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2024/4/14晴れ。関東リーグ1部 第2節「南葛SC vs 東京ユナイテッドFC」

第1節はアウェイでの敗戦となりました。

リーグの開幕戦は、なかなか勝てないですね。

2018年の開幕戦は勝ってますが、2019年以降は引き分けか負けが続いています。

はじめに

第2節はホーム開幕戦となりますが、奥戸のグラウンドが使えないため、AGFフィールド(天然芝)で試合が行われました。

対戦相手は東京ユナイテッドFC、関東リーグ1部で4回戦ってますが、4連敗している相性の悪い相手となります。

キックオフ時間は夕方の16:00となります。

この日の試合情報が公式サイトにアップされていたので、リンクを貼っておきます。


さて、この日までに南葛は、前節の開幕戦とミッドウィークに行われた横河武蔵野戦で2連敗しています。

いつもだったら、かなりテンション下がるはずなのですが、試合間隔が短かったこともあり、あまり落ち込む時間がなかった感じがします。

キックオフの時間から考えると試合が終わるのが18:00、そこから帰るとなると時間がかかり、帰宅も遅くなるため、色々と悩んだのですが、ホーム開幕戦ということもあり行くことにしました。

当日を迎えて

かなりの晴天で、非常に暖かい一日でしたね。

スタジアムの最寄り駅は飛田給(とびたきゅう)駅なので、葛飾区から見て東京の反対側、といった印象です。

葛飾区からだと、とにかく新宿駅に出て京王線に乗り換えるか、東日本橋駅から都営新宿線に乗り換えて、そのまま京王線に乗り込むか、といったところでしょうか。

いずれにしても、1時間以上、場所によっては2時間近くかかると思います。

飛田給駅は、いつも通過しているのですが降りたことがない(快速が止まらない)ため、ちょっと楽しみでした。

葛飾区で、お昼ご飯を食べた後、のんびりと現地へと向かう電車に乗り込みます。

飛田給駅到着(14:00)

14:00少し前に、駅に着きます。

まずは、事前のアナウンスで、ホーム開幕戦のポスターが駅のホームに掲出されているというので探すことにしました。

降りたホームでは見かけなかったので、いったん階段を登って反対側のホームを降ります。

そのまま歩いていくと・・・ありました。かなり端っこの方ですね。

ホーム開幕戦のポスター

遠い場所でホーム開幕戦のポスターを見るのは、なんだか不思議な気分ですね。

さて、改札を出て駅前に出ると、FC東京のポスターやペナント、壁画?みたいなものまであります。

かなり綺麗に整備されており、とても良い駅でした。

ここまでサッカー色の強い駅に降りたのは初めてかもしれません。

FC東京ペナント

ペナントが並ぶのを見て、新小岩の新しいスタジアムに想いを馳せます。

新小岩の東北広場から、スタジアム候補地に行く途中の道にも、こういったペナントがあるとテンション上がるかもしれないなあ、なんて。

少し歩くとFC東京の自販機もありました。

FC東京カラー

そのまま駅前をまっすぐ歩いていくと、味の素スタジアムが見えてきます。

試合の時間ではないからでしょうか。あまり人通りは多くなく、快適に歩くことが出来ます。

試合のある日は混雑するんだろうなあ、なんて思いましたね。

スタジアムの手前には甲州街道があるので、大きな歩道橋の階段を登って横断します。

AGFフィールドは、どうやって行くのかな、と辺りを見渡したら、見慣れたボランティアのビブスを着た人と、大きな案内板がありました。

ボランティアクルーと案内板

これは分かりやすいですね。

おかげで迷わず現地に着くことが出来ました。

AGFフィールド到着

到着すると、ここでもホーム奥戸でも見たことがあるような案内板があちこちにあるのが見えます。

案内板

こんな離れた会場でも、ホームでよく見るボードを見るとは思わなかったので、ちょっと感動しましたね。

開場は15:00なのですが、14:30までなら横断幕の事前掲出をすることが出来るので、さっそく持参した横断幕を持って入場します。

既に多くのサポーターが横断幕を掲出していて、新しい横断幕もちらほらありましたね。

稲本選手の新しい横断幕もありました
アンドレ選手の横断幕は、なんと2つも!

シーズン前に、有志のメンバーで作ったメンバー表も、この日は全員分が掲出されてました。

これだけ並ぶと壮観ですね。

メンバー表

もちろん、東京ユナイテッド側も横断幕を掲出しています。

どちらかと言えば、東京ユナイテッドの方がこのスタジアムは近いんじゃないでしょうか。

東京ユナイテッド側の横断幕

そして、ウェルカムボードも入場口にありました。

いよいよシーズンが始まったな、という感じですね。

ウェルカムボード


この日はウイングスの選手があちこちでボランティアをされてました。

前日に関東女子サッカーリーグの試合があったばかりなのに、その翌日にはボランティアとして参加していることになります。

大変だとは思うのですが、それを感じさせないぐらい、みんな元気いっぱいでしたね。

左から、佐藤 春世(26)、永木 真理子(13)、佐藤 幸恵(17)、だと思う(敬称略、カッコ内は背番号)
左から、瀧澤 璃麻(6)、高橋 純佳(1)の2人(敬称略、カッコ内は背番号)

南葛SCの物販には、ベンチ入りしなかったTOPチームのメンバーがたくさん居ました。

この日はホーム開幕戦ということもあるのかどうか、頼めばサインも貰い放題でした。

左から、横須賀 郁哉(27)、舌古 圭佑(32)、ウイングスの相田さくら(2)の3人(敬称略、カッコ内は背番号)

ホーム開幕戦とは言え、持って帰るのが大変なので、大きいグッズは控えて、今回は小さいキーホルダーだけ買いました。

購入したキーホルダー

今回からなのかな?物販テントの横には、本日の物販に居る選手の名前リストがありました。

これがあると、選手の名前や顔を憶えていない人でも分かりやすいですね。

本日の店員選手のみなさん


入場(15:00~)

ユニフォームに着替えた後、開場時間になったので入場します。

ホームということもあり、プログラムが貰えるのですが、それ以外にハリセンと純金メダル抽選券も受け取ります。

入場時に貰えたもの

こういったものが貰えるのも、現地に行く楽しみの一つなんですよね。

芝生席は階段みたいに3段になっていて、2段目と3段目には椅子として座ることが出来ます。

1段目は少し広くなっているので、レジャーシートを広げるなら、そこですね。

芝生席からは、グラウンドがそこそこ近く、なかなか迫力がありました。

芝生席から

横断幕だけでなく、新しいゲーフラも増えてましたね。

玉城選手のゲーフラ

また、のらねこも遊びに来てくれました。

鶏肉を喰らう


30分前にはチームの公式LINE等でスタメンの発表がありました。

当日のメンバーは以下のとおりです。

スタメン
GK(37)外山 佳大
DF(2)長島 武
DF(4)柳 裕元
DF(24)田中 大生
MF(17)佐々木 達也
MF(19)玉城 峻吾
MF(15)今野 泰幸
MF(28)神田 洸樹
FW(22)奥原 零偉
FW(88)大前 元紀
FW(42)加藤 政哉

ベンチ
GK(31)飯吉 将通
DF(3)デイビッソン
MF(29)下平 匠
MF(6)中村 洸太
MF(23)森永 耀晟
FW(18)森山 翔介
FW(99)金城 アンドレ 泰樹

なんと、水曜日の試合にもフル出場した田中選手がこの日もスタメンです。

その他には、水曜日の試合に引き続き飯吉選手と中村選手がベンチに入っています。リーグ戦では初めてのベンチ入りとなりますね。


試合開始(16:00)

ここの会場も鳴り物は禁止のようです。

ただ、応援の声量は結構大きかったので、会場中に響いたのではないでしょうか。そうだったらいいな。

ピッチの周りには陸上のトラックがありますが、ライン際を走る選手が間近に感じられて、凄い近いなって思いましたね。

さて、試合が始まってすぐの前半7分、今野選手にイエローカードが出てしまいます。

カードが出るのが本当に早かったのと、今野選手は少し前の東京カップ2次戦でもイエローカード2枚で退場していたので、少し不安な気持ちがよぎります。

そんな中、前半18分に相手のペナルティエリア内で田中選手(かな?)が倒されてPKを獲得します。

これは絶好のチャンス!と観客席では沸いたのですが、キッカーの大前選手が残念ながら外してしまいました。

少し前のカードの件もあり、今回も苦しい試合になりそうだな、って思いましたね。

そんな中、前半32分に佐々木達也選手の縦のクロスから大前選手が見事に先制ゴールを決めます。

これはもう大喜びでしたね。不安が全て払拭された瞬間でした。

そして、これが今季のリーグ戦における大前選手の初ゴールとなるのですが、偶然にも昨季の大前選手初ゴールも、佐々木達也選手のクロスからだったんですよね(栃木シティ戦)。

その後も攻撃を続け、前半最後の方には今野選手のボレーシュートもありましたが追加点とはならず、1-0のまま前半が終了します。

ハーフタイムにはウイングスの監督と、キャプテンである人見のどか選手、副キャプテンの相田さくら選手、永木 真理子選手が登場し、挨拶をしていました。

芝生席からもピンクは目立ちますね

ウイングスの知名度は、まだまだ低いと思うので、こういった地道な活動で興味を持ってくれる人が、どんどん増えてくれたらなあ、なんて思いますね。

さて、後半が始まりますが、なんと今回は交代がありません。

いや、そこまで驚くところでもないのですが、今回もいつもように代えてくるかな、と思ってたので驚きましたね。

むしろ東京ユナイテッドの方が、前半で1人、ハーフタイムでも1人と、積極的に交代させていました。

1点負けている東京ユナイテッドは果敢に攻撃を仕掛けてきます。

ただ、全体を通して言えることなのですが、サイドからの攻撃はほとんど防いでいた気がしますね。

中央からチャンスを作られることは何度かありましたが、柳選手を始めとする南葛守備陣が、相手の攻撃を跳ね返すことに成功し続けてました。

そして、後半17分頃から南葛は何度もコーナーキックのチャンスを迎えることになります。

なんと10分弱の間に、4度のコーナーキックを蹴ることになりました。

そんな4度目のコーナーキック、後半26分、大前選手が蹴ったボールがキーパーの前方に落ちてきたのを、柳選手が押し込みます。

かなり強引なシュートだったように見えますが、見事にゴールに吸い込まれていき、値千金の2点目を獲得しました。

柳選手も大喜びでしたが、観客席も大興奮でしたね。

その後も、東京ユナイテッドは攻撃を仕掛けてきますが、得点には至らず、2-0で南葛の勝利となりました。

アディショナルタイム2分に外山選手がスリップして、あわや失点か、というシーンもありましたが、選手一丸となって守り切りましたね。


試合後は、南葛の選手たちが観客席の前まで挨拶に来たので、みんなで葛飾ラプソディー(の替え歌)を歌います。

その後ろ、はるか後方では、柳選手がヒーローインタビューを受けていたようです。

試合後の挨拶


試合のアーカイブが残っている(2024年4月時点)のでリンクを貼っておきます。


ハイライトはこちらになります。


その他の試合結果

さて、その他の試合結果は以下のとおりです。

東京国際大学  0-2 東京23FC
ヴェルフェ矢板 2-1 桐蔭横浜大学
エリース東京  0-2 VONDS市原
東邦チタニウム 1-2 つくばFC

引き分けの試合が一つもありませんね。エリース東京と桐蔭横浜大学が2連敗となっています。

そして、VONDS市原、つくば、東京23は2連勝ですね。

桐蔭横浜大学は、ンワディケウチェブライアン世雄選手が先制ゴールを決めるも、ヴェルフェ矢板に逆転負けを喫しています。

そんなヴェルフェ矢板の得点は、前半終了間際の44分と、後半終了間際の45分に生まれています。

終了の笛が鳴るまでは油断が出来ない相手だなあ、って思いますね。

この結果より、順位表が以下のようになりました。

第2節終了時点

勝点順に並べてみます。

勝点 チーム
------------------------------------
 6 東京23、VONDS、つくば
 5
 4
 3 南葛、東京U、矢板
 2 
 1 東チタ、東京国際大
 0 桐蔭横浜、エリース

次の試合日程

第3節の試合日程は、下記のようになります。

4/28(日)
11:00 ヴェルフェ矢板  - 南葛SC
12:00 東京23FC   - つくばFC
15:00 エリース東京   - 東京国際大学
17:00 桐蔭横浜大学   - VONDS市原
17:30 東京ユナイテッド - 東邦チタニウム

今回は、みんな日曜日に試合が行われますね。3連休のど真ん中となります。

南葛の相手は、ヴェルフェ矢板となります。第3節では一番最初にキックオフとなる試合ですね。

南葛の試合以外では、2連勝中同士の戦い、つくばFCと東京23の試合が気になるところです。

また、同じく連勝中のVONDS市原を、桐蔭横浜大学が止めることが出来るのか、といったところも気になりますね。

振り返って

水曜日にも試合が行われたことで、南葛としては珍しく1週間で3試合を行うという過密日程でした。

本来であれば、敗戦後は最低1週間は落ち込むことになるのですが、その期間が短かったので、落ち込む余裕もなく次の試合を迎える、といった感じでしたね。

そんな中で迎えた東京ユナイテッド戦ですが、今回は采配が今までと異なりました。

今までは(おそらく)より多くの選手に経験を積んでもらいたいということで、前半やハーフタイムで選手を交代させることが多かったと思っています。

それが、この試合では、最初の交代が後半14分という遅さです。

ここから想定出来るのは、この試合は育成よりも勝ちを重視した試合だったんじゃないかな、と言うことです。

そして、この11人が、現時点で最もチームとして力を発揮することが出来る11人なのかな、なんて思います。

もちろん全て推測です。勝ったからこそ言えてる部分でもあります。

そもそも、勝とうと思って勝てるほど簡単なものでもないですし。

それにしても、田中選手は3試合連続フル出場しています。非常に監督からの信頼が厚い気がしますね。

ただ、裏を返すと、それに取って代わる選手が出てこないだけかもしれません。

選手は日々進化していて、風間監督も伸びてきた選手は、どんどん使いたいと言っているので、チーム内でのポジション争いも気になるところですね。

さて、次の対戦相手はヴェルフェ矢板、関東リーグでは最も遠い場所、緑新スタジアムYAITAでの試合になります(東邦チタニウムの本拠地から矢板までは車で5時間以上かかるらしい)。

そして何と、南葛SCのチームバスを使った応援ツアーが実施されるとのことです。

何も知らない人からすると、現地に到着した南葛SCのチームバスから応援団が降りてくるので、さぞかし驚くのではないでしょうか。

当日は出発が早いので、バスに乗り遅れないよう寝坊しないようにしなくちゃいけません。

なんとか間に合って、現地に応援しに行きたいと思います。

がんばれ!南葛SC!

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