![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44627486/rectangle_large_type_2_285e123844aa4d10056438e736d26c88.jpeg?width=1200)
Photo by
tomokoenokida
枯山水から考える
何かの本で読んだことがあった気がする
「枯山水とは世界を表現しているものだ」
初めて「庭園」といわれるものを見たのはいつだろう
地元が沖縄のため
日本庭園というものを日常で目にすることはほとんどない
おそらく、認識したのは高校生くらい
修学旅行か何かの機会だと思われる
その時の印象は、
「何もないじゃん、なんだこれ?」
枯山水の本質は
それぞれの物質が意味していることについての知識
自分自身のこれまで得てきた経験
そして、香りやせせらぎなど五感で感じる感覚
きっとそれらを総動員して、やっと受け取れるものなのだろう
実はそれに気づいたのは最近になってからだ
きっかけはお母さん大学かもしれない
子どもとの生活を記録する意識がついてきた頃
これまでは何気なく流れていた日常が
かけがえのなく大切なものなのだと気付かされた
それは、
知識や経験、感覚がなければ
ただの風景として流れていってしまう日常
その日常に新たな意味を創造し記録することで
自分にとっても、
周りの多くの人々にとっても
心を動かす思い出の1ページとなるのだろう
多くの人々の心を掴んでしまう「枯山水」のように
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?