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【ブラッドベリ1000日チャレンジ】#0016

■短編小説 ねらわれた星 /星新一 ジャッジ:○
未確認生物が地球を狙おうとして、地球人を助けるために、皮膚を、溶かすものを発明した。
その発明したものを地球に散布して眺めていると、全然、地球人が死なない。死なないどころか、喜ぶ者もいるという・・・。
あ、皮膚ってそっちのことね。

■詩・俳句・短歌・歌詞 風にならないか/中島みゆきジャッジ:〇
冒頭から言ってることと思ってることが違う表現が続く。
その心の揺れを風で上手く表現している。
自由になりたくて、孤独になりたくない・・・。
もう風にのらないか、ねぇ風にならないか。
風の捉え方がわかりやすくて良い。
あのいろんなところに吹く風を。

■論考 快楽について/森本哲郎ジャッジ:○
冒頭、「自足の最大の収穫は自由である。」で始まる。エピクロスの言葉。
タイトル通り、快楽について論じているが、エピクロスの快楽は、私が考えていた快楽とは違って、「足るを知ることである。」
足るをしらないからこそ、人々は欲望にさいなまれ、人生を苦痛の連続にしてしまう。
ただここで大切なのは欲望というものを共有していなければならず、それをしていないと、何を言っているか分からず、ある人にとっては理解できないものになってしまうから。

エピクロスと共鳴できるか。
最後の作者の、言葉が確かにって思った。
「それは、冒頭のあのことばです。足ることを知らない人、無限の欲望にかりたてられている人、そのような人は、短い人生のなかで、けっして精神の自由を手にすることはないであろう、と私も確信しているからです。」

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