40代からの普通自動車免許(AT限定)取得への道【みきわめ・修了検定・仮免試験編】

先日、無事に効果測定を合格したのでこれで一応修了検定を受けられるようになりました。いわゆる仮免試験です。

教習原簿には「みきわめ」のための紙が貼ってあって、11時間目までは何も書かれず触れられずでしたが、どうやら12時間目(第一段階の最後)に「みきわめ」という、このまま修了検定(技能)を受けて合格できるかどうかを判断するチェックがあるようです。

試験ではないので何かミスをしたら不合格ということはないみたいですが、修了検定をうけられるかどうかの良・不良はあるみたいです。不良であればその時間内に繰り返しチャレンジして良になるようにすれば大丈夫で、全体的にまだまだ不良ということであれば補習が必要になるということでしょう。

幸い、最後の1時間でのみきわめは「普通に運転できれば大丈夫」というお言葉をいただいたので、問題なかったようです。

スケジュールの問題で修了検定の前日に1時間乗ることができたのは少し安心材料になりました。その1時間の前は3日空いてしまって、少し運転の感覚が鈍くなり、クランクでぶつかりそうになったり、前の車につられて一時停止無視をしてしまったりと散々でした。

修了検定当日

いつも教習時間は午後でお願いしているのですが、この日だけは教習所の都合もあって11時過ぎからスタートでした。

最初に検定の流れの説明。

今回、普通車AT限定で修了検定を受けるのは僕ともう一人の女性だけでした。

教室に移動して説明を受けます。

指導員はこれまで一度も教わったことがない方でしたが、とても気持ちの良い方で「落ち着いてくださいね」と何十回も言ってくれて、むしろ指導員さんの方が慌てているようで少し緊張がほぐれました。

そういう作戦だったとしたらすごい。

検定のコースは1~3の三種類。1コースの練習量が一番多かったので、3コースあると言いながらも なぁなぁ な感じで1コースに決まっているのかななんて思っていましたが、サイコロで決める感じでした。

1か4なら1コース。2か5なら2コース。3か6なら3コース。

「自分でサイコロ振って決めたいという方はいますか?」

いる訳がない。

指導員さんが振ってくれて、結果は「5」。つまり2コースに決まった。

クランクとS字が唯一逆方向からの侵入になるコース。

個人的には走る距離が少ないのと、確認系の場所が1箇所少ないのと、クランクに右折で入る方が好きだったのでラッキーでした。

そのあとも「検定中はもう一人は後ろに乗って喋らない」「乗るところから降りるところまでが検定です」といったような諸々の説明を受けていざ出陣。

何の順番かはわかりませんが、女性が受験番号「1」で僕が「2」だったので、良いのか悪いのか二番目の運転でした。

これはサイコロで決めないんだなと。

高まる緊張

荷物をトランクルームに入れて検定開始。

僕は二番目だったので説明されたとおりに左の後部座席に座って置物のようになる。

一人目の運転を見ながらチェックすればイメージトレーニングになるかなぁなどと思っていましたが、逆に感覚がズレそうで途中で止めました。

ここは確認だな、指示器を出す、巻き込み確認、などなど要注意ポイントだけ復習して、クランクなどはボーっと眺めていました。

幸い一人目の方も僕が見る限りでは、発進時と途中の寄せ時の指示器忘れと、1回だけ巻き込み確認できていない以外は大きな減点はなさそうでした。

これで不合格ならたぶん自分も不合格だなという感じ。

緊張と集中がちょうどいい感じになりつつも、やや緊張が上回った状態で交代。

いつものように車の前後の下に危険物は無いかをチェックし、大げさなほど後方を確認して車に乗り込む。

手順通り準備をしたら、指示器を出すのを忘れないようにして出発。

3時間くらい前の教習で僕も同じく指示器を出さないというミスをしたので身体が覚えていた。

その後は滞りなく、それでもやっぱりクランク・S字は緊張しつつも切り返しややり直しもなく、忘れがちなクランクの入口での巻き込み確認もしっかりとでき、発着地点まで戻って終了となりました。

ただ、、、最後にエンジンを切り忘れ・・・。。。

合格発表までの待ち時間

車から降りたらワンポイントアドバイスをいただく。

「左折の時に右に行く傾向があるので、気をつけましょう」というのが総評でした。

膨らんでいるということなのか、ハンドルを戻すのが早過ぎるということなのかまで詳しく聞けなかったけれど、次からは意識しよう。

「では次は学科なのでロビーで合格発表があるまで勉強してお待ちください」

指導員の言葉や声のトーンから察するに、どちらかが不合格ということもなさそうだったので、恐らく大丈夫かなぁという感じで待つ。

とは言え確信がある訳でもないので、勉強しようにもちっとも頭に入ってこない。

ここで不合格だと補習を受けてもう一回チャレンジしないといけないし、補習費用も合わせて約15,000円程の検定料が飛んでいく。

いいことは何一つ無い。

もしも「安心プラン」的なものがあって、補習を何回も受けられたり、検定も何回受けても料金が変わらないプランがあるならそちらの方が余計な心配をしなくていいぶんだけオススメかもしれない。

なんとなく教本の練習問題の間違えた設問を見直したりしながら発表を待つこと20分程。

いつもとは趣の違うスーツの男性が登場し、合格者の番号と氏名を読み上げる。

無事に合格。

一番の女性も合格していた。

仮免学科

普通AT限定以外の修了検定もおこなわれていたらしく、追加で2名の合計4名で学科試験となった。

問題は50問。時間は40分。

マークシート方式ではなく、鉛筆で正誤のどちらかに✕印をつけていく方式でしたが、これは教習所によって違う気がしました。

早く終ってそれ以上直さなくてよければ時間の途中でも退出OKとのこと。

問題の難易度は低かったです。

効果測定の方が10倍難しい。

1問目から順番に50問目まで解いて、今度は50問目から逆にチェックをして25分くらい。

それ以上見直しても、深読みし過ぎて墓穴を掘りそうなので回答用紙を伏せて退出。

4人中2番目の退出だった。

修了検定合格・仮免ゲットだぜ!

またまた合格発表までの待ち時間が長い。

ロビーのテレビをぼーっと見ながら待つ。

手ごたえはあったので技能ほど心配ではなかったけれど、それでもそういう時ほど何かをやらかしていることもあるので油断せずに待つ。

しばらくして先ほどと同じ男性が出てきて合格者の受験番号と名前が発表される。

3人が合格で1人だけ落ちた。

少し気まずい空気が流れつつも合格者3人は別教室に。

二段階目のスケジュールや教習の内容、バスの予約の注意点などを聞き、帰る前に簡単な視力検査をおこなって解散。

次回(翌日)には仮免許が発行されているはずなので受付で必ず受取ってくださいとのこと。

あれ、警察署かどこかに発行を依頼して取りに行ったりするのに2~4日くらいかかるとどこかで読んだ気がしたけれど(なんなら今日そのように説明をうけた気がするけど)、翌日には受け取れるのか?

なんにせよ、仮免ゲットだぜっ!

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