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全4回パン窯づくりワークショップはじまりました

まだまだ、残暑が残る9月初旬に全4回のパン釜作りワークショップの第1回目が開催されました。

今回は、竹で編んだ土台作りがメインになります。

戦時中の幻の技術と言われている『竹筋コンクリート』を再現してみました。
80年近く途絶えている技術なので、手探り状態の中作業は開始されました。
最後はコンクリートで隠れてしまうため見えない部分にはなりますが、パン釜を支える土台になるため重要な作業です。


まずは、竹割り班と型枠づくり班に分かれて作業開始です。初めて竹割りをする子供もいて、コツさえつかめば簡単に割れるようになりました。

型枠づくりも、様々な道具を使いながら作業しました。
大人が苦戦しているのを見て、子供達も応援してくれました。
コンクリートを流す場所も、皆で足踏みをしながら固めていきました。
竹を編む作業は、女性陣が中心となり一つ一つ丁寧に編んでいきます。
全ての素材が揃ったら、型枠→砂利→編んだ竹の順番に置いていきます。

そして、いよいよコンクリート流しです。
タネは、モルタル、砂、砂利、水を混ぜて作ります。
この全ての材料が混ざっていくと本当に重たくなり、かなりの重労働になります。
女性も、子供も一緒にやりましたが、皆汗だくになりながら作業しました。

フネという大きなバケツの中で7回に分けて作っていきましたが、最後の方は体力も落ちてきて皆でかけ声をかけあいながらやりきりました!

最後は表面をピカピカにならして作業終了です。


今回は竹編みとコンクリート流しという、目には見えなくなってしまう部分ですが、パン釜の土台となる大事な工程でした。

次回からは、いよいよ「パン釜」を作っていきます!
皆で作った土台に積まれていくのが楽しみです。


こやま

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