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映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』を観に行って考えたこと
グレタさんが映画の中で語った自身の役割とは、“警告を発信する役“。今まで誰も変えられなかった、変えようとしなかった世の中に対して、彼女はその警告と問いを世界中に発信したのです。
考えるべきは、もちろん社会全体であり、政治であり、企業活動であり、個人一人一人だと思います。つまり世界中に住む全ての人が、考え、実行しなければいけない問題だと、私はこの映画をみて思いました。
ここからは自論なのですが、その政治なり、企業なり、団体で活動をするのは最終的には個人です。その個人という最小単位が最終的には世の中を動かすのです。
政治家に立候補できるのも個人。それを選ぶのも個人。大量生産を繰り返す大きな会社も、その会社から仕事を受ける中小企業も、それらを買い手に届ける商店も、個人事業主も、そしてそれらを購入し、大量消費するのも全て個人です。
だから、「自分がちょっと何かやったぐらいじゃ何も変わらないよ」と諦めないで、できるときでいいので、できることがあれば、できる人がやればいいと思うのです。
映画の中では「週に一度だけベジタリアンになるくらいじゃダメ」というセリフが出てくるのですが、僕は最初はそこからでも良いと思います。まずは一人一人がきちんと気候危機・温暖化を認識することから始まり、それを実行に移し、その頻度を高めて、その活動を周りに広めていく。
それが遠回りだけど一番の近道ではないか?と再確認ができる映画でした。全体的に暗い映画だけど💦、多くの人に見てもらいたい映画だと思いました。
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