「l am...」シリーズについて

「l am...」シリーズについて

自意識。
表層意識、深層意識、無意識、っと沈んでゆき、時に吐き出し、時には弾け、時には己が溶けてだし、いろんな意識が混ざり合い、自分の中で自分を探す旅に出る。人間が人間たらしめる姿、美しさ、醜さ、可愛さ、哀しさなど、それを具像と抽象を混ぜて表現できたらなと思っています。

その先に、自分を見つけ、自分の役割りに気付き、大切な事に気付き、個々人それぞれがそれぞれの幸せを築き、その幸せが誰かの幸せになり、その誰かの幸せがまた他の誰かの幸せになりっと幸せの連鎖が「愛の連鎖」が起こり、誰にでも優しい世界になればなという想いです。

自分は何者か?あなたは何者ですか?と問うように「 l am... 」っと言うコンセプトを絵の主題にもってきました。

表層意識、深層意識、無意識、っと沈み込んでゆく。

物質に情報、人情だとか、義理とか、凝り固まった変な正義感など、有象無象問わずいろんなモノが世の中に溢れかえって、そんなモノ達に追い追われ、本当に大切な事を、自分自身を、忙しさから忘れてる人達が多いと見受けられる昨今。

一度立ち止まって、全てを遮断し、自分自身に深く潜り込み、自分の求めるモノ、自分の役割、人としての在り方、本当に大切なモノを無意識から意識まで引っ張り上げ、意識する。認識する。確認する事で、漠然とした不安や恐怖、辛さといったマイナスな感覚が少なくなり、誰かが引いたレールの上じゃなく、自分で選べるレールを、自分が作っていくレールを、歩いていけるんじゃないのかなと、それを作品で訴えたいなという想いです。

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