カーテンが隠した君、咄嗟に嘘をついた僕、そして君の笑顔を胸に
はじめにさて、今回はまだまだ幼いころ、昔の思い出を乃木坂46の歌で脚色してみました。
出会い僕(アキオ)がアスカと出会ったのは、転校してきた1年前、夏休みが明けた2学期始まりの日だった。
転校慣れした僕は先生に促され、差し障りのない挨拶を黒板の前でした。そんな僕の目に飛び込んできたアスカは、真っ直ぐな長い黒髪で、少し眠そうな目をしているお人形さんのような美少女だった。
窓際の机に座っていたアスカ。窓から差し込む木漏れ日は彼女の輪郭をぼやかし、開いた窓から吹くそよ風で白い