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2023/9/3晴れのち雨。関東リーグ1部 後期第6節「南葛SC vs 東京23FC」

はじめに

9月に入っても暑さは衰えず、蒸し暑い日が続いています。

月日が経つのは早いもので、関東リーグも残すところ4試合。ホームゲームも、この日を入れて残り2試合しかありません。

もうすぐ終わりだと思うと、少し寂しいですね。

今節は、ホームである奥戸総合スポーツセンターに、隣の江戸川区のチーム、東京23FCを迎えての試合となります。

この日も、縁日ブースがあったり、葛飾区民は芝生席が500円になったり、防災週間ということで、消防車が?来たりするようです。

この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。


さて、前節までの順位表を貼っておきます。

前節まで

南葛は8位になりますが、前日の試合で9位の東京国際大学FCが勝利していました。

ですので、現在は暫定9位となります。できれば2点差以上で勝利して、順位を上げていきたいですね。


当日を迎えて

朝起きて、天気予報をチェックすると、16時ぐらいから雨予報になっていました。

ところが、別の天気予報をチェックしてみると、22時ぐらいから雨予報になっています。

雨雲レーダーを見てみると、ぎりぎり雨が降らない感じだったので、雨具は持っていかないことにしました。

陽射しは強いのですが、非常に風が強く、そこまで暑さを感じない一日だったかと思います。

この日は、いつものように、事前掲出のタイミングで森山選手の横断幕を掲出することが出来ました。

横断幕を掲出するのも次で最後

タイミング良く、ウェルカムボードを見せてもらうことが出来ました。

ウェルカムボード

このウェルカムボードも、次で最後だと思うと寂しいですね。


会場の様子

何度も来てると見慣れた光景になってしまいますが、今節も変わらず「のぼり」が立っていました。

初期の頃とは配置が微妙に変わってきていて、今は、道の左右に「のぼり」が立ててあります。

なお、この日は、とても風が強かったので、いつも以上に揺れてました。

体育館に向かって左側の「のぼり」
体育館に向かって右側の「のぼり」


さて、この日は防災週間とのことで、消防団の方がやってきてました。消防団の赤い車も2台ほど設置されてましたね。

はしご車

希望者は、消防車に乗ったり、消防士の制服を着て写真を撮ったり出来たようです。

消防車好きの子供たちは大喜びでしたね。


また、縁日ブースでは、ヨーヨーすくいが無くなり、代わりにスーパーボールすくいが新たに増えてました。

大盛況でした

輪投げ、射的は相変わらずでしたが、なんと、この日はタカラトミー様より提供の景品があったので、それを目当てに子供たちが喜んで参加してましたね。


一方、南葛ブースでは新商品が2つ出ていました。

一つはトートバック、色が3種類あったので悩みましたが、汚れも目立ちにくく、暗すぎないカーキを購入します。

なかなか使いやすそうな形状でした。

2500円

次に、新商品のラバーコースターも買います。ついでに(?)ポストカードも貰えました。

1000円

後から思ったのですが、このポストカードは、キャプテン翼のスタンプラリーと連動した試みで、二次元コードを読み込んで貰えるものだったのではないかな?と思ったりもしましたが、真偽のほどは定かではありません。


南葛ブースの隣にはインフォメーションがあり、今回はそこに結びだるまが置いてありました。

今節はインフォメーションブース

この日は葛飾区民DAYとのことで、インフォメーションブースで葛飾区在住の人は芝生席がワンコインで購入出来ます。

せっかくなので、購入することにします。

500円

QRコードも便利なのですが、紙チケットだと記念に残せるのが、ちょっと嬉しいんですよね。


また、この日は長谷川選手(背番号32)が選手カードを持ってウロウロしいるというポストをしていたので、見かけたら絶対貰おうと心に決めてました。

会場に着いてからは、合間合間に周りを見渡したりして、ずっと探してたものの、ちっとも見つかりません。

試合もそろそろ始まる時間になり、半ば諦めてたので、見つけた時は嬉しかったですね。

興奮を抑えつつ声を掛けて、カードとサインを貰えることが出来ました。

記念


スタグル

公式サイトには、全部で9つのキッチンカー情報が載っているのですが、それ以外にも、以前出店したことのあるOGGIさん、バンタコスさんの姿も見えましたね。

今まで出店したことのない新しいキッチンカーは一つでした。

まずは、HOWZIT(ハウジー)さんを覗いてみると、シューアイスのチョコ味が限定商品であるとのことです。

HOWZITさん

人間とは限定という言葉には弱いですよね。そのシューアイスと、HOWZITさんとクロノワールさんのコラボお菓子を買いました。

シューアイス チョコ味

ところが、このシューアイス、めちゃくちゃ好みの味でした。美味すぎる!

また買いたいのですが、どうやら店舗では売ってないとも聞きました。

再びこの商品に巡り合うことがあるのでしょうか。もしまた見かけたら絶対買わねば、と密かに誓います。


その横には、DRINK OF BRASILさんとピザクィーンさんのキッチンカーが出店していました。

いつものお二人

この日は特別なコップでグレープジュースをいただきました。

ちょっと嬉しいスペシャルなコップ

このグレープジュース、とても濃厚で美味しいんですよね。

無添加とのことで、身体にも良さそうな感じがします。


さて、今日はキッチンカーが本当に多いですね。

前回、バンタコスさんでソース無しのタコライスを買いましたが、美味しかったので、今回はアボガドソースで買ってみました。

かき氷を買い求める人が多かった気がします
800円

やはりソースで、だいぶ味が変わりますね。今のところ、オリジナルの方が好みかな。他の味も試してみたいところです。


次は、南葛では初めてのキッチンカー、BUTCHER’S CANTINA(ブッチャズキャンティナー)さんに向かいます。

店員さんが外国の方だったのですが、とても愛想がよかったですね。

看板

ここでは、ローストビーフ丼だけにするつもりが、衝動的に、とうもろこしを購入してしまいました。

800円と400円

とうもろこしは、ちょっとかなりいまいちでしたが、ローストビーフ丼は美味しかったですね。


ナンカツバーガーも久々に出店していて、買おうかと思ったのですが、とうもろこしを衝動買いしてしまったので、今回は断念します。

ナンカツバーガーに殺到する人々


スタメン発表(17:30~)

イベントブースや買い物、スタグルを満喫したので、会場に入りスタメンの発表を待ちます。

今回のゴールキーパーは中林選手(背番号1)で、ベンチには外山選手(背番号37)が控えるようですね。

そして今回は、関口選手(背番号7)がベンチに復帰しています。

スタメンを見る限りでは、今回は4バックのようですね。

キャプテンマークは、副キャプテンの玉城選手(背番号19)が着けるようです。

試合開始前にグラウンドを見ると、何やら大勢の人がグラウンドの上でうろうろして何かをやってました。

たぶん、溶けてしまったゴムチップ拾いをやっていたのかな、と思います。

ゴムチップ拾い(と思われる)


試合開始(18:00~)

この日は非常に強い風が吹いており、風下が少し不利なピッチコンディションだったかと思います。

通常だと、南葛は風下側のエンドからスタートするのですが、どうやら風上側からスタートするようです。

「なるほど、前半は風上のエンドを選んで、先制点を狙いに行くのだな」、と思ってたんですが、南葛のキックオフから始まったので、どうやら東京23FCが、あえて前半は風下を選んだようです。

おそらく、南葛は後半に弱いというデータもあることから、前半は守備的に進めていき、風上になる後半に勝負を決めようという戦略だったのではないでしょうか。

去年のアシスト王にもなった東京23FCの背番号10番、若杉好輝選手が、前半は出ておらず、後半から投入されたのも、そういった意図があったからではないか、と勘繰ってしまいますね。

さて、本当にそんな意図があったかどうかはさておき、前半は南葛ペースで試合は進んでいきます。


前節までと変わったな、と思った点として、今回はワンタッチでパスを出すことが増えた気がします。

それによりボールをロストしてしまうケースもあるにはあるのですが、上手く繋がればリズムも良くなるので、失敗を恐れずに続けていってほしいですね。

そして、相変わらずベテラン勢は要所要所に素晴らしいテクニックを混ぜ込んできます。

その中でも特に佐々木竜太選手(背番号20)は、ボールを引き寄せる磁石でも内蔵しているんじゃないか、というぐらいボールを寄せてきます。

それが最大限に発揮されたのが前半43分でしょうか。

ゴール前の混戦の中、難しいトラップから地面に叩き込むようにゴールを決めてくれました。

これが今季、初ゴール!

これまで惜しいシーンを何度も見せられた後だったので、やっと決まったか!と、とても嬉しかったですね。

その後、前半終了間際に佐々木竜太選手がイエローカードを貰ってしまいましたが、そのまま1-0で終わります。


今回もハーフタイムでは、水を撒いてましたね。

水撒き

以前、下平選手が訴えたゴムチップ対策をしっかりやってくれているようです。ありがたいことですね。


後半開始(19:00~)

さて、後半は稲本選手に代わり秋山選手(背番号26)が入ります。この流れは8月6日の栃木シティ戦と同様ですね。

一方、東京23FCは若杉好輝選手を投入してきました。

やや押し込まれる展開が続く中、後半20分過ぎに試合が動きます。

東京23FCの背番号2番、柴田隼人選手が、ゴール前の混戦を上手く裏に抜け出しボールを受け取ると、背番号8番の菊地紘平選手に預け、そこからクロスを上げます。

人数では勝っていた南葛でしたが、背番号18番の東駿選手がまったくのフリーになっていて、そのクロスを見事にヘディングシュートを決め、同点に追いつかれてしまいます。

悔しいですが、なんとも鮮やかな得点シーンでした。

しかし落ち込んでる暇はありません。

選手たちの背中を少しでも押せるように、南葛SCコールを大声で叫びます。まだまだこれから、時間はある、という想いを乗せて。


後半27分、ついに恐れていたことが起こります。前半でイエローカードを貰った佐々木竜太選手でしたが、2枚目を貰ってしまいました。これで退場となります。

残り20分弱、南葛は10人で戦わなくてはなりません。

これは、かなり不利な状況となります。

でもこの日は何故か、それでもまだ南葛が有利で、このまま逆転出来るんじゃないかと、そんな風に思ってました。

しかし後半33分、その想いを打ち砕くように若杉選手が左サイドから一人で突破し、ミドルシュートを決めやがりました。

これはもう見事としか言いようがありません。

しかし、まだ時間はある。負けないでほしい。出来れば勝ってくれ。

そんな想いからか、周りの応援の声も、少しずつ大きくなっているのを感じます。

また、この日はゴール裏に南葛飾高校の皆さんも来ていたので、応援の声もかなり大きかったんじゃないでしょうか。


さて、東京23FCはリードしたことで、落ち着いた試合運びをするようになります。

南葛は1人少ないので、なかなかボールを奪うことが出来ません。

時間は、どんどん過ぎていきますが、後半42分、相手のゴール付近で南葛はスローインを得ます。

この時に交代で入ってきたのが関口選手(背番号7)です。

人数の少ない南葛にとっては、数少ないチャンス、なんとか活かしたいところ。応援の声も大きくなってきたように思えます。

その声援の中、交代で入ったばかりの関口選手は、なんとかゴールを奪おうと攻撃を仕掛けますが、相手DFを突破することは出来ず、いったん後ろの秋山選手に戻します。

これが功を奏しました。

相手の選手は、みんな引いて守ってたので、秋山選手がフリーになれた時間が少しだけ、ほんの少しだけ長かったんだと思います。

そのわずかな時間は、秋山選手が体勢を整えてシュートを打つには十分な時間でした。

そのシュートは、相手の選手に当たったようにも見えますが、そのままゴールに吸い込まれていきます。

これで2-2の同点に追いつきます。

正直、ゴール裏からは最も遠い場所の出来事だったので、誰か決めたのかすぐには分からなかったのですが、もう大盛り上がりでしたね。

会場の雰囲気も一変して、さあ逆転だ、という勢いで応援をしていたように思えます。


選手たちは最後まで諦めることなく走り続け、人数で負けてるとは思えないぐらい互角の戦いをし、最後のコーナーキックでは惜しいシーンも作りましたが、結局このまま試合は終わりました。

この試合は、アーカイブが残っている(2023年9月時点)ので、興味がある方は是非ご覧ください。

ハイライトはこちらになります。なお、ハイライトの方だと秋山選手の試合後インタビューが字幕付きで聞けます。


試合が終わって

試合が終わると、まずは東京23FCの選手たちが、ゴール裏まで挨拶に来てくれました。

敵のチームとは言え、サッカーは相手が居なくては出来ないスポーツです。お互いリスペクトしあって、これからも戦っていきたいものですね。

その後、南葛の選手たちがゴール裏まで挨拶に来てくれました。

勝った時に歌う葛飾ラプソディーは歌えませんでしたが、勝利を目指し戦っている選手たちには、スタメンも控えもベンチ外も関係なく敬意を表したいと思います。

それにしても、この日はゴール裏に子供たちの姿が、とても多かったですね。

また、南葛の試合を観に来てくれるといいな。

南葛飾高校の皆さんが居ると、応援に厚みが出るので、出来れば毎回来てほしい。


実は、後半の途中から、遠くで雷の鳴る音が聞こえたりして、雨が降るんじゃないかと少しヒヤヒヤしてましたが、最後まで雨が降ることなく終えることが出来たので安心しました。


振り返って

この試合では何としても勝ちが欲しいところでしたが、残念ながら引き分けでした。

しかし、一人少ない状態から同点に追いつくことが出来たのは、今後の戦いに良いイメージを残すのではないでしょうか。

ここで勝ち点1を取れたことが、終わってみれば良かった、そう思えるようになれればいいですね。


さて、その他の試合結果は以下のとおりです。

つくばFC            2-1   栃木シティ
流経大ドラゴンズ   0-2   VONDS市原
東京ユナイテッド   1-1   東邦チタニウム
東京国際大学         1-3   桐蔭横浜大学

なんと、栃木シティが負けてしまいます。どうやら前半に、つくばが2点を先制し、後半は栃木シティの猛攻を1点で凌いだようです。

次節は栃木シティとVONDS市原の直接対決がありますが、勝ち点差が8に広がってしまったことで、引き分け以上ならVONDS市原の優勝が確定します。


さて、この結果を踏まえ、今回も現在の順位の差を見える化してみます。

勝点 チーム
------------------------------------
40 VONDS市原
39
38
37
36
35
34
33 
32 栃木シティ 
31 
30 
29
28
27
26
25 東京U
24
23 つくば
22
21
20 東チタ
19
18 桐蔭横浜、東京23
17 東京国際大
16
15 南葛

南葛は、ついに9位に落ちてしまいました。

次の試合は、すぐ上に居る東京国際大学。

その次は、ちょっと先に居る東邦チタニウム、最終節は最下位である流経大ドラゴンズと続きます。

順位が近いチームとの対戦が続くので、どれも負けられないですね。


さて、次の東京国際大学との試合ですが、キックオフが11:00と、結構早い時間になります。

9月になったとは言え、まだまだ暑い時間帯なのではないでしょうか。

しかし!南葛は今季から午前中の練習となっているので、その時間にサッカーをすることへの抵抗は無いはずです。

前回では、1-2で負けてしまった東京国際大学ですが、なんとしても勝ってほしいですね。

ちなみに前回は、フリーキックを直接決められ先制されてしまった後、河本選手(背番号33)のゴールで同点に追いつき、さぁ逆転だと前がかりになったところを狙われ、1-2で負けてしまいました。

とても手強い相手だな、と思いましたね。

特に、先制点となるフリーキックを決めた背番号20番の金田奎人選手、彼が居る限り、ゴール付近でのフリーキックは、なるべく避けたいところです。

次節は、佐々木竜太選手が出場停止となっているのが残念です。

ただ、今節で10人で追いついた勢いを持って、同じような気持ちで戦えば、次こそ勝てるんじゃないかと信じています。

暑くて大変かもしれないけど、がんばれ!南葛SC!

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