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アンゴラは村長ではなく国王?

November 9, 2023

Transcription

U.S. Secretary of State Anthony Blinken meets South Korea's foreign minister in Seoul. The officials express deep concern about growing cooperation between North Korea and Russia.

Pakistan releases 80 Indian fishermen it jailed in Karachi for entering Pakistani territorial waters.

In Los Angeles, members of the SAG-AFTRA actors’ Union celebrate an early deal with production companies to end their strike.

And in Brazil, the King of Bailundo in Angola visits a community near Rio de Janeiro whose ancestors were African slaves who arrived after crossing the South Atlantic Ocean.

訳例

アンソニー・ブリンケン米国務長官がソウルで韓国外相と会談しました。北朝鮮とロシアとの協力関係の拡大に深い懸念を表明しました。

パキスタンは、領海に侵入したとしてカラチに収監していたインド人漁師80人を釈放しました。

ロサンゼルスでは、SAG-AFTRA俳優組合はプロダクションサイドと早期に合意し、ストライキが終わることを歓迎しました。

ブラジルでは、アンゴラのバイルンド国王がリオデジャネイロ近くの南大西洋を渡ってきたアフリカ人奴隷を先祖に持つコミュニティを訪問しました。

勝手に探究

アンゴラのバイルンド国王?どういうこと?

と思う人がほとんどだと思うので、ちょっと調べてみました。しかし、ちょっと調べたくらいでは分かりません。仕方ないので英語でチェックしました。wikipediaですけど。

ザックリ言うと、アンゴラ共和国には普通に大統領がいるのですが、昔からの集落にまだ「王様」がいて、今でもその地域ではリーダーとしての権威があるというものです。国家を代表する統治権などはありません。

日本で同じような「王家」はないのですが、強いて言えば徳川家(武家の代表)や近衛家(公家の代表)といった「名家」になりますか。

そんな王様が、「ブラジルの同胞」に会いに行ったというニュース。奴隷として連れてこられた彼らにとって、ルーツのある「母国」の王様が気に掛けているという事実は今風に言うと「胸熱」といったところでしょうか(胸熱とかむしろ古いとかは言わないで!)。

だからどうって話ではないのですが、戦争の話ばかりの昨今、ちょっといい話に思えました。

参考にしたページ


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