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2024/3/17晴れ(強風)。東京カップ2次戦、準決勝「南葛SC vs SHIBUYA CITY FC」

東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(以降、東京カップ)の2次戦、準決勝として、南葛SCとSHIBUYA CITY FCとの試合が行われました。

この大会は、勝ち進んでいくと、東京都代表として天皇杯に出場することが出来ます(東京カップについての概要は最後に書いておきます)。


東京カップ2次戦について

3月17日に、東京カップ2次戦の準決勝が、清瀬内山運動公園サッカー場のA面にて、行われました。

試合開始前のトーナメント表は、以下のとおりです。

当日の試合日程は、以下のとおりです。

【11:00~】
東京ユナイテッド (関東1部)
   vs
エリース東京(関東1部)

【13:30~】
南葛SC(関東1部)
   vs
SHIBUYA CITY FC(東京1部)


当初は現地観戦する予定では無かったのですが、1年ぶりに森山選手が復帰するとの噂を聞いたので、急遽行くことにしました。



当日を迎えて

天気予報によると、昼過ぎから曇りだったのですが、気温は20度近くまで上がるとのことです。

絶好のサッカー日和だと思っていたのですが、時々強い風が吹いてたので、ちょっとやりにくいかもしれません。

最寄り駅が、新座駅(にいざえき)から20分以上かけて歩いていくか、清瀬駅からバスか歩いていくルートがあるようです。

自分は、新座駅から行くことにしました。

新座駅


20分以上かけて歩いていくと、運動公園が見えてきます。

運動公園


会場である清瀬内山運動公園サッカー場は、いくつかのグラウンドがあるのですが、今回使用するA面では観客席がありましたね

さっそく持参した横断幕を掲出し、試合が始まるのを待ちます。

当日のスタメンは以下のとおりです。

スタメン
GK 外山 佳大
DF 横須賀 郁哉
DF 柳 裕元
DF 田中 大生
MF 長島 武
MF 森永 耀晟
MF 下平 匠
MF 神田 洸樹
FW 加藤 政哉
FW 森山 翔介
FW 大前 元紀

ベンチ
GK 中林 洋次
DF デイビッソン
MF 今野 泰幸
MF 佐々木 達也
MF 玉城 峻吾
FW 金城 アンドレ 泰樹
FW 奥原 零偉

スタメンに関して言えば、前回の試合から森山選手だけ変わっていて、他は一緒でしたね。

ベンチのメンバーは2人変わっていて、今回はデイビッソン選手と奥原選手が入っています。

布陣は前回と同様みたいですね。


試合開始

キックオフの笛が鳴り、試合が始まります。

観客席からピッチまでが非常に近く、かなり迫力がありました。

強風が吹いているので、高く上がるようなパスは少なくなるかな、と思ってましたが、序盤はロングボールが多かったように見えます。

相手のSHIBUYA CITYは、かなり手強く、ちょっとしたミスからピンチを招くことも多かったですね。

特に印象的だったのが相手の22番(大津佑和選手かな)だったでしょうか。

右サイド(こちらの左サイド)を何度も突破していくのが見えました(観客席から近いこともあり、よく見えました)。

前半32分、風間八宏監督が動きます。

左サイドハーフに位置する神田洸樹選手に代わって佐々木達也選手が入りました。

この交代が功を奏し、前半終了間際の45分、フリーキックからのこぼれ球を、佐々木達也選手がダイレクトボレーシュートを決め、先制します。

佐々木達也選手は、南葛に加入して公式戦では初ゴールとなります。

左右どちらのポジションをこなすことも出来るし、豊富な運動量と献身的なプレイは、攻守ともに本当に頼りになる選手ですね。


ハーフタイムには、森永選手に代わって玉城選手が、下平選手に代わって今野選手が出場します。

後半も押し込まれる展開が多く、ハラハラしましたが、なんとか失点を免れます。

ところが、35分、36分と今野選手が連続でイエローカードを貰ってしまい、退場となってしまいます。

観客席から遠いエリアだったので、何が起きてるのかよく分かりませんでしたが、これは厳しい展開ですね。

これで南葛は10人となってしまいます。

大前選手に代わってデイビッソン選手が入り、なんとか守り切ろうとしますが、後半アディショナルタイムにPKを取られ、なんと同点に追いつかれてしまいます。

試合はPK戦で決着をつけることになりました。

目の前でPK戦を見るのは初めてなのですが、かなり緊張しますね。

こちらがゴールを決めると本当に嬉しいし、相手が決めると本当に悔しい。蹴るまでが本当にドキドキします。

PK戦は、玉城選手、佐々木達也選手、加藤選手、田中選手の順番で蹴り、全てゴール。

相手は、1人目がゴール枠を外し、3人目のシュートは外山選手が見事に止めたため、5人目を待たずして決着がつきます。

昨季は2回のPK戦をやりましたが、悔しいことに、どちらも負けています。

しかし、今回は見事に勝利することが出来ました。


試合のアーカイブは無いのですが、ハイライトはアップされていたので、リンクを貼っておきます。


他の試合の結果

その他の試合結果は以下のとおりです。

東京ユナイテッド 1-2 エリース東京

東京ユナイテッドとエリース東京は、1-1のまま試合が終了するかと思いきや、終了直前にエリース東京が1点を決め、そのまま勝利します。

やはり最後まで分からないですね。

そして、トーナメント表は、以下のようになりました。


次の試合日程

次は1週間後の3月24日、赤羽スポーツの森公園にて、以下の日程で試合が行われます。

【12:30~】
東京ユナイテッド (関東1部)
   vs
南葛SC(関東1部)

今回は、JFLに東京のチームが2チームになってこともあり、社会人代表決定戦には2チーム出場することが出来るので、決勝戦の結果に関わらず次の試合へ進むことが出来ます。

優勝した場合は横河武蔵野FCと、準優勝の場合はクリアソン新宿との試合となります。


振り返って

昨季のリーグ戦最終節以来、久々の現地観戦となりました。

なかなか見やすい会場で、かなり楽しかったですね。

急だったけど行って良かったなって本当に思います。


さて、次の試合は結果がどうであろうと社会人代表決定戦に出場することが決まります。

エリース東京とは、今季から同じリーグで戦う相手となるため、どんな戦いになるかドキドキしますね。

勝敗はあまり関係ない試合になるので、色んな選手を試すことになるのかな、なんて思います。

勝利を期待して次も応援します。

がんばれ!南葛SC!



(参考)天皇杯までの道のり

天皇杯に繋がるカップ戦なのですが、簡単な流れは以下のとおりです。

東京カップ1次戦
   ⇩
東京カップ2次戦 ⇦ 今ココ
   ⇩
社会人代表決定戦
   ⇩
東京都代表決定戦
   ⇩
  天皇杯

それぞれの概要について、簡単にまとめてみます。


東京カップ1次戦

東京都リーグ1部~4部に所属している上位チームと、自治体のチームでA
、B、Cの3ブロックに分かれて試合をします。

各ブロックで優勝したチームの計3チームが、次の2次戦へ出場することが出来ます。

東京カップ2次戦

1次戦を勝ち抜いた3チームと、関東リーグに所属している東京都の5チームでトーナメントを行います。

上位2チームが、次の社会人代表決定戦に進むことが出来ます。

社会人代表決定戦

2次戦で優勝、準優勝したチームと、JFLに所属する東京都の2チームが試合をします。

勝った方が次の東京都代表決定戦に進むことが出来ます。

東京都代表決定戦

社会人代表の2チームと、大学生代表の2チームでトーナメントを行い、優勝したチームが東京都代表として天皇杯に出場することが出来ます。

天皇杯

毎年5月に行われているカップ戦です。

各都道府県代表チームと、Jリーグのチームで行われるトーナメントになります。

非常に注目度の高い大会です。

余談ですが、漫画「フットボールネーション」では、主人公の所属する社会人チームが天皇杯に出場し、Jリーグのチームと戦うといった内容になります。

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