見出し画像

観戦エンタメは、種目の垣根が無くなり、総合格闘技のようにチャンピオンシップが行われる代理戦争になる

こんにちはJagiです

私はAI時代のコンテンツ市場について研究していますが、現時点で、AIに代替できないコンテンツとして有力なのは、スポーツや格闘技だと考えています。
それは、コンサートや、漫才ライブ、美術展、動物園などとは違い、結果が未確定の状況から、結果が確定するまでを楽しむエンタメは、その不確実性や不完全性が、AIでの再現が難しく、苦手分野となると考えているからです(私的見解)

しかし、AIが進化することで、この分野でひとつ変わると思われる点があります

それが、異種目対決です

例えば、野球選手とサッカー選手とアメフト選手、プロレスラーにボクサー、それぞれに特化して肉体を鍛えた選手が、最高のパフォーマンスをしていますが、結局一番すごいのは誰なのか?

野球の大谷選手が、もしもプロレスラーとしてリングに上がっていたら、どうなるのか?

そんなそれぞれのスポーツファンの夢の対決を、AIがシミュレーションした数値で競うことが可能になります

なんとなくイメージし辛いかもしれませんが、それぞれのスポーツでいつも通り競い合っているその瞬間をAIで数値化して、ひとつの仮想スタジアムに集めます

そこには、それぞれのスポーツが軍隊として布陣しており、AIがそれぞれのスポーツのあらゆるパラーメータを数値化したデータをもとに、それらの軍勢に力を与えていきます

そうして力を得た各競技の軍勢が戦い、勝ち残った一つの軍勢が、グランドチャンピオンといった具合です

これはオリンピックのような国際競技が、メダルの数で戦う代理戦争のような意味も持っており、自国民のフラストレーションの発散機能を果たしていて、このニーズに対して応える形のエンタメになります

端的に言ってしまえば、俺たち強えぇー、どやぁぁーを、国家間でやってすっきり!隣国には、日頃色々むかついてるけど、スポーツで勝ったから超気持ちいい!ってのを、オリンピック種目だけじゃなく、あらゆるスポーツを総合的に戦わせて、代理戦争するってことです

そんなAIが生み出す代理戦争エンタメを、今日は未来記事としてご紹介してみたいと思います

AI革命によるスポーツ界の新時代:異種目対決チャンピオンシップ


AIの進化がもたらした最大のイノベーションの一つ、スポーツの世界に革命を起こした「異種目対決チャンピオンシップ」をご紹介します。

AIによって可能となった選手の能力や競技の難度の数値化により、あらゆるスポーツ間での競争が新たな形で実現しました。

このチャンピオンシップでは、AIが選手個々の能力を詳細に分析し、得点の難しさや必要なスキルを数値化。これにより、異なるスポーツの選手たちを同じ評価軸上で比較可能にしました。

この数値をもとに、競技ごとに仮想空間上で、軍隊が組成され、戦術や火力、防衛力にパラメータとして反映され、まるで代理戦争のような形式で競技同士の戦いが行われます。

例えば、バスケットボールの選手が一つの3ポイントシュートを決めると、その競技国家の攻撃力が上がる一方で、サッカー選手がゴールを決めると、相手国の防御力が低下するという具体的な反映が見られます。このダイナミックな変動が、ファンにとっては非常に魅力的で、戦況を一層緊迫したものにしています。

こうして競技ごとに、リアルタイムで選手のパフォーマンスが数値に変換され、戦況が常に更新されます。ファンたちは、自分が応援している、選手やチームだけでなく、国家の垣根を越えて、競技そのものを応援することができるようになり、益々熱狂しています

このチャンピオンシップが始まって、10か月、現在、サッカー、バスケットボール、フルマラソン、クリケットの4強がラストステージに進出しており、一進一退の攻防を繰り広げており、まったく予想がつかない状況です

いよいよ、最終局面となった、異種競技チャンピオンシップの、最初の全競技世界王者はどの競技なのか?

世界中のファンが、その歴史的瞬間を目撃する日を心待ちにしています。

いかがでしたでしょうか?

違う競技のファン同士が、チャンピオンシップについて語り合う
こういうことが出来るようになるなら、まだまだ私たちには楽しい未来が待っているような気がします

ではまた。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?