heavyな話をrightにして
October 14, 2022
Transcription
The United States provides the Philippines with $100 million in military assistance that could be used to purchase heavy helicopters.
In Burkina Faso, a national conference opens in the capital, Ouagadougou, to appoint a temporary president and map out plans for constitutional rule.
The United Nations World Food Program says Haiti is facing a "humanitarian catastrophe" because of hunger, violence, disease and inflation.
And a U.S. House committee votes to order former President Donald Trump to answer its questions about the January 6, 2021 attack on the U.S. Capitol.
訳例
米国はフィリピンに対し、大型ヘリコプターの購入に充てられる1億ドルの軍事援助を提供しました。
ブルキナファソでは、国民会議が首都ワガドゥグで開幕し、臨時大統領を任命し、憲法による統治計画を策定します。
国連世界食糧計画は、ハイチは飢餓、暴力、病気、インフレのために「人道的大惨事」に直面していると発表しました。
そして、米下院委員会は、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件について、ドナルド・トランプ前大統領にその質問に答えるよう命じることを決議しました。
勝手に探究
heavy helicoptersってどんなヘリコプターでしょう。
そのまま重いってことですかね。重かったら飛べなさそうなので、大きいとかってことでしょうか。手持ちの辞書では該当がなかったのでGoogleのイメージ検索でどんなものかをチェック!
”heavy helicopter”と入力すると、こんな感じの画像が出てきました。
どうやら、軍用の大型ヘリ、ということでしょう。少なくとも自家用(↓)のものではなさそうです。
どれくらい大きいのか、あるいは大きいってどれほどなのか興味が出てきたので調べてみましょう!
上記のサイトがよくまとまっています。画像で紹介します!
どれも確かに大きいし重そうではあります。特に世界最大のロシアのヘリ、ミルV-12「ホーマー」は厳しいツッコミとともに紹介されていました。
<V-12は大陸間弾道ミサイルの空輸や、非軍事用途として広大なシベリアにおいて飛行場が整備されていないへき地への物資・人員の大量輸送といった任務を想定して開発されました。ところが、操縦性に難があったことや技術的な問題を解決できなかったこと、そもそもあまりにも大きすぎて使いにくいV-12は多用途に使えるというヘリコプターの本質が失われているといった理由から、軍も当時国営航空会社であったアエロフロートにおいても必要とされませんでした。>
大型ヘリといえばアメリカかロシアか、ということですね。そしてフィリピンは助成金付きでアメリカ製のヘリを購入するということですが、それも紆余曲折があってそうなったようです。
<フィリピンがロシアに支払う予定だった金額で米国はヘリを提供する用意があるとし、保守やサービス、部品などもこれに含まれる公算が大きいとの見方を示した>
なるほど、米国は事前にフィリピンに有利な取引を提示していました。これならフィリピン政府も受け入れやすいですね。
購入するのは最新鋭のコレかな。ちょっと良さそうですよ。
今日は(軍用機とはいえ)平和なヘリコプターの話をとりあげましたが、ハイチはとんでもないことになっています。
世界の「惨状」と感じられるところに「救いの手を」、と考えるのはごく自然なことです。今回の件など、近所の米軍に治安維持させたらいいと本気で思います。
しかし、その援助が現地民のためになっているのか疑問であるケースが多々あり、外からはいかに悲惨に見えても、長い目で見れば放っておくのが結局はその国のためなのではないかと考えるようになりました。その国には歴史があり、それを紡ぐのはその国の国民であると信じるからです。
とはいえ、ですね。さすがにこれはひどい。
他国のために命を懸けられる人がどれだけいるのか分かりませんが、ハイチ政府は、兵士が足らないなら傭兵を募るべきでしょう。その費用、武器などは国際社会に無心すればいいんです。それに応じる国が少ないなら、ハイチ政府にもはや正当性はないってことで(って厳しいかな)。
クーデターが相次ぐブルキナファソ、クーデターになりかけたアメリカ。人類が進歩せずに次から次へと同じような問題を巻き起こすものだから、新聞もテレビも通常運転、ルーティンワークのように動いています。その結果、彼らが取り上げる「いつものニュース」に関心を持たなくなった人は増えているのかもしれません。
ネットの発達でチャンネル、情報源が増えたってことが大きいのでしょうが、ニュースを聞いても自分たちに出来ることがほぼないというのもあるはず。そういうことを聞いてモヤモヤしているほど暇じゃない現代人は、自分の(世間的にはもっとどーでもいい)関心事に時間を費やすんでした。まぁ本来人間はそういうもんですけどね。
人類はいったい、どっちにすすんでいるんでしょう。。。
参考にしたページ
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