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なっかよっくケンカしな

February 21, 2022

Transcription

Rescuers continued to search inside a burning ferry off the Greek island of Corfu. More than 280 people have been rescued, while 10 remain missing. One man was discovered dead Sunday.

European Union foreign ministers meet in Brussels, Belgium to discuss ongoing tensions in the Russia-Ukraine crisis.

In Ottawa, streets near Canada's Parliament were quiet after a weekend police operation ended weeks of protests against pandemic restrictions. A police official said at least 191 people were arrested.

And in New Zealand, Wellington police arrested 8 demonstrators protesting COVID-19 vaccine restrictions.

訳例

ギリシャのコルフ島沖で炎上したフェリーの中で、救助隊が捜索を続けています。280人以上が救助されましたが、10人が行方不明のままです。日曜日には1人が死亡しているのが発見されています。

欧州連合(EU)外相会議がベルギーのブリュッセルで開かれ、緊張が続くロシア・ウクライナ危機について協議しました。

オタワでは、数週間続いたパンデミック規制に対する抗議活動が、週末に行われた警察の取り締まりでなくなり、カナダの国会近くの通りは落ち着きを取り戻しています。警察当局によると、少なくとも191人が逮捕されました。

そしてニュージーランドでは、COVID-19のワクチン制限に抗議する8人のデモ参加者がウェリントン警察に逮捕されました。

勝手に探究

市民のデモ隊にはどう対処するのが正解なのでしょうか。一部とは言え、民意でもあるデモ。民主主義国家であれば排除するにしても大義名分が必要です。排除する手段も何でもいいわけではもちろんなく、カナダのように催涙スプレーと逮捕では、あったはずの支持も失われてしまいます。

面白いのはニュージーランド。デモそのものはカナダに触発されて行われたようですが、対処法に違いがありました。

「デモ隊を退去させるためスプリンクラーで放水を行ったが、効果は薄かった。その後は昼夜を問わず大音量の音楽を流し続けることで、抗議者たちをウンザリさせる作戦に打って出た」

音楽でウンザリ?!

一体どんな音楽で?選ばれた不名誉なミュージシャンは?ということでもう少し調べてみると、ありました。これです(↓)。

「ニュージーランドの首都ウェリントンの国会前で行われている、新型コロナウイルス対策の規制に抗議するデモに対し、当局は「哀しみのマンディ」などで有名なアメリカ人歌手バリー・マニロウ氏のヒット曲を繰り返し流して対応している。

マニロウ氏の楽曲は15分ほどにまとめられ、リピート再生されている。このほか、スペイン語の人気ダンスナンバー「恋のマカレナ」なども流れている。」

ほほう、ピンとこない曲もあるので聴いてみると確かに聞いたことがある!でもこんな名曲をメドレーにするなんておしゃれじゃないですか。

なんでしたら皆さんとデモ隊の気持ちをシェアしたいのでYouTubeで見つけた音源を貼り付けます。ウンザリするまで聞いてみてください。ただし、音量は適正に願います。

ただ、このウンザリ作戦、効果は薄かったようで、「抗議者たちは嫌がるどころか曲に合わせてダンスを踊っていた」そうです。そりゃそうか。

で、当局の次の手段はこれ!

「過去にはアメリカの刑務所が受刑者に対して何時間もこの曲を大音量で聴かせ続け、その後に看守が訴えられるといった出来事も起きている」なんていう曰く付きの恐怖の曲

爆音でリピート再生するその曲とは・・・

「サメのかぞく」

・・・

「サメのかぞく」?

・・・

これ?

ニュージーランド。どうやら我々の理解を超える魅力がありそうな国です。機会があれば是非訪れてみたい!

デモ隊の皆さんおよび警察官の皆さん、お疲れ様です。仲良くケンカしてください。

ここまでお読みいただきありがとうございます。また、よろしくお願いします。

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