伸びた鼻は程よく折られる

こんばんは、ひろなかです。
気づいたら一週間近く更新していませんでした。なんでかなあって思ったら引越しの作業しすぎてました。と言っても大して進んでないんですけどね。テストもあったし、バイト四連勤とかだったし。まあそんなことはいいんです。

久々にオーディションを受けに行きました。はしご。
一個めはワークショップオーディションみたいな感じで、結構長めの時間やりました。なーーーんでかわかんないんですけど、自分は上手くなったみたいな感覚がどこかにあって、ペアでシーンを作るんだったんですけど、練習中”今回解像度高いな”とか思ってて、成長したなあって勝手に思ってました。

いざ主宰・演出の人に見てもらうと、感情の受け渡しがうまくできていないということを言われて。自分の中でセリフの型がある程度決まってしまっていると。
もともとあった課題が全然成長していなくて凹む。
そもそも前回公演から一回も稽古していないのに、何を成長したと思っていたんだろうか。年始のかまどキッチンで学んだことは多かったけど、実際にやるにはやらないとできるはずはない。

そのまま行った2個目でも今度は気負い過ぎて、色々考え過ぎた。
声の色が1から1.5色しかないとのお言葉。
先輩の劇団なので尚更”成長を見せたい”とか考えたのがよくなかったのかなあとか。


勘違いしているから自戒を込めて何回でも書くんですけど、所詮二年しかちゃんと演劇やってないんですよ。しかも小劇場に触れてからはまだ一年経ってない。周りの人が歴あって上手い人ばかりだから勘違いしがちだけど、別に才能があるわけじゃないんだよな、僕。歴は埋められないから泥臭く場数重ねるしかない。

ちやほやされてると思ってるけど、若いからなだけで、別に演劇ができるからじゃない。自惚れんなと自分に耳元で叫びたい。

って書いてても3日後とかには忘れてるんですけどね!!!!

まあ書いて残せば読み返せるんでまだいいんですけど。


演劇って比較するものじゃないし(比較があってもいいと思うけど)、それぞれの良さが必ずあるからダメでも凹む必要はないんだけど、僕自身が他人と比較して勝手に鼻伸ばして、現実を教えてもらうって言うのを繰り返してる気がする。
なんか上手いとは思わないんですけど、下手とも思ってなくて(めちゃ下手なのに)、なんか強がる部分がある。

強みが欲しいね。
僕の人間としての特性としてそつなくこなすって言うのがあるんですけど、役者においてそつなくこなせる役柄はなくて。引き出しがあるって勝手に思ってるけど、実際は原木から掘り出し途中の削りかけの引き出しが何個かあるだけで、ちゃんと開ける引き出しは一個もないなと思いました。
強みが欲しい。

如何せん高校までは、勉強とかスポーツとか順位がちゃんとつくもので勝負してきて、勉強ができる側の人間だったが故に自分が上位という妄想から抜け出せないでいる。(これを井の中の蛙という)人より上って気持ちいいんですよね。でもそれって向上心ない人だと思う。

最近自分がすごく嫌な人間なので嫌いです。世界を上から見てる感覚。俯瞰してる感じ。何様やねん。嫌やわ〜。


演劇に関しては心折り続けるしかないので、ワークショップとかオーディションとか積極的にいこうと思います。行動あるのみ。
辞めたくなるほど折れないのが程よい感じですね。
って言っても今結構挫折してます。
まそんな期間も必要。頑張れ僕。自惚れんな。

今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?