統計検定2級の勉強メモ その5

毎日、公式問題集を解きながら、学んだ事や自分なりのコメントを備忘録的に記載しています。問題内容に関しては記載していません。

2変数記述統計の分野
 問6 相関関係の記述

ある大学の入学試験(国語と英語)の受験者得点の散布図が与えられている。両科目とも100点満点の試験で合格点は合計で120点である。
合格者の得点の相関に関する記述として適切な説明文を求める問題
各科目に課せられた最低必要点数などの制約条件が無いので、各科目の
120点部を結んだ直線よりも上にある受験者が合格となる。
模範解答では、合格者全体の相関よりも弱い正の相関となるというのが正解であった。今回の場合、受験生全体のデータに正の相関関係が見られる為、
この様な解答になっているが、もし受験生全体の得点分布が無相関であった場合、直線にて二分した後に負の相関が出現する可能性も考えられる為、あまり良い問題では無いと感じた。(その場合、もちろん偽相関である)
 

3データ収集の分野
 問1 各標本抽出方の性質

データとして与えられるものが、どのように抽出されたかによりデータの利用方法や、それを用いた分析時の判断基準にもなり得る。なので、データの出所であったり抽出方法が記載されていない統計データを用いた分析結果には注意が必要だと再認識した。
それぞれの抽出手順
 ・対象となる全てのリストを作成し、そのリストの中から無作為に抽出
   →単純無作為抽出法

 ・計測対象となる内容を、何かの基準による分類した上で、それぞれの
  グループから無作為に抽出
   →層化抽出法

 ・対象となる複数のグループの中から、無作為に特定グループ(複数可)
  を抽出し、選ばれたグループの全てをデータとしても用いる
   →集落抽出法
 

 

3データ収集の分野
 問2 研究の形態

研究対象の事象が、観察対象の要因により事象の発生状況が変化しているか?を調べる実験研究と、研究対象の事象を何かの基準でグループ化し調査した場合に、観察対象のデータに違いがあるか?を調べる観察研究の違いを理解する問題。

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