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ここちよさ、探求の旅のはじまり

この記事を開いてくださりありがとうございます。
現在、ホームページを改変している関係で、そのホームページにあった記事をnoteに残しておこうと思っています。

この記事はわたしが独立をしたときに、はじめて書いた記事になります。
当初の想いが残るよう、今読むと恥ずかしい部分もありますが、あえて改変せずに、残しておきます。

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今までお知り合いであった皆様、
また、これからお知り合いになる皆様、お読み下さりありがとうございます。

私は札幌在住のコンディショニングコーチ、竹内修平と申します。

簡単に自己紹介から、
私が何を考えているのかをお話ししたいと思います。

トレーナーとして、がむしゃらに働いた20代 

高校卒業後、スポーツに関わりたいという思いのみで、上京し、アスレティックトレーナーの専門学校に進みました。

アスレティックトレーナーとは、
スポーツ選手が怪我をした時の応急処置や競技復帰までのリハビリテーションを主に行う職種です。

専門学校卒業後、
東京・広尾にある株式会社R-body projectという会社に就職をしました。

この会社では、一般の方からオリンピック選手を対象に、手術後のリハビリからスポーツのパフォーマンスアップまで一貫した指導をしています。

今では当たり前になっていますが、
当時は珍しい、「姿勢や動作評価をし、エクササイズを提供する」ということをしていました。

また、トレーニング施設運営のみならず、「トレーナーの認知の拡大・社会的地位の向上」を願い、トレーナーの育成事業やコンサルティング事業を手がけています。

「どこで?」「なにをやるのか?」が溢れていた当時のフィットネス業界において、常に「なぜやるのか?」を問い、お客様に提示していたスタンスは専門学校では学んでおらず、衝撃的でした。

また、トレーナーという職人的気質の職業において、
会社組織として、一つのビジョンを掲げ、チームで物事を成し遂げていくということに、魅力を感じたのを覚えています。

在職していら9年半の間、
大きなビジョンを達成するために、ファイト一発ならぬ、
「気合一発」で常にギリギリの状態で頑張っていました。

明らかに寝不足や疲労の中、業務をしていることを、
武勇伝として話をしていたのを覚えています。

この経験は私にとってかけがえのない経験です。
多くの方と出会い、様々なことを教えて頂き、夢中になることの素晴らしさを知りました。

在職後期は、トレーナー職を一度退き、マネジメント業務に専務していました。店舗運営、経理、労務、営業、人事などの業務をし、慣れない業務に四苦八苦の日々。

そんな中、プライベート面でも変化があり、待望の第一子を授かりました。

会社組織での役割の変更と、家族の中での役割の追加により、
今までの価値観では太刀打ちが出来なくなっていきました。

会社のマネージャーとして、会社の先輩として、後輩として、家庭の中の夫として、父として、、、、
「立場としての自分」に身動きが取れなくなっていました。

当時の僕は、辛いときに、家族にも辛いと言えず、出来ない自分を責め、また辛くなる。そんな悪循環でした。

後々気が付きましたが、
その当たりから、睡眠が浅くなり、食欲がなくなり、趣味への意欲がなくなり、日々の仕事のパフォーマンスが落ちて行きました。

そして、あるとき、膨れ上がった風船が破裂するように、うつ病が発症しました。

鬱々とした日々からの脱却、『ここちよさ』との出会い 

うつ病になり、会社に出勤していたものの、開店休業状態になっていました。

会社からの配慮により、同僚に業務を依頼し、負担の少ない働き方をしていました。

それまでの頭の中といえば、仕事のこと、家族のことで一杯でしたが、うつ病になってからは、自分の心と身体と向き合う時間が格段に増えました。

その時間の中で、多くのことに気が付きました。

特に大きな気付きは、「心と身体」の関係です。

療養中、主治医の勧めでマインドフルネス瞑想をしていました。
評価もせず、ただありのままを見つめることをして行く中で、身体の状態に目が向くようになりました。

そんなある日、身体に意識を向けていると、不安なこと、緊張することがあると、身体が次第と力んでいることに気付いたのです。

私の場合、不安がある日、緊張している日は、
身体(僕の場合、特に広背筋、大胸筋、大殿筋)が硬くなることが分かりました。

職業柄、試しにストレッチをしてたところ、筋肉はもちろん、心の緊張もほぐれたのです。

まさに、『ここちよい』感覚でした。

別の日に、
リラックスでき、安心する環境では身体の硬さはありませんでした。

それは私にとって衝撃的な出来事として覚えています。

ありきたりではありますが、「心と身体」が繋がっていると認識出来た瞬間でした。

ここちよさ、の探求の旅へ 

鬱の状態も良くなったころ、
今の私にとって大きな影響を与えるいくつかの出来事がありました。

一つ目は、「カラダ大学」との出会い、
二つ目は、「安冨歩さんの著書」との出会いです。

このことを書き出すと更に長くなってしまうので、
別途書こうと思います。

この二つの出会いによって、私の人生が大きく変わってきています。
家族や友人とのコミュニケーションもより良いものになっています。

私が両者から、
「ありのままを生きるには、感覚を信じることが大切。」
「ありのままを生きると、他者とのよい関わり合いが生まれる。」
ということを学びました。

そして同時に、「ありのままを生きることは勇気がいることでもあり、困った時に助けたり、助けられたりする仲間が必要である。」ということも学びました。

その学びから、身体を扱うコンディショニングコーチという職業を通じて、自分らしく生きるためのお手伝いが出来るのではないか。
そして、そのような場を作りたい。
と、考えるようになりました。

今後も様々な形で活動をしていきますが、
ご興味あるかたは、お声掛け下さい。

どうぞ、宜しくお願いします。

応援をしてくださり、ありがとうございます!