アップサイクルの手法やアイデアの出し方①「転用する」

こんにちは。

今日はアップサイクルってどうやればいいの?面白いアイデアが浮かばないよ〜という方のために、こんな視点からモノを見ると色々な使い方が見えてきますよということを紹介します。

転用できるか考えてみる。

モノには名前がついていますよね。

そして、多くの場合その名前によってモノの用途が決まってきます。

ペン立て、花瓶、コップ、箸立てなど…

これらの名前を見ればすぐにどんな用途で使うモノかわかりますね。

でも、これらは転用できるモノもあります。

コップを花瓶として使ってもいいし、箸立てにペンを入れてもいい。

形が似ているモノどうしは、転用できる可能性が高いです。

皆さんも同じようなことを普段何気なくやられているのではないでしょうか。

ですので、「コレなにかに使えないかな?」と思ったら、それに素材や形が似ているモノを探してみるとアイデアが湧きやすいと思います。

ただ、ここで気をつける点を挙げるなら、

①飲食用途じゃないモノを飲食に使うモノにアップサイクルしない(できても難しい)

コップをペン立てにするのはいいですが、ペン立てをコップにして水を飲めるかというと衛生的にちょっと…ですよね。

飲食用途外のモノを飲食用途にアップサイクルするのはあまりオススメしません。
全くできないワケではないですが、過去どんな風に使われていたか分からないモノだと衛生的に心配ですね。
椅子の木を削り出してカトラリーを作るとかもできますが、使われている塗料などによっては体に害のあるものもあるので注意が必要です。ただ、直接口にしたり食品を置いたりするカトラリーや食器などではなく、箸置きとかコースターとか間接的な飲食雑貨でしたらそこまで神経質にならなくてもいいかと個人的には思います。

②転用後に必要なスペックを満たせるか考える。

形が似ているものでも、素材の強度や特性は様々です。

4つ脚の華奢な花台をスツールにアップサイクルしようと思っても、元々想定されている強度レベルが「花瓶を置ける程度の強度」なので、それに人が座ったら当然壊れます。

よく取り扱い説明書にも、上に乗らないでくださいとか書いてありますよね。

また、ペン立てを花瓶にしようとしても、ペン立てに水を入れることは想定されてないので作りによっては水が染みたり漏れる可能性もあります。

よって、転用する際には転用後に必要なスペックを満たせる強度や特性があるかを考慮し、そのままでは難しければ補強をするなどしてアップサイクルすることが必要になります。

以上のことを気をつけて、アップサイクルを楽しんでみてくださいね。

今日はここまで。

次回もお楽しみに。

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