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文化の違い


ご無沙汰しております。親友が記事を引用してくれていたにも関わらず、その記事を読まずにいたことを大変反省しております。笑


一番初めに書いた記事で自己紹介をしましたが、経歴が1つ加わりました。


今は富山のとある義務教育学校で働いています。年々その数が全国的に増えている学校です。小中一貫教育といえばピンとくる方も多いかと思います。
もともと、隣接されていた校舎の壁をぶち抜いて1つにしたタイプの学校です。本校では、小学校課程を前期課程、中学校課程を後期課程と呼んでいます。


小学校、中学校それぞれ分離しているところではあり得ないであろう制度や文化を一部紹介したいと思います。


①教科担任制

中学校では当たり前の制度ですが、前期課程でも積極的に行われています。全教科ではもちろんありませんが、前期の先生が後期に、後期の先生が前期に教えに行っています。専門性の高い授業を受けられること、いろんな先生と関わりをもてることはプラスに働くでしょう。
自分は後期には教えに行ってないのですが、「来年からガンガン行ってもらうからね!」と、校長先生や教頭先生から言われました笑


②職員室が同じ

このメリット、意外と大きいんです。いろんな先生に聞いてまわれるのは本当にありがたい。さまざまな視点から意見をいただけるので、思考の偏りがなくなっている感じがします。前期はいろいろな教科を教えなければなりませんから、教科の先生に専門的なことを教えてもらえる。このメリットを活かさないわけにはいきません。
特にぼくは、だれにでも突撃して質問をガンガンし、意見をガンガン取り入れるタイプなのでこの文化におそらく最も恩恵を受けているかもしれません。笑




昨年度設立されたばかりなので、手探りのことも当然多いです。その中でもそのメリットを最大限に活かそうと考えられる先生方には頭が上がりません。

富山県の採用制度では、小中どちらもの校種を経験する人が少ないだけに、ぼくのようなタイプはかなり希少だそうです。その経験があるからこそ、

「中学校でもっとこうしてほしい。」

「それは小学校の間にやっといてくれよ。」

という思いもたくさん感じてきました。

実は先日、前期の先生と後期の先生が校内放送について揉めておりました。一見険悪にも感じましたが、それは重要な議論のようにも思えました。

それを擦り合わせる環境にあるので、自分も早く慣れてそのメリットを最大限に活かした教育ができたらと思っています。



自分はというと、ひさびさに富山の学校に、今度は先生という立場で戻ってきたわけでしたが、岐阜と比較して宿題や給食配膳1つとっても全く違います。

「懐かしいなあ。」と感じつつも悠長なことは言っていられないので必死こいて子どもと向き合っているところです。


また落ち着いたころにでも、4月に何を大切にしながら子どもと相対しているかを書けたらなと思っています。(落ち着くかな。。。
    なにせ4月は「4わす」。。。)
読んでいただき、ありがとうございました。

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