40代からの普通自動車免許(AT限定)取得への道【オンライン学科編】

対面教習が必要な第一段階の初回の学科が終わったので、残りの2~10はオンラインで受講する。

別の同意書に署名をしなければならないほどオンライン学科の「途中中断」は多いのかと心配しながら始める。

使用しているのはGackerというサービスらしい。

スマートフォンかタブレットのみが対応で、PCではダメらしい。理由はおそらくカメラへのアクセスが必要だからかな?

とりあえず動画を見ている間は、

  • 飲食禁止(テレビや漫画などももちろんダメ)

  • 長期離席はダメ

  • 誰か他の人が映ってもダメ

  • 音声がミュートになってもダメ

  • 通知や着信などで遮られてもダメ

  • 充電が切れるのは注意

  • 途中で問題が出るので40秒以内に回答

  • その後に顔認証が入るので写真を撮る

  • 最終的には指導員が「何か」を確認してハンコ

とのことで、どこまで厳しいのかわからないので真面目に頑張る。

学科は1回50分だけれど、49分のところで中断されたらたまらないのでスマホの設定を事前に詳しく調べる。

僕はAndroidなので「機内モード」「WiFiはON」「フォーカスモード(GoogleChromeのみ)」の設定で対応した。

機内モードで電話の着信を排除し、WiFiは動画を見るのに必要、フォーカスモードでGoogleChrome以外のアプリの通知を一時的に一括でOFFにするという感じ。

基本的にこれで問題なかったが、あるとき受講中に「フォーカスモードがONになっています」という通知が出たことがありドキッとしましたが、何事もなく大丈夫でした。

ねむい・・・

久しぶりの「授業」。楽しめるかなと思っていたが、とにかく眠い。

話の進むスピードが遅い。そして動画の構成が「ビデオを流す⇒同じことをスライドを使って指導員が説明する」の重複になっているので余計眠い。

全部で9時間あるけれど、半分程度、5時間くらいに短縮できる気がする。

そのぶんだけ技能教習時間、もしくはシミュレーターのようなもので練習する時間を増やしてほしいと感じた。

もしかしたら対面学科の場合は少し工夫があるのかもしれないけれど、もっと地獄の可能性もあるので考えるのは止めておこう。

これだけ退屈だとGackerというサービスがどれだけの性能を有しているのかの方が気になって集中できない。

  • AI顔認証と出ているが個人識別をしているとは思えない。

  • 教習中自分の顔が常に映っているが、スマホのカメラの位置の問題で画面を注視していると目線が横にずれている

  • ので、スマホの横で漫画やTVを見ていてもわからなそう

  • イヤホンをつけているのは映らないので、隣に別のスマホを置いて好きな動画を見ててもわからなそう

  • 一瞬のフレームアウトは姿勢を正そうとすると起こるので、それに乗じて飲食はできてしまいそう

  • 最終的に指導員が確認するのは問題回答後の手動撮影写真のみじゃないか?(50分の動画を録画してるとは思えない)

  • が、ランダムに撮影している可能性は拭えない

  • こちらの音は聞こえないはずなので音関連は何をしても大丈夫そう

  • Androidのマルチウィンドウ機能を使ったらどうなるのか?

などなど、悪いことが数々と思い浮かぶ。

とは言え時間を使って実験をする程でもない。

結局、3日で9時間の第一段階の学科教習を終えて初の技能教習へ挑む。

微妙に間違い続ける練習問題

教習所側でプリントアウトした練習問題や、スマホで挑戦できる問題集などがあって空き時間に解く。

第一段階仮免試験前の効果測定までの出題範囲なので狭い範囲のはずなのに間違える。

1回50問で43点くらいをうろちょろ。

準中型・中型・大型あたりの数字を憶えていないのと、標識・標示がまだ覚えられていないのは自覚しているのでいいのだけれど、徐行が必要か一時停止が必要かのようなところで間違える。

「交通整理のされていない交差点で優先道路に出る際に徐行して通行した」

優先道路に出る前は一時停止だろうと思い込んでいたが、多くの場合で表示や標識で「止まれ」があるだけで、基本的には徐行のみでいいらしい。

う~ん。

「踏切に信号機がある場合は、一時停止せずに信号に従ってそのまま通過することができる」⇒ 正解は✕

「「車」は、歩行者用道路を通行することはできない」⇒ 正解は○

いまだにこのふたつは納得していない。

別の問題の正解には「信号機のある踏切で青灯火の場合は一時停止せずに通過する」のが正しいとなっている。

後者は教本に「歩行者用道路を通行できる車」があることが明記されている。

なぜだ。

おぼえるぞ最大積載量と車両総重量!

今日の送迎バスの中で暗記をがんばったはず。

おぼえられているかどうかここに書く。

大型車:11t以上・6.5t以上・30人以上(のいずれか)
中型車:7.5t以上・4.5t以上・11人以上29人未満(のいずれか)
準中型:3.5t以上・2t以上(のいずれか)&10人以下
普通車:3.5t未満・2t未満・10人以下(のすべて)

上限は全部上の数値の「未満」になる。

試験の時、問題用紙などにこれを最初に書いてしまうのはアリなのかな?

ついでに大型二輪と中型二輪もおぼえたい。

大型二輪:400CCを超える・20.0kwを超える
中型二輪:50CCを超えて400cc以下・0.6kwを超えて20.0kw未満
一般原付:50CC以下・0.6kw以下(20CC以下・0.25kw以下の三輪も含む)

うーん。難しい。間違っているかも。

「総排気量」はわかるけど「kw」の方の項目名をおぼえていない。調べたら「定格出力」だった。

全然関係ないけん引のお話し

けん引・けん引車・けん引免許などの言葉を聞いた時、これまではずっと事故車などをけん引するレッカー車のことだけを指すと思っていたのですが、トレーラーのような後ろにコンテナをくっつけて(?)走るような車(トラックのように荷台が一体型ではない)の場合もけん引だということを知って「なるほど!」となった。

そして逆にレッカー車を運転するのには必ずしもけん引免許が必要ではないことも知った。

被けん引車両が750kgを超えていなければ不要で、750kg以上だったとしてもロープやクレーンなどでけん引する時は不要とのこと。

こういう思い込みが正されたり、知らなかったことを知るのは楽しい。


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