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藍の生葉染めハンカチ

梅雨が明け、夏本番!
匠宿では夏休みに向けて、自由研究に使える特別体験をご用意しています。
今回は工房前の畑で摘み取った藍の葉を使った「藍の生葉染めハンカチ」の
体験内容をご紹介致します♪


藍の生葉染めのしくみ

藍の生葉染めでは、藍の葉と水をミキサーにかけてできた液体で染めていきます。
藍の葉に含まれるインディカンがミキサーにかけることによって破壊されます。
破壊されると酵素の働きで、インドキシルに変化します。

今回染めていただくハンカチ生地の絹(シルク)はタンパク質でできている為、
インドキシルがよく定着します。
生地についたインドキシルが空気に触れ酸化することで、インディゴという
「青い色素」に変化し生地の色が青くなるという仕組みになっています!

ここからは生葉染めの工程を紹介していきます♪

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STPE1 藍を刈り取ります!

工房前の藍畑から藍を刈り取り、葉と茎を分けていきます!
今回は葉の部分を使用していきます。

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STEP2 生地を絞っていきます!

今回体験できる柄は「板締め絞り」と「巻き上げ絞り」になります。
同じ絞り方でも、同じ模様ができないので世界に1つだけ
オリジナルのハンカチにすることができます!

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STEP3 染液を作ります!

藍の葉と水をミキサーにかけます。
この段階でインディカンからインドキシルに変化します!

ミキサーにかけることができたら、
ネットに入れて葉をよく揉み込んだら染液の完成です✨

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STEP4 ハンカチを染めていきます!

生地を一度濡らしてから、作った染液に生地を入れていきます。
染液の中で1分間よく揉み込みを行います。

1分間揉み込みを行なったら、染液から取り出して青くなるまで酸化させます。
生地がどんどん青く変化していく不思議な様子をぜひ見てみてください♪

お好みの濃さになるまでこの工程を繰り返し、染める作業は終了です!

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STEP5 仕上げ作業をしていきます!

染める作業が終了したら、絞りをほどいていきます!
どんな柄になっているかはお楽しみに!

絞りがほどけたら綺麗な水で余分な染料を洗い流し、
干して乾いたら完成です✨


いかがでしたか?
ハンカチとして使っていただくことはもちろん、髪の毛に巻いて
髪留めやヘアバンドとしてもご使用いただけます!
シルク特有の優しい青色をぜひご自身の手で染めてみてはいかがですか?

■体験詳細
開催場所:駿府の工房 匠宿 工房 竹と染
開催日時:7月28日(金)・7月29日(土)・7月30日(日)
開催時間:10:00〜11:30
定員人数:各回4名
体験料金:2,000円
※服が汚れる可能性があります。汚れてもいい服装でお越しください。

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