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乃木坂46「全部 夢のまま」考察

はじめに

「ごめんねFingers crossed」の考察にも書きましたが、失恋・恋の終わりの歌が書かれるのは、誰かの卒業がきっかけになっているのではないかと思いました。

他にも「アナスターシャ」があります。佐々木琴子の卒業をきっかけに歌詞が書かれたのは間違いないと思います。

「全部 夢のまま」を聴いたとき、誰かの卒業がきっかけだとすると、該当する人がいないなぁと思ったのですが、発表されていない誰かなのだろうか?とも思いました。すると、大園桃子の真夏の全国ツアー参加未定の発表があり、まさか・・・と感じていた次第です。

「全部 夢のまま」

27枚目は表題曲もお気に入りだったのですが、それ以上かもと思えたのが、共通カップリングの「全部 夢のまま」です。

登場人物は、僕とわがままな彼女で、その破局を描いています。この感情が激しい彼女から連想したのは(わがままだとは思いませんが)大園桃子でした。この楽曲が大園桃子の卒業をきっかけに書かれたものだと解釈すると、より一層、切ない気持ちになります。

「いつでもわがまま言い放題 なだめるのに疲れたし」
「みんなが見ているのに抱きついたり 泣き叫んで怒ったり」
「猛獣使いみたいに 世話がやけるっていいながら きっと楽しかったんだ」

登場する僕の心情がこれでもかと書かれていますが、これはまさにファンの心情なのではないかと思います。

「全部 夢のまま 恋が終わってしまえば楽なのに」
「いつまでも 夢のまま 恋が続くなら幸せだね」
「100万回 出会ったり別れたり 僕の想像上で 君を愛していたい」
「全部 夢だったなんて ズルイ結末じゃなく もっと現実的に 傷つかなきゃ恋じゃない」

「思い出ファースト」

「全部 夢のまま」に、わがままな彼女が出てきたとき、思い出されたのが「思い出ファースト」です。ご存じのように 9thバースデー3期生ライブの最後にわざわざ順番を変えて歌われた、3期生にとっても大切な楽曲です。

つまり、3期生初期曲である「思い出ファースト」で彼女との恋愛が始まり、「全部 夢のまま」で恋愛が終わるということから、大園桃子との出会いから別れまでなのかもしれません。

「わがままだけど好きだよ」
「いつか振り向き 最高の夏だったと・・・」

おわりに

彼女は一度だけ空港で見かけたことがあります。同期3人ぐらいでお店の前で喋っていたのですが、オーラがあって、TVで見るのとは違った、可愛いというより美人だなぁと感じたのを覚えています。

3期生のセンターがいなくなってしまうことは寂しくてなりませんが、今後の彼女の幸せを祈っています。

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