40代からの普通自動車免許(AT限定)取得への道【入校説明と適性検査編】
送迎バスは毎回同じ場所には停まってくれず、やや場所がずれるのと、同じ車種ではないこともあるらしい。
車体に教習所名のロゴが入っていないこともあったりでちょっと迷った。
この日は途中で一人をピックアップして僕を入れて2名の送迎だった。
二人だけの入校説明
学科の教室に入ると若い男性が既にひとり座っていた。
「こんにちは」と軽く挨拶をしてから少し離れた席に座る。
相手も気恥ずかしそうに、いや、おっさんに挨拶されるのがダルそうに、それでもしっかりと「こんにちは」とかすかに聞こえる程度の声で返してくれた。
ほどなくして指導員の方が少し息を切らしてやってきた。
記入書類や必要アプリについてなど色々と説明をはじめようとするが、どれも特に聞かなくてもモニターに映る説明を見ればわかる感じだった。
若い子ならなおさらだろう。
「教習原簿」の取り扱いだけは特別だったので説明はそれだけでいい気がした。他は20分の説明を1分に省略できる。
数名増えての適性検査
適性検査7人くらい同時におこなった。5人は既に技能教習を受けたりしているようだったが、適性検査をあとから受けることもあるのかと疑問だった。
適性検査は全7項目。
テストではないので気楽だ。学生の頃にIQテスト?的なものをやったりしたがそれにそれに少し似ている。最後の項目は心理テストのようなものだった。
1~6項目の詳細や順番はあまり覚えていない。
左右の文字の違いを見極めるもの、三角形をどれだけたくさん書けるか、単純な引き算を繰り返すといったようなもので難しくはない。
時間制限があったので必死にやっていたが、3項目目が終わったくらいで「これで何の適正が測れるのだろうか?」という疑問が沸いた。
最終的に思ったのは1~6項目はただ単に単純作業をやらせて脳を披露させているのではないか?その状態で7項目目を回答させることでよりフラットな回答になることを目的にしているのではないかと。
確信はない。
そして適性検査の結果は直ぐには出ず、技能教習の1時間目に渡された。
問題はなかった。
ふたたび二人きりの学科教習
適性検査が終わると5人は退席し、また二人だけ残された。
教習原簿の色が違うことに気が付く。
年齢か免許の種類か。
一時間目の学科はなかなかツラかった。
動画を観る⇒指導員が説明する⇒動画を観る・・・の繰り返し。
動画は少しドラマ風になっていて、くすっと笑えるように構成されているのだけれど、こちらの調子がよくないと笑えない。
横に座る彼はくすりとも笑わない。
指導員は少し笑う。(何度も見ているのでは?)
地獄だった。
そしてとても簡単な質問をされるのだけど、ことごとく間違える彼。
時には質問を聞き取れずに聞き返す彼。
地獄だった。
オンライン学科のある教習所を選んでよかったと心底思った。
帰りのバス
この日の帰りのバスは僕を入れて3人だった。
少しカウンターで質問などをしていたので、バスに乗り込んだのは僕が一番最後になった。
授業後、バスの発車まで10分は余裕があるはずだけれど、乗る人が揃ってしまえば発車をする仕組みなので少しプレッシャーがある。
このあとも第一段階の学科はすべてオンラインで、技能教習の時にしか来校せず、教習の直前に着くバスと直後に発車するバスに乗るので、学科の質問があった時に質問するタイミングがないのはネックだと思った。
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