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『ファ~トンいきもの記』

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いろいろな「いきもの」の様子を紹介しています。『「ファー」ブル昆虫記』と『シ「ートン」動物記』を組み合わせたような「いきもの」紹介です。日本・シンガポール・ラオス・インド・ネパー…
毎週2回ほど記事を新たに投稿しています。
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#インド

『ファートンいきもの記』【32】

今日の「いきもの」は≪手なずke無視≫である。 インドの山奥で昔から暮している奴にとって、ボランティアでここを訪れる人間など取るに足らない存在なのだろう。作業の休憩のとき、座っていると足の上を奴が悠々と歩いていた。せっかくの出会いなので、私は奴とコミュニケーションをとることを試みたが、残念ながら奴は私のことなどお構いなしの「無視」を決め込んでいた。 奴の「とくしゅ(特殊能力)」は「ぶらり散歩」である。 奴の日課は山の中を気ままに散歩することである。散歩コースが決まっているわ

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『ファートンいきもの記』【17】

今日の「いきもの」は≪ベテラン・ガイDOG≫である。 北インドでのボランティア活動は山奥ということで、思いもよらないアクシデントに見舞われることがある。国際ボランティアのNGOのサポートはあるものの、野生の勘でなければ対応できないアクシデントに備えて、宿泊施設から活動場所まで、奴は毎回私たちを先導してくれた。その姿から、何十年もガイドの経験を積み重ねてきた頼もしさが感じられた。奴は、私たちが活動を始めると、小屋の近くで仮眠をとっていざというときのために備えてくれていた。私たち

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『ファートンいきもの記』【11】

今日の「いきもの」は≪ヤスmoooo≫である。 インドの山奥で奴とその仲間と遭遇した。奴らは思い思いに道端で休憩をしていた。ここは山奥なので、奴らが気まぐれに所々で休憩したとしても、そこまで影響は出ないが、これが都市部になると深刻な問題となってしまうのである。 奴の「とくしゅ(特殊能力)」は「マイペース」である。 インドでは、奴と関わりを持つナンディン(ナンディ)と呼ばれる牡牛(雄牛)が、ヒンドゥー教の神の中でも人気があるシヴァの乗り物とされているため、神聖な生き物として大

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『ファートンいきもの記』【3】

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