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去年の話をした時の鬼(名作くんベスト10)

1月14日。
2020年を振り返るには時が経ちすぎてしまった。

来年の話をすると鬼が笑う、と言うけれど、去年の話をした場合の鬼はどうだ。
失笑かな。気まずい顔をするかな。「なんか…逆にすいません」みたいな。

鬼には申し訳ないけど、年末の配信「2020年の名作くんベスト10決めるわ」と喋ったのが気にかかっていた。
一応発表しときます。監督が選ぶ「あはれ!名作くん」ベスト10。

10位

「およそさん歌ってみた(つる公ver.)」(YouTube限定)
シーズン5前期主題歌、クリープハイプさんの「およそさん」を名作くんたちに歌わせる企画。ユニバーサルレコードさんからお話があったので自由にやれた。
ボルトと迷ったが、一番気に入ってるのはつる公ver。
飲み回のコールとおよそさんの相性がよすぎる。

9位

181話「クイズを解っく」
クイズノックさんとコラボできて嬉しかった回。クイズノックさんはもはやTVで見ない日はないタレントなのに腰が低くてすごかった。
YouTubeの再生数もさすがの伸び。
僕はこのコラボをきっかけに一瞬クイズにハマり、クイズアプリ「みんはや」でA+までいったが、芸大卒ではそれ以上は無理でした。

8位

「つる公の臨時休校」(YouTube限定)
コロナで臨時休校になり、家で暇を持て余す子供たちに何かできないかというので作ったショートアニメ。
このタイミングでは江口さんのソロ収録しかなかったので、つる公しか出て来ないのだけど、いち早くこういうクリエイティブを出せたということで思い出深い。

7位

159話「はじめての保育園」
シーズン4の終わりでメイちゃんが月に帰らず地球に残ることを選択したので、地球に残ったメイちゃんを描くことができてよかった。名作への落とし込みもうまくいった。
名作がどんどんシスコンになっている。

6位

179話「未来から来た僕」
「コントっぽい回を増やそう」という話をして作った回のひとつ。
コントっぽさというのは「どれだけ1つのボケで引っ張れるか」だと思っていて、「未来から来た自分が老け過ぎてて集中できない」というネタで1本まるっといけたので満足。

5位

166話「クラリネットをぶっこわしちゃった」
過去の名作くんの中でも屈指のバランスのいい回だと思っていて、
キャッチーさ、ギャグ、元ネタの強さとどれをとっても気に入っている。
人気も上々で、シーズン5を代表する回。

4位

176話「むすび家の結婚式」
これもコント回なんだけど、キャラ的な魅力があるので「未来から来た僕」より上位にした。
個人的好みで言えばシーズン5のベストかも。
西山宏太朗さんいいですね。またお仕事したい。

3位

「オンラインで会おう」(YouTube限定)
1回目の緊急事態宣言で会社もリモートワーク、飲み会もリモートっていう時期に作ったショートアニメ。
内容としてはベタだけど、名作くんたちでやることに意味があると思った。
こういうのは誰かに頼まれて作るわけではなく、僕ら名作くん委員会の予算の持ち出しです。

2位

158話「あけるなキケン!玉手箱」
個人的隠れた神回。名作ネタも浦島太郎で一般的だし、わかりやすいボケもシュールなオチも併せ持つ。
名作くんを紹介する時によく見せていて、「天才テレビくん」のロケが来た時もこの回を見せた。
ただそのシーンはまるっとカットされてたけど。

1位

183話「闇の名作マージャン」
台本も映像も作るのが一番大変だったので思い入れが深い。
マージャンをそもそも知らないので、手元に何個牌が来るのかもわからない。ポンとカンとチーは何がちがうの?
いろんな人の力を借りつつ、非常に納得いく完成度まで高まった。
花江チャンネルとのコラボ的な回でもあるし、500万回再生されてほしい。


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以上、公約していた「2020年の監督的名作くんベスト10」でした。
自分で自分の作品を褒めてて恥ずかしい。
さーて去年の話をした鬼はどんな顔してるかな……し、死んでる!?

サポートってやつをされてみたいです