40代からの普通自動車免許(AT限定)取得への道【運転免許センターでの学科試験編】

いよいよ最後の記事となるのか?免許センターでの最後の学科試験に臨みます。

本来は免許センターでの「技能試験」と「学科試験」を受けて合格であれば免許の発行となるのですが、教習所を卒業するとこの「技能試験」が免除になるという仕組みです。

ちなみにこの免許センターでの技能試験のことを「一発試験」と呼んだりするそうなのですが、その合格率は5%程度だそうです。

免許センターは自宅から車で8分、徒歩37分、自転車なら15分(&少し上り)程度の微妙な位置。

朝は8時30分から受付で、9時までに受付が完了しないと試験が受けられないとの脅しを受け、8時15分頃には教習所につくように調整して、妻にも早起きをしてもらって車で送迎してもらいました。

それにしても眠い。

前日も教習所の卒検のために早起きしたので二日続けての早起きです。

やはり一番の敵は眠気です。

免許センターについたら教習所で説明を受けた通り、書類一式を持って先ずは試験をうけるための受験料1,750円を支払います。

残念ながら現金のみでしたが、お釣りはありそうでした。これは免許センターによるみたいで、場所によっては電子マネーしか受け付けないところもあるみたい?

全国共通でどちらも対応できるようにして欲しい限りです。

支払いを済ませたら印紙的なものを納付書に貼ってくれて、またそれら書類一式を持って受験受付窓口に。

そっちの窓口は2個あってそれぞれ12名ずつくらい並んでいた。

少し空いている方に並んで待ってても全然進まずに少し不安が出た頃、管内にチャイムが鳴り、窓口のカーテンが開き列の先頭から手続きが始まりました。

まだ始まってなかったのか・・・と少しホッとします。

書類が全部揃っている人は直ぐに終わり、揃っていない人は書類台で書いて再度並び直しという感じ。

僕の場合は教習所がとても親切だったのか、日付や署名をした書類を何も問題なくただ出すだけでした。

一箇所、免許証の暗証番号4桁を2個書く場所があるのですが、僕の前方4人目くらいに並んでいた人が記入していなかったみたいで受付の人に

「ここに暗証番号4桁、2個書いて」

と言われていたのですが、本人はなぜかまごまごしている。

4桁の暗証番号なんていつも使っているものや、そうじゃなくてもかなり人が並んでいるのでパパっと適当なものを書けばいいのになぁと思ったのですが、受付の方もなぜ直ぐに書かないのかわからない様子で、

「では、ここに暗証番号を書いたら再度並び直してください」

と言って順番を送りました。

列から離れたその方は知り合いと一緒に来ていたみたいで聞き耳を立てると聞こえてきたのは外国語でした。

なるほど。何を書けばいいのかそもそもわからなかったのか。

教習所などで指示がなかったのかなと少し残念な気持ちになりました。

一瞬で終わる視力検査

眼鏡を外すとどれくらいの視力かを答えて、見慣れたランドルト環の方向を言い、信号に模したランプの色を答える。

30秒もかからないくらいでした。

入室順に座る試験会場

200人はゆうに座れそうな広い教室に今日は40人くらいでした。

二種免許を取りに来ている方、自動二輪の方、海外の方など色々です。

指定された席に座って、ラミネートされた記入例を見ながらマークシートを記入。

名前や生年月日や卒業した教習所なども書きます。

受験番号は18番。これは合格発表のモニターにも表示される番号なので忘れないように気をつける。

座った席は8番で、配布された問題の番号は18番。

やけに8が続く。

誕生日も18日なのでなんとなく幸運の予兆。

9時ピッタリに扉が閉められて簡単な説明の後に試験開始。

終了時刻が10時2分で試験時間が50分なので、開始したのは9時12分ということになる。

問題は・・・非常に簡単でした。

仮免の効果測定が難しく仮免学科が簡単だったのと同じように、教習所の卒検の効果測定の方がはるかに難しく、この学科は簡単でした。

もちろん勉強していないとわからない問題もチラホラあります。

それを全部落としてしまうと確かに90点は下回りますが、よほど深読みしない限りは大丈夫だと思います。

あの細かい数字を覚えたのは何だったのかと。。。

問題のレベルが違い過ぎて、逆に疑心暗鬼になるくらいです。

「残り20分です」

試験官の方がそう発声するのと同時くらいに最後の問題を終え、マークにミスが無いかだけを確認し、問題を読みながらの確認はスキップしました。

回答用紙を裏返し、荷物を持って先に退出します。

退出したのは僕が一番最初でしたが、おそらく終わってても退出するのを遠慮していた人たちが次々に退出してきます。

次は合格発表がおこなわれるモニターが設置された待合室で待ちます。

結果発表!

格付けチェックの浜ちゃんの声が聞こえてきた気がします。

これまでドラマなどでしか見たことのない教習所の合格発表。

受験番号が表示されていれば合格。

一番端のモニターに一気に表示されます。

005・・006・・007・・011・・014・・015・・017・・・・

018

合格でした。

自信はありましたがなんらかのミスなどもありえるのでやはりドキドキはしていました。

その後は写真撮影があったり(ちょっとひどい顔に…)、交通安全協会への加入を丁寧にお断りするなどしているうちに、あっという間に免許が発行されました。

印刷とか・・・速い!

免許発行手数料の2,050円(これも現金!お釣りはあったけど1万円は嫌がられそう)を支払ってついに手元に免許証が!

これで3月30日(土)からスタートした運転免許取得への道は終幕となります。

色々ありましたが結果的にはすべてストレートで免許取得に至りました。

これはゴールではなくスタートなので、常に安全運転を心掛けて行きたいと思います。

そして一連の記事が、40歳を過ぎてから初めて免許をとろうとした人の背中を押すものとなれば幸いです。

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