オークス 馬体診断予想~過去の名馬の馬体がサークルオブライフやナミュール本命◎に待ったをかける

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◇2022年予想的中レース一覧 <現在31戦18的中>
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京都金杯|★ザダル7人気1着
日経新春|◎ヨーホーレイク3人気1着
京成杯 |★ロジハービン5人気2着
AJCC|◎ボッケリーニ4人気3
東海S |★スワーヴアラミス7人気1着
京都記念|★タガノディアマンテ8人気2着
共同通信|★ダノンベルーガ3人気1着
中山記念|★アドマイヤハダル3人気3着
阪急杯 |★トゥラヴェスーラ9人気2着
弥生賞 |★ボーンディスウェイ9人気3着
スプリS|◎ビーアストニッシド5人気1着
阪神大賞|★アイアンバローズ5人気2着
日経賞 |◎ボッケリーニ4人気2着
大阪杯 |◎アリーヴォ7人気3着
皐月賞 |◎イクイノックス3人気2着★ジオグリフ5人気1着
フローラ|★シンシアウィッシュ9人気3着
マイラー|★ファルコニア4人気3着
Vマイル|★レシステンシア6人気3着
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■「オークス」馬体診断予想
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▼予想実績 ※…配信なし
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2021|不的中
2020|★ウインマイティー13人気3着
2019|不的中
2018|◎リリーノーブル4人気2着
2017|◎アドマイヤミヤビ2人気3着
2016|◎シンハライト1人気1着
2015|◎ミッキークイーン3人気1着
2014|◎ハープスター1人気2着
2013|★メイショウマンボ9人気1着
2012|不的中
2011|不的中
2010|◎アパパネ1人気1着
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▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
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▼馬体レーティング ※文末公開
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112|1頭
111|アートハウス、ウォーターナビレラ、ナミュール、サークルオブライフ、他3頭
110|パーソナルハイ、他4頭
109|1頭
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★2頭
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▼馬体診断
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(所感)
人間で言う思春期の乙女による戦いで、
しかも、一気の距離延長と、不確定要素
が多分に影響しそうで難解なイメージが
ある本レース。


ただ、その印象の割りに、過去10年で

2021|不的中
2020|★ウインマイティー13人気3着
2019|不的中
2018|◎リリーノーブル4人気2着
2017|◎アドマイヤミヤビ2人気3着
2016|◎シンハライト1人気1着
2015|◎ミッキークイーン3人気1着
2014|◎ハープスター1人気2着
2013|★メイショウマンボ9人気1着
2012|不的中

結構当たっている。

が、正直、馬体的に「相性がいい理由」
は今一つ見出せない。たまたまだろう。

強いて言えば、馬体的に「同舞台の他の
レースよりは適性よりも完成度やSP面
の裏付けを重視しているかな」と言った
ところ。


以上、時間がないので、初見以外は特徴
解説は省略し一言程度で行きたい…と、
いつも書く前は思うのだが、書き出すと
色々解説してしまう。今回こそ短文で。


今走<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
アートハウス
初見。だがまぁこれはわかり易い。つい
最近も同じタイプを見た気がするが。

とにかく、結論から言うと、中距離仕様
の万能省エネモデル。よく「ダノンプレ
ミアム型」とか評しているやつだ。

ざっと、<シルエット>は「小顔で首差
し軽く、箱型短背な上体、四肢長め」。

そして、その<骨格構造>が「肘・膝関
節下がハイセッティング、あと、振り子
起点が少しフロントより」など。やはり
、典型的「ダノンプレミアム型」だ。

以上、全体のトータルバランスがよく、
パーツ単も癖アラもない無難な好馬体。

ただ、構造的には適性や性能面で、今走
屈指の評価にはあと一歩かな。仕上がり
や化骨成長でも抜けた評価までにない。

と、中内田厩舎か。そういやダノンプレ
ミアムもこの厩舎だったかな?。もし、
そうなら、この手の馬体が調教師の好み
なんだろう。


ウォーターナビレラ
この馬も、先のアートハウス同様、万能
中立な中距離仕様な要素がある。ただ、
アートハウスよりはSPシフトした構造
でマイラーよりだな。

そういや、アートハウスも、ぱっと見て
「リファールがあるかな?」と思ったが
、本馬こそまさに母父キングヘイローの
影響、リファールの血を感じる馬体だ。

以上、本レースで重視している現時点の
完成度とSP面では最上位だが。


ナミュール
やはり馬体を見ると、今回も「他馬とは
少しモノが違うかな」というか、真っ先
に本馬に目がいく。

ちなみに、「何が違うのか?」といった
具体的な解説は省略。前走の<桜花賞>
とかそれ以前にしているはず。一言だけ
言えば、他馬にはない「深み」長躯短背
の秀逸な上体の起点バランス構造だ。

以上、今回も距離適性以外の、他全ての
面で高評価すべき馬体。とまぁ、厳密に
は根幹もベストなので、距離”尺”適性
以外では欠点がない。

また、化骨完成度も高く仕上がりも上々
とくれば、最右翼評価すべき…と思いき
れない。迷う。

その迷いとは、過去この<オークス>で
本馬と同じように「馬体はマイラーなが
ら、人気でも本命◎を打てた馬たち」と
の違いかな。

ハープスターとか、スイープトウショウ
とか、古くはファイトガリバー。それら
の馬体が、本馬本命◎指名を思いとどま
らせる。

ずばり、本馬とこの名牝3頭とは「1点
明確に違う部分」がある、それがどうも
気になる。

それが小足セッティング。つまり、本馬
は、先の名牝たちとは異なり、「足回り
がより加速急坂シフトでより<桜花賞>
向き」の馬体なのだ。ということで、印
は人気では対抗○までかな。


パーソナルハイ
初見。この馬名は記憶がある。おそらく
前走の<桜花賞>で、<デビュー前>の
馬体写真をチェックして、そこそこいい
印象を持った馬なんじゃないか。

実際、現在の馬体も持続惰性に向く上体
、かつ、足回りからもSP面の裏付けも
上々で素材はなかなか良い。

以上、ただ馬体マイラーでも、この手の
タイプは距離の融通性がききづらい。

やはり、マイラーでもナミュールなどの
ような振動収縮向き構造が距離延長では
吉。


サークルオブライフ
この馬も、過去詳細な馬体解説済のはず
で細かな話は省略。

結論を言うと、今回数少ない今走コース
適性一致の【持続C型】モデルだ。実際
ここまでの馬では、本馬以外で持続分類
するならはパーソナルハイくらい。かつ
、パーソナルより断然距離適性が長めの
造り。

しかも、明らかに前走の急坂<桜花賞>
よりこのフラット東京がいい構造。かつ
、成績も前走の負けが期待値上昇という
いい面となっている。

ということで、ここでパフォーマンスを
上げてくる可能性は高い。

ただ、この馬も先のナミュール同様に、
過去の名馬の馬体が本命◎指名を思いと
どまらせる。

本馬の場合、父エピファネイアの馬体が
本馬本命◎に待ったをかけている。前が
どうも厚く硬い。肩甲骨尺、起点位置が
父比で完全にコンパクト設計。そもそも
そこの長さ広さこそが、父の馬体最大の
長所だっただけに。

以上、規格スケールもありG1勝っても
驚かないが、父より中距離&加速シフト
な面がある分、この馬も人気では本命◎
一歩手前。


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