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破壊の学校に参加して、何が破壊されたか?

こんにちは、ブログご無沙汰してました。最近、自分が何のためにブログを書くのか、よく分からなくなって、少しお休みしてました。

そんな、ブログから距離を置いてた間に、「破壊の学校」というイベントに参加して、パワーアップして帰ってきました!

破壊の学校はIT界の女帝と呼ばれる奥田浩美さんが企画したイベントで、事前に何をするのかよく分からなかったんですが、とりあえず奥田さんのファンだったので参加を決めました。

目の前のものを破壊することで「創造性」を生み出すという考え方があるそうで、創造より一つ前の価値とし「破壊」と向き合ってみよう。そんなイベントでした。

開催場所は、鹿児島県肝付町。
ここです↓ここで現地集合って段階で想像を超えてません?

ここでなにをしたかというと、いわゆる限界集落に行って、そこで暮らす高齢者、支える行政の方々との交流を通じて、自分自身を見つめました。

撮影:本田正浩さん

生まれた土地で育ち家族を持ち、そして老いていく。私の中に存在しなかった生き方を選択した人、その人たちを支える人たちがいました。

支える側の負担を考えると、町を閉鎖してコンパクトシティに移住を促した方がいいのでは?経済合理性に反している。そもそもなぜここに住み続ける必要があるのか?

視察中、モヤモヤが渦巻いてきました。

一方で、ここを終の住処と選ぶことは、覚悟でもあります。週一回開かれる高齢者のサロンでお会いした方々は、ないことを嘆くのではなく、あることを楽しみ、今を穏やかに過ごしているようでした。

ここで、幸せの定義が足元から崩れるのを感じました。

ちょうど私は、自分の生き方を見つめ直す時期に来ていました。

会社を継いでから、自分とスタッフが食べていけるように、なんとか業績を改善させなくてはと思って必死に働いてきました。ありがたいことに、素晴らしい仲間が集い、新しい商品が生まれ、売り上げも好転してきました

その結果どうなったか、スタッフは忙しくなり、家族関係はギスギスになりました。正直、去年はきつかったです。なんのために働いてるのか?なんてことを考えることもありました。

そんな時期を経て、「私の幸せのために」私と私に関わる人たちが、私らしく幸せに暮らせる仕組みを作っていこう、というミッションが明確になりました。

とはいえ、「私のため」といえば、すごいエゴイストのように誤解されそうやし、「私と私に関わる人たち」というと目線低いと言われたら怖いし、「規模が明言されてない」から夢想家なんて言われるのではと心はグラグラ…。

でも、今回の破壊の学校では、違った価値観と接することで、生き方は十人十色だということに気づき、すっーとこれまでの自分の呪縛が解けていくような、そんな経験をさせてもらいました。

結論、私は私のまま、生きていきます。

セミナー中に、肝付町のおばあちゃんが作ってくれたお弁当をいただきました。料理は愛情。私たちのことを思って献立を考え準備してくださったことを思うと、お腹だけでなく心も満たされてました。

撮影:本田正浩さん

破壊の学校。最初から最後まで、想定外。肝付町の皆様、破壊の学校の世話人の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました!


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