アースゲイルの面白さ

さて、先に書いた2つの記事から、アースゲイルの良さを語ります。
真面目に、上級者どころか中級者(でウェンディーの対戦経験がそこそこある人)には言うまでもない話しか書いてません。

まず、1つ目のBG弾きの話をした時に、ウェンディーと相手が壁を背負う/背負わないという話をしました。ざっくり、結界に近い方がコンボダメージ的に不利よ、という話です。

ということで、アースゲイルの良さ。1つ目。
ウェンディーの背中が結界から離れ、相手の背中が結界に密着します。
もちろん、密着されると弱強壁エアスラのコンボが確定しなくなります。だから最高だとは言いません。でも、少なくとも自分が追い詰められるよりは良い状態を作れます。だからまあ、安全に出せるなら、出しておけばいいものです。


そして、2つ目の記事で、ダメージを与えられる状況の話をしました。

アースゲイルを出した後に相手が反撃しようとしてきた場合を考えます。
これは、ダメージを与えられる状況の1つである「ガードができない」となる、攻撃発生前/発生後(と、QD中)の隙が作られることになります。
もちろんゴミはランダムで飛んでくるので、確実ではありません。しかし、相手が「ダイスで1か2が出ればダメージを受ける」みたいな勝負を受けてくれるのです。相手の戦法・実力・お互いの体力差や残り時間、そういったものの複合状況においては、この技の価値は大いに変動します。

仮に反撃してこない場合。
この場合、少し近い間合いで出してもいいわけです。反撃してこないのですから。すると、ダメージを与えられる状況の話で出た「見てからBGが間に合わない場合」が出てきます。
相手に近づけば近づくほど、このゲームはズームアップします。つまり、飛んでくるゴミを見てからBGすることがまず不可能になります。
もちろんランダムなのでうんたらかんたら。ですが、そもそも、アースゲイルがなくたって、結局はQDで近づいて殴るぐらいしかやることがないんですよ。じゃあ、どうせ近づくなら、ダメージを与える確率が10%でも20%でもある方が良いでしょうよ。だから、出しておけばいいんです。

そして、実質触れてないレベルの話題で出した「超能力技とBBが同時にくる場合」も作れるんですよね。これも、ダメージを与えられる状況です。もちろんランダムです。狙っても狙えません。いやでも、アースゲイルで相手が結界に密着するまで追い詰められてるんですよね?あなた、結界に追い詰められてる相手にBBを一生出さないプレイスタイルなんですか?そうじゃないなら、出しましょうよ。もちろん、常にではなく、普段ならBB出すかもって状況が来たときだけ出しておけばいいんです。そもそも論で「こいつ、この状況ならいつもBBを出してくるな」って読まれたら負けなんです。だから、「アースゲイルがなくてもBBを考える状況」で「宝くじ的な保険」として使うぐらいでもいいんです。無料の保険なら、ないよりあった方が良いでしょうよ。だから、出しておけばいいんです。


ということで。アースゲイルは、使えるし、使いたいんです。
そして防御側には、「3~4回に1回しか当たらない」としても、それを3回4回と出されたらどうなるのか、という部分はちょっとだけ考えてみて欲しいです。



・・・はい、今、「3~4回も撃たせる方が悪いじゃん・・・アースゲイル見てからQDで潰せよ」って思った人、少しだけでもいません?なるほどなるほど。確かにそのとおりですね。

QDですぐに殴れる距離を、ウェンディー相手に保ってくれて、ありがとうございます!!QD1回分の距離で、ウェンディーと殴り合いしようぜ!!



さて、潰すという単語を使ってしまったので、最後に。
強ショットの撃ち分け、横(こちらから見て垂直寄り)に移動すると読んで出したら、相手が動いてなくて、QDから反撃を受ける。よくある光景だと思います。

なんだかんだで、アースゲイルも同じような感じで使ってます。相手がQDではなく横にNDすると読んだのならば、出しておく。読み勝っても即ダメージではないのでお勧めとまでは言いません。
ただ、アースゲイルの発生42F硬直54Fに対し、NDの拘束時間がガデスで24F、その他キャラは26F以上で、そこからQDからの反撃が来ます。こう書くと非常に難しい状況に見えますが、見てからだと発生は確実と思ってよく、風の流れも合わさってフレーム的には大ダメージは意外と確定しないものです。BBとの二択をかけられてしまいますが、それぐらいのリスクを負っても良いと思える状況であれば狙っていって良いと思ってます。
特に面白いのは玄信戦です。設置した符をゴミで消す可能性があることと、風で流されるため、符に隠れることがしづらくなること。そういったプラスアルファがあるならば、なおのこと狙って使用すると(与ダメージ以外の)リターンの期待値が上がることになります。
こればっかりは、何度も使って体感し、何度も食らって反撃の感覚を掴むしかないと思いますが、試す価値はあると思います。


ということで、アースゲイルも使っていきましょう。

以上。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?