手加減と上達

閑話。
いや、もう、キャラ別話、重い。息抜きに。

基本的に、私のスタンスは「練習した(成否にかかわらず)ことしか本番ではできない」なんですね。だから、毎日毎日手加減し続けると、手加減する練習しかしていないことになるから下手になると思っています。
そのため、適度に本気・適度に手加減で遊んでいたのですが、手加減の方法次第では、実際は下手にならなかった、それどころか場合によっては上達したと思っています。

ただし、どんなゲームでもとかどんな人でも、という話ではなくて。プレイ人口の少なさ・Wikiや各SNSでの情報の集約がないこと・ネシカ版だけでも10年以上続けていることなど、これらが複合したため、結果としてちょっと非効率ぐらいで上達に繋がっただけではないでしょうか。

さて、具体的に手加減について。

例えば、確定コンボを捨てる
こちらが攻撃時、確定コンボをやめてBGができるようなコンボを出すことです。これにより、意外な連携が発見されたり、思いもしなかった相手の反応がフィードバックされたり、思いがけない発見がありました。

例えば、何も考えず超能力技を出す
普段はリスクが高いからとか無駄しかないからとか、様々な理由で出さないタイミングで超能力技を出したりします。
これらも「見てから確定反撃を取りづらい」「近い間合いだとBGできない」「間に合わないのについ反撃したくなるっぽい」など、理論ではちょっと出ないような相手の反応を知ることができました。
結果的に、これらの情報の積み重ねは、意外と馬鹿になりません。


これらはプラスの発見とマイナスの発見があります。
仮に、自分より上位の相手と当たって、攻撃(または防御)パターンがどれも通用しないとします。
すると、「(どうせメインの手段が通用しないんだから)さらに別の手段として出せる」というプラス面の他、「速攻で対策された手段を出さない」というマイナスを使わないという面があります。

緊張もする大会で、通用せずどうしようもなく追い詰められた時、なんとか足掻こうとしませんか?その時に思いついたその手段は、過去に、「意外と相手が反応できなかった」のなら意表をついて試すのもありかもしれませんし、「手加減していた相手でもすぐに対策を取れた手段」であれば、さすがにさらに別の手段を考えませんか?

意外と、パッと思いつく方法なんて限られています。
ですが、それは個人レベルの話であって、実際に取れる手段は膨大です。
結果として、突然思いつくような手段を先に試しておくというのは、武器になります。

ということで。
初心者相手でもやることいっぱいあるから。
俺は乱入するし、してほしいぞ。

※追記
そうそう。じゃあすべてが適当にやって対戦してるのかというと。
「コンボ数を減らす=攻撃回数は増やす=駆け引き回数は増やす」になりますので、その部分だけは手加減になっていません。
読み勝ち・読み負けの部分は一番楽しい部分だと思っているので、そこだけは極力残してます。


以上。

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