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地域創生・地域ブランディング界隈noteまとめ

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地域創生・地域ブランディング界隈のニュースや事例分析の他、マーケティングやデザインなど地域活性化やまちづくりに役立つnoteをまとめております。
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2016年5月の記事一覧

今こそ「家」も1階をひらくべき!「グランド派建築家」たちに学ぶ、1階づくりの所作。たとえば、建築家・藤村龍至の場合「白岡ニュータウン リフレの杜 コミュニティガーデン街区」。

突然ですが、今日から私たちは、グランドレベルに対する圧倒的な能動性を持っている建築家を、グランド派建築家と呼ぶこととします。グランド派による建築ってのは、使い手がつくり手の想像を遙かに上回る能動性を発揮し、1階で行われる人々の営みによって建物とまちが融解していく(であろう)ものです。 そういう建築の1階(グランドレベル)が増えていくことこそが、まちや社会をグッと動かしはじめるリアルな力を持ちうる!ってことで、今回は、グランドレベルの視点で、最近竣工した建築家の藤村龍至さんに

何もないまちに建つ団地の1階がカフェになったとき。栃木県さくら市「NO NAME CAFE」が教えてくれる「ない」は「ある」ということ。

今年に入ってから3回目の栃木。2016年のゴールデンウィークの最後は、栃木県さくら市と日光市の(1)田舎に建つ団地の1階にあるカフェ「NO NAME CAFE」(2)中禅寺湖畔に建つ「旧イタリア大使館別荘」(3)日光の西参道裏で見つけた雑貨屋「TEN to MARU」を巡ってきました。これから3回に分けて、都心から車で約2時間の場所にあるヤバイグランドレベルのレポートです。 最後に登場する日光の雑貨屋「TEN to MARU」の店主・渡辺直美さんにはじめて出会ったのは正月休