技術とお金

「技術とお金」について。

まだ、僕自身の事でこれを書くには早すぎるのですが、今まで飲食店などお客様商売を経験しているのと、巷で良くある「初期費用タダ」「〇〇永久無料」、最近じゃ「携帯会社の金曜日はサーティワン無料とか」っというやり方に違和感を感じているので、思うところを書こうかなっと。

まず、単純に製品があるって事はそこにはお金がかかってる。
そこを、「タダ」って事は、その後に付属されていく物で、企業様はお金を稼ぐ。
最近特に目立つのは、イオンとかなんか行くとウォーターサーバとか。
ずっと使い続けるなら、機械はタダでも水代払って快適に過ごせるなら、それは全然良き事なんだけど、ほとんどの人が、途中で辞めちゃったり、面倒になって、放置で、水ばかり届いて、勿体無いことになる。

ウォーターサーバーを例に出したけど、携帯でもなんでも人間って「タダ」って言葉に弱いし、売り込みにも弱いから、ついつい契約なんて事もよくある話で、使うかどうかも、必要かどうかも考えないで、考える隙もなく契約してしまう。
そして毎月勝手に口座からお金引き落とされるからあまり気にならない。

つまり、張り巡らされた蜘蛛の糸に引っかかる。(必要な物であればお互いWin Winなので何も問題はない)

B'zの歌詞に「欲しくもないもの囲まれちゃって支払いに追われてどうすの」って歌詞があって、全くその通りで、人間、生きてくのに、そんなに多くの物は必要ない。

で、本題はここから。

前置き長いな。。。

関西なんか特にそうなんだけど、関西の場合一種のコミュニケーションでもあるが値切る話もよくある事で、僕が値切ったり交渉したりした事はないのか!っと言われると、、、正直ありますが、何かを作る、売る、勉強や技術を習得するのには物凄い時間とお金がかかっていて、せっかく習得した知識・知恵・技術を安売りする必要はないし、お客様はお客様であって、神様ではないので、バカな客にペコペコし過ぎる必要もなく、客の立場からすると安い方がいいんだけれども、食事一つとっても、お金払って食べにいって、美味しいご飯と、作る手間を省けるしので、こんな素敵で楽な事は無いのに、文句や(こっちのミスでの文句なら受け入れるが)、まけろ!なんて言うお客、僕から言うと「お前ら仕事やってて給料減らされたら嫌じゃない?」っとか、「仕事やってて安く見られたらヤル気無くすんじゃね?」とかとか、ボランティアでやってんじゃないんだから、こっちの飯が気に入らんなら、付けてる値段を高く感じるなら来るなよ!っとか、今まで飲食でバイトでレジしてて思っちゃう腹黒です(。・ω・。)

僕自身、そんなにお金ないので、偉そうな事言ってても、お値段見ちゃうけど、それでも、やっぱ、適正価格を払いたいっと思うので、「タダ」っと言うのが嫌いなんですよね。

体験とかは別よ。
体験は企業さんがお客さん獲得のための一種の戦略だから、飯屋でもでもなんでも腕に自信があるなら最初はタダで振舞っちゃえ!っと昔、誰かの本で読んだことある(。・ω・。)
それで気に入っていただければご贔屓にしていただければいい。

絵なんか描いてると、絵描くのってサラサラっと簡単に描くもんだから、「なんか描いてよー」なんて事もよくあるけど、サラサラっと描けるようになるまでの時間と労力を考えたことあるの?
最初から「タダ」でっとか思ってる奴には「1円でも金払え」っと思う。
じゃなきゃ、「技術の価値が下がる」
絵を例えに出したけど、技術がいるお仕事はそれ相応のお金と時間がかかってる。
ちょこっと描いてなんて言わて描いた時に、ピカソみたいに「はい〇〇円」とか言えるほどになればなぁ。
一説によると、その時に、今この絵を30秒で描いたけど、これを描くため数十年と30秒かかってるの。っと。
つまり、プロだからずっと描き続けてきたからこそサラサラと描くのは簡単なんだけど、作品を鑑賞する側、買う側、の意識も、こっちからも提案していかなきゃ。っという逸話だと思ってる。

言いたいことを総括すると、どんなお仕事でも初期投資があって、技術に見合うだけの「お金」を払うべきで、経済のことは分かんないけど、何でもかんでも安くしちゃうと、技術を持ってる人も苦しくなるし、安くしろーって言う人自身にも、回り回って、市場価格が下がる?上がる?っと同時に給料が安くなる。
その場は得した気分になるけど、最終的にデメリットだと推察。

あ、でも、最近はまたいろいろとご縁があり、安くても、ボランティアでも、作品を使っていただく機会がありそうなのでこんな事書くと、また周りの方に誤解させてしまって、嫌な気持ちにさせてしまうと大変申し訳ないのですが、書いたことそのままで、他意は無く、そこには誰かに何かを思ってるとかなくて、ずっと「技術とお金」に思うところがあったので書いてみました。

っと言うのも、今回、ご縁があり、決して安くはない美容院のオープン前に体験でカットやシャンプー、トリートメントしていただいて、恐縮な限りなのですが、やっぱり、プロって凄いな!ちゃんとお金払ってカットしてもらっても全然気にならないなっと。
あと単純に一回切ってもらってカルテできてたら、次から前と一緒で!って楽だし(。・ω・。)

これから関わろうとしている方たちにも言うんですが、本音を言うと、海外で絵が売れりゃーいいと思ってるので(全然まだまだ売れない、、、ですが)、作品を売るってのとはまた別の話で、普段から描いているキャンバスの作品自体は国内外問わず決めてる値段で販売しますが、何かプロジェクトにお呼ばれするとか、日本では別に画材代さへ頂ければ、元気な時はなんでもしますよーっというスタンスなので、その代わり僕は僕の絵しか描けませんがっという制約もありますが。楽しきゃOKという超テキトーです。
ノリはテキトーですが、絵に関して手は抜きません(。・ω・。)

お店に限らず、役者、アーティスト、お金を発生させなきゃ経営していけないし、活動が続けられない。
サラリーマンの方でも、ある程度の基本給は保証されていても、お金がないと生活できないでしょ?
それと同じだと思う。
なので、僕自身、巷に転がってるうまい話なんて大嫌いだし信用してない。
信用してない人の方が多いと思うけど、不思議とつけ込まれてる人も多いのよね。
不思議。
その辺、「お金」に関しても思うところがあるので、まだまだ稚拙な知識ですが、自分のブログだし、「お金」に関して書いてみたいと思います。

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