西成ライオット「小学生から張っていた両国メイン」

序章で大事な注意書きを記し忘れてしまった。本コラムは封印したはずの過去のブログを遡りながら書き連ねていくわけだが、そのブログのアカウント及びパスワードを忘却の彼方に置いてきてしまったためログインすることができない。つまり、非公開にすることができないのだ。

なにせ小学5年から始めたブログだ。黒歴史というか、とにかく恥ずかしい内容になっているので、読者のみなさん検索だけは遠慮してほしい。ここまで言っても、調べて絶対に見つけてやる!っていうどこで出してるんだお前のやる気人間は必ず現れる。そういう暴君は逆に読んでくれ。最終話を先に見せてしまう倒置法的かつキングダムの最初のページ的な(信が大将軍になっている)楽しみ方ができるのかもしれない。



2006年07月29日

初ブログ!!

『どうも〜今日初ブログの幸之介ですー ♪( ̄▽ ̄)ノ″ ちょっと緊張... この、ブログは世の中の母親はうるさい!!!って思ってる人のストレス発散のためにあるブログで〜す( ̄人 ̄) ジャンルはとわず,色んな事を書いていくから、みんな見てくださいね〜♪( ̄▽ ̄)ノ″』



顔文字の癖がこのコラムの行く先を不安にしてくれるのだが、めでたくブログを開設し初めての更新。今から12年半前、当時11歳ということで、非常に尖りまくっていた時期だ(写真参照)。西成という地がそうさせてしまったのか。



2006年07月29日

両国国技館

『両国国技館ですっ!!! 何で両国にいるかと言うとわんぱく相撲の、大阪代表に選ばれたからだ〜...(((^_^;) でも、相撲が好きな訳でもなく、習ってる訳でも無いのです♪( ̄▽ ̄)ノ″ 去年は、全国8位です!!』



ようやく本題である西成のことについて話せると思った矢先、なんと両国国技館の話題になってしまった。あゝ西成の話を早くしたいのに。まずはわんぱく相撲の話からしなくてはならない。

わんぱく相撲とは、小学生の小学生によるアマチュア大会。各々が通う小学校からエントリーできるのだが、アマチュアといっても蓋を開ければ習い事として相撲教室に通っているエリートちびっこ力士ばかりで、親に無理矢理エントリーさせられてるであろう子たちは1回戦でことごとく散っていくほどのレベルだった。そんななか、私は母親に
「強くなりたくば喰らえ!!!」
じゃなかった、
「強くなりたくば勝て!!!」と言われ(容姿も範馬勇次郎似)、小学校1年生のときから出場し続けていて大阪大会では負けなしの5連覇を達成していたのである。これは余談だが、ウルフこと故・九重親方からは中学を卒業したら九重部屋に入らないかとスカウトも受けていた。その際、名刺も受け取ったのだが、「オレ、プロレスラーなりたいねん。おっちゃんごめんな」と言い放ち名刺を返すという嘘のような本当の話に、目の前で見ていた父は腰を抜かしたそうだ。今となっては恐れ多すぎる話だが、当時の竹下少年は尖っていたので仕方がない。

現在でも相撲には自信があるが、得意技は"ハズ押し"で、ジダンばりの頭突きからの突き出しで負け知らずだった。小4からは全国大会が両国国技館で行われる。この頃から、両国のメインイベントを務めていたのだ。それから月日が経って、2月17日にも本業のプロレスのほうでその両国国技館にてタイトルマッチに挑む。リングと土俵の違いはあれど、もちろんメインイベントだ。運命を感じずにはいられない。



2006年08月01日

帰宅そしてJ-CUP

『今朝、ディズニーランドから夜行バスで無事帰宅。僕は、グッスリ寝れたけどお母さんと、弟はあんまり寝れんかったみたい。家に帰って、第一回大会のJ-CUPを見た♪( ̄▽ ̄)ノ″ やっぱり、ベノワ(ワイルド・ペガサス)はかっこいい( ̄四 ̄) ブラック・タイガー(エディ・ゲレロ)もかっこいい(^┯^) J-CUPのベスドバウトは、「ワイルド・ペガサスVSブラック・タイガー」と「ワイルド・ペガサスVSザ・グレート・サスケ」どっちの試合も最高だった』

どうやらわんぱく相撲を終えた、竹下家御一行はディズニーランドに行ったらしい。まったく記憶にないので、何かしらの見栄からくる嘘偽りの可能性もある。

このエントリーで評価してほしい部分は、お手製のオリジナル顔文字である。( ̄四 ̄)似ているでしょう。クリス・ベノワ。 歯の抜け具合が。
エディ・ゲレロもこだわりの髭面スマイル。(^┯^)我ながら最高のリスペクト。



2006年08月01日

カレーは辛え〜

『俺の作ったカレーなかなかの美味┐(  ̄ー ̄)┌ しょうがを入れるのがオススメ(* ̄O ̄)ノ 肉は、牛挽き肉がいいです!!』



すみません! もう間もなく西成区の話は出てくるかと!! 当時、華麗なる食卓にハマってたんでカレーをよく作っていた。一生懸命、作ったカレーで家族全員が下痢と嘔吐したときは今でも忘れられないのですが、確か賞味期限切れのヨーグルトで作ったラッシーが原因でした。



2006年08月07日

ミスターおばあちゃん軍団

『僕の祖母率いる、ミスターおばあちゃん軍団と区民祭に行ってました(* ̄O ̄) ミスターおばあちゃん軍団とは、西成に住む5,6人のおばあちゃんで作ったチームである(・o・) いつも、優しくてお金をくれるおばあちゃん方も、バザーになると欲しいものは絶対手に入れる、ライオンが獲物の狙う目になります。めっちゃ怖い,,,, ちなみに抽選では、セロハンテープとトイレの消臭力をゲッツしました』


ようやく西成区の人物が登場! ミスターおばあちゃん軍団、それはおじいちゃんみたいなおばあちゃんばかりの西成アベンジャーズ。パンチパーマで「いつも床屋でパープルシャドウにしてもらうんや!!」でお馴染みのK畑さんを筆頭に、見たこともないデカさのパグを3匹も飼っているHさん、銭湯の帰りはタンクトップにショートパンツで乳首ポロリはなんのその、パンチラならぬマンチラを披露していたT橋さんなど選りすぐりのメンバーである。

この女性たちとつるむのが好きだった少年時代。もっとも印象に残っているシーンは、鶴見緑地公園の花博にみんなと行ったとき。キヨちゃんと呼ばれるおばあちゃんが「植物にとっても栄養になるからいいよね」と私に微笑みながら、立ちションしたことだった。


2019.2.8

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