPSYゲージが0であってもせいぜい弱強弱の146ダメージ。重量級でやっとエアクレコンボ、最大でも非常に狭い角度での弱強弱ボルテックス。逆にウェンディーが受けるダメージは、各キャラのそこそこのコンボが待っています。
逆に相手を結界まで追い込んでも、エアスラコンボも確定しない間合いがあり、相手キャラはキャラにより回避バリアがなければ痛いコンボが待っています。
「殴り負ければガッツリコンボダメージを喰らい、殴り勝っても殴りダメージだけ」では2倍殴っても勝てません。QDからのBG弾きで、とにかく押していくだけでも、そのリスク・リターンの不均衡を是正できます。
もちろん、こちらが中央で追い詰めれば、相手は3方向しかダッシュできなくなり、と結界隅の攻防に持ち込む話もありますが、そこは全キャラ汎用の通常の攻防なので省略します。


BGが多めの理由は、だいたいそういった感じですかね。

以上。

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