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「代わり」を用意するための時間が必要だったとしたら

January 08, 2024

Transcription

U.S. Secretary of State Antony Blinken arrives in Saudi Arabia for talks with Arab leaders on the Gaza war.

The U.S. Defense Department confirms Secretary Lloyd Austin remained in the hospital Sunday but was continuing his duties after an unnamed operation.

A piece of a Boeing 737 passenger jet that broke off in flight is recovered in Oregon as aviation officials investigate.

And a robotic lander built by a private American company Launches on a mission to the moon. The spacecraft developed a fuel leak hours after liftoff.

訳例

アントニー・ブリンケン米国務長官はガザ紛争に関するアラブの指導者との会談のためサウジアラビアに到着しました。

米国防総省は、日曜日、ロイド・オースティン長官が入院中であるものの、手術を終えて職務を続行していることを明らかにしました。

ボーイング737旅客機の飛行中に破損した部品がオレゴン州で回収され、航空当局が調査しています。

そして、アメリカの民間企業によって作られたロボット着陸船が月へのミッションで打ち上げられました。しかし、そのロケットは打ち上げ数時間後に燃料漏れを起こしています。

勝手に探究

アメリカの国防長官が手術を受けて入院していたというニュース。その事実をバイデン大統領も把握していなかったとか。つまり、職務の「空白期間」があったということで問題視されています。

数日間とはいえ、年始からブリンケン国務長官は中東へ飛び、ガザ地区の問題の収拾に動いています。そんな中、アメリカ軍のトップが実は(機能して)いなかった、で済む話ではないと言われれば、確かにそうだとは思います。

まぁ、81歳のバイデン大統領からすれば若いオースティン長官も70歳で、病気で入院とか、ちょっと手術で、みたいなことは別段大きな問題とは捉えていなかったのかもしれません。それに、健康問題を理由に、血の気の多い若い指揮官が良いと単純に考えるのは早計でしょうし。

人材は適材適所が基本。周囲が認める人物であれば、その人が職務を遂行すべきです。むしろ、どんな人であっても任期中に病気にかかったり事故に遭う可能性はあるので、バックアップの仕組みができているかどうかの方がより重要となります。その辺り、今一度確認しておけばよいでしょう。

<オースティン氏の入院中、休暇でプエルトリコに滞在していた(副長官のキャサリン・)ヒックス氏が定期的にオースティン氏の職務を引き受けていたという>

オースティン長官が意図的に誰にも告げなかった、というなら何か深いわけがありそうですが、一応、最低限の連絡はしてあり、現場を混乱に陥れようとか思っていたわけではなさそうです。

<声明でオースティン氏はまた、大事なことを指摘しておきたいとし、「これは私の医療に関することであり、公開についての決定は私が全責任をもつ」とした>

このコメントから、自身の健康問題に関してノーコメントであると強い意志が感じられます。

とはいえ、政府の首脳が手術・入院をしていてその事実が公にならないと考える方が無理があるのですが、それでもこっそりやっておきたい手術があったのでしょうか。病名が分かるとすぐに更迭されかねない大病だとか?

一部ではオースティン長官の死亡説が出ています。まぁこの手の話はときどきあるのでなんとも言えませんが、「代わり」を用意するための時間が必要だったと言われたらそんなものかもしれません。

オースティン長官は近日中に職務に完全復帰することになります。そこでどういう動きを見せるか注視しましょうか。とくに外見に注目ですね。影武者だとして、今の時代、一見して「偽物」が出てくることはないとは思いますが、念のために新旧長官の画像比較をしてみたいものですね。

~おまけ~

こちらは人気俳優とその影武者(スタントマン)です。見た目では本物がどちらか分からないレベルの人も多くてびっくり!

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