見出し画像

2023/7/30晴れ。関東リーグ1部 後期第3節「南葛SC vs 桐蔭横浜大学FC」

はじめに

夏の暑さは、ますます激しくなり、特に日中帯は外に出ているだけで太陽の熱に焼かれているかのような毎日が続いてますが、関東リーグでは連戦の時期となっています。

全社も含めると8連戦目となり、疲労をいかに蓄積させないか、というのも大事な時期なのではないでしょうか。

今節は、ホームである奥戸総合スポーツセンターに、桐蔭横浜大学FCを迎えての試合となります。

この日は「南葛夏祭り2023」ということで、何やら縁日があったり、ご当地ヒーローがやってきたり、浴衣を着てると芝生席が無料になったりするそうです。

さらには、モンチッチと南葛SCのコラボぬいぐるみも販売されるようですね。

メインの試合以外にも、楽しみなことが多い一日になりそうです。

この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。


さて、対戦相手である桐蔭横浜大学FCですが、前回のアウェー戦では1-0で勝てたものの、手強い相手には違いありません。

直近では、桐蔭横浜大学FCは、現在2位の栃木シティに負けはしたものの3点を取っていたり(5-3で敗戦)、南葛が前節で負けてしまった東京ユナイテッド相手に互角の戦い(1-1のドロー)をしたり、調子は悪くなさそうです。

前節までの順位表を貼っておきます。

前節まで

南葛は8位になります。3位から9位まで、そこまで差が無いため、一つ一つの勝敗が大事になりますね。


当日を迎えて

1週間前に梅雨空けしてからと言うもの、雨もほとんど降らず、この日も猛暑の予感をひしひしと感じさせる空模様でした。

ただ、思ったよりも風が強く、気温は高いのですが、そこまで危険な状態ではなかった気がします。

と言っても、それは普通に生活していれば、の話で、この中でサッカーの試合を行い、90分走り続けるのは非常に大変だと思います。


現地到着(15:30~)

この日は15:30頃に会場に到着します。グラウンドに目を向けると、水を撒いているのが見えました。

会場に着いて、まず目についたのがこちらのボードになります。

メインのスタンド席に置かれたボード

どうやら今回から入場ゲートの名前が大きく書かれたボードが登場したようです。これがあれば初めての人も分かりやすいですね。

また、南葛ブースの近くには、会場マップが書かれたボードも置いてありました(他にも置いてあるかもしれません)。

会場マップ

初めて奥戸に来る人も、こういったマップがあると、とても助かると思います。こういった「気付き」って大事ですよね。

欲を言えば「現在地」のシール等が貼ってあると、もっと良かったかもしれません。


その近くには、次回の8月6日の宣伝ボードもありました。

8月6日の告知ボード

夏祭り感を前面に押し出して、良くも悪くもサッカーの試合を脇に置いているのが、とても良いですね。

サッカーに興味ない人も、何だか楽しそうだなって思える気がします。


相変わらず、のぼりも圧巻でした。

風に揺れる


そうそう、今回も結びだるまが置いてありました。

結構大きいので持ってくるのも大変そうですが、パワースポットにもなるし、毎回あると嬉しいですね。

必勝祈願!


しかし、この時期は本当に暑いですね。会場を歩いているだけで体力を奪われてしまいます。

気付けば16:00になっていたので、横断幕の掲出をしてきました。

横断幕(右側)
大前選手の横断幕もありました
横断幕(左側)


物販など(16:30~)

今回の個人的な目玉は南葛ブースで販売しているモンチッチ(4400円)でした。

そこまで売れないだろうと思ってたのですが、なんと15分で完売してしまいました。話によると限定20個の販売だったようです。

ぎりぎり買えました
後ろはこんな感じ

ユニフォームの再現度が高くて、スポンサーの名前もきちんと全て載ってるのが凄いなあ、と思いましたね。

ちょっと高めな値段設定な気もしますが、買えて良かったです。とても可愛いですね。


なお、南葛ブースでは、当日は風が強かったので、商品は店頭に並べず、値札だけ置いて販売していたようです。

10周年記念キーホルダー

並んでいると、時折、突風が吹いて商品が飛んでったりしてるのが見えて、とても大変そうでしたね。


今回のスペシャル企画である縁日ブースでは、ヨーヨーすくい、輪投げ、射的を遊ぶことが出来ました。

射的だけ300円で、他は200円だったかと思います。

南葛のグッズが当たったりすることもあるようでしたが、子供たちが凄い並んでいたのと、並んでいるだけで暑さにやられてしまいそうで、結局この日は何もやりませんでした。

ここでは、通常のスタッフやボランティアの他に、岡田選手(背番号9)、柳選手(背番号4)、外山選手(背番号37)も接客してましたね。

左から、岡田選手、柳選手、外山選手


それ以外にも、会場にはご当地ヒーロー(ゼロングとガンマ)の他に、健康ハートの日の関係で?会場にやってきた、「すわん君」もうろうろしていました。

「すわん君」は、その名のとおり禁煙を促進するマスコットらしいですよ(吸わん君)。

すわん君とガンマ
ゼロングとガンマ

ちなみに、緑の方がゼロングです。黄色い方はガンマというらしいですよ。

運が良ければゼロングのカード?も貰えたみたいですね。


いつもだったらガチャがあるあたりかな?に、健康ハートの日のブースもありました。

8月10日は健康ハートの日、という啓発活動を行っていたようです。

事前打ち合わせ中

キャプテン翼に出てくる三杉くん(心臓病を患っている)が心臓病啓発アンバサダーになっているとのことで、カード?を配布してましたね。

三杉くんのイラストが描かれたカード

運が良ければ、三杉くんと、「すわん君」が載ってるシールも貰えたようです(自分は貰えませんでした。。)。


今回も色んなブースがあって楽しかったのですが、ガチャガチャが無いのが少し残念でしたね。


スタグル

さて、恒例のスタグル巡りです。

風の強さで暑さが多少は紛れていますが、暑いことは暑いので、まずは冷たいものから食べることにします。

まずはWAKAYOSHIさんで、マンゴーのかき氷とスクラッチコーヒーさんのコラボコーヒーを購入します。

天然水!
どの味にしようか悩む!
まさかのトリプルコラボ!
マンゴーにしました、練乳もかかってます
まさしくスクラッチコーヒーさんの味でした

横で、かき氷を食べていると、下平選手(背番号29)がやってきて、お店の方と談笑してました。

話しかけたりは出来ませんでしたが、間近で見られて嬉しかったですね。


次にHOWZITさんで(念願の)シャーベットを購入。お子様も、接客のお手伝いをしていて立派でしたね。

この時にHOWZITのステッカーも貰いました。

このステッカーがあると、8月6日は少し割引価格で購入出来るらしいです。間違って、どこかに貼らないように気をつけなければ。

出店の準備をしているHOWZITさん
リンゴのシャーベット
みかんのシャーベット


DRINK OF BRASILさんでは、いつものように瓶のグレープジュースを売ってましたが、この日は、コップ売りもしていたようで、暑さも手伝い購入することにしました。

浴衣で接客

コップに使っている氷は、南葛SCのパートナーでもある松実屋商店さんの氷を使っているようです。

カップ売り

氷を入れて飲むと、すっきりと飲みやすくなって、あっという間に飲んでしまいました。

写真撮る前につい飲んでしまった


さて、次に食べ物を調達します。

まずは、今回新しいお店のConey Island Diner(コニーアイランドダイナー)さんで、ホットドッグを購入。

ホットドッグも5種類ぐらいあるし、モチコチキンも気になったのですが、ひとまずBLTドッグだけ購入。

とてもサクサクで食べやすいし、噛み切りやすくて美味しかったですね。

コニーアイランドダイナー
BLTドッグ


次にDelicious Door(デリシャスドア)さんで、ガパオライス、タコライス、唐揚げを購入します。

デリシャスドア(通称デリドア)

どうやら高砂を拠点としてるようですね。店の前のボードに書いてありました。

実店舗もあるみたいですね

タコライスは少し辛めでした。辛いのが苦手な人はガパオライスの方が良いかもしれません。どちらも美味しかったです。

こちらはタコライス
こちらがガパオライス

少し前にデリドアさんの唐揚げを食べたのですが、ここの唐揚げは冷めても美味しく食べられる気がします。

味付け(トッピング)が5種類ぐらいあるのですが、何も付けなくても美味しいと思います。

唐揚げ(トッピング無し)


スタメン発表(17:30~)

キックオフの30分前にはスタメンの発表がありました。

前節に引き続き、稲本選手(背番号8)がスタメンでしたが、なんと、奥戸でプレイするのは初めてだそうです。

また、1試合ぶりに野村海選手(背番号14)がスタメンに、2試合ぶりに横須賀選手(背番号27)がベンチに登録されてました。

それ以外のメンバーは、スタメンかベンチかの違いはありましたが、前節と同じでしたね。

桐蔭横浜大学のチームカラーは青なので、前回のアウェー戦でも南葛はホームユニ(白)で試合をしていましたが、今回も同様にホームの白いユニで試合に臨みます。

試合開始前には、玉城選手(背番号19)の出身チームであるFC西新井の子供たちがエスコートキッズとなり、一緒に入場してました。

佐々木竜太選手(背番号20)は、自身の子供たち(でしょうか?)と、一緒に入場してましたね。

どちらも、良い思い出になったのではないでしょうか。


試合開始(18:00)

定刻通り18:00に桐蔭横浜大学との試合が始まりました。

この時間はまだまだ暑く、風はあるのですが、じんわりとした暑さに包まれているような感じでしたね。

前半は相手のゴールが目の前でした
スタンドは、ほぼ満員だったのでは?(前半25分頃の様子)

ちなみに、今回もゴール裏では南葛飾高校の生徒たちが一緒に応援をしてくれてました。

とても元気に声を出してくれており、負けてられないな、と思いましたね。


さて、試合の方は南葛ペースで進んでいきます。

前半は、秋山選手(背番号26)と稲本選手がボランチとして試合を組み立てていきます。

どちらかと言えば、左サイドの野村海選手からチャンスを作ることが多かったような気がします。

前半10分、2度目のコーナーキックだったでしょうか。大前選手の蹴ったボールを稲本選手が頭で合わせ、待望の先制点が生まれました。

これで1-0です。また、稲本選手が南葛に来て初ゴールです。

稲本選手の奥戸デビュー戦で南葛初ゴール!ということで、会場内では、かなり興奮してる人が多かったですね。

この後も、何度もチャンスを作るのですが、結局1-0のまま前半が終わりました。


後半開始時には、南葛は3人の選手を一気に入れ替えてきました。暑さによる疲労への対策でしょうか。

対する桐蔭横浜大学は、選手交代はありませんでした。

ハーフタイムでしっかりと修正したようで、南葛は前半ほどチャンスを作れない状況が続きます。

そして、後半6分には相手FWの木脇蓮苑選手(背番号15)に、後半32分には根本鼓太郎選手(背番号10)に、それぞれ得点を決められ、1-2と逆転されてしまいます。

どちらも、完全に崩された!という感じではなかったのですが、ゴールだけを見て、ボールを最後まで追い続けた桐蔭横浜大学の選手の執念が勝った、と言えるかもしれません。

残り時間も少なくなってきて、なかなかシュートまで持っていけない状況が続く中、後半途中から出場していた三原選手(背番号6)が、相手のペナルティエリア内でファールを貰い、PKのチャンスを得ました。

後半44分ぐらいの出来事です。

キッカーは関口選手(背番号7)、きっちりとゴールを決め土壇場で2-2の同点に追いつきます。

その後、あわや逆転か、というシーンもありましたが、そのまま2-2で試合は終了しました。


この試合は、アーカイブが残っている(2023年8月時点)ので、興味がある方は是非ご覧ください。

ハイライトはこちらになります。


試合が終わって

互いの選手がグラウンドを回って、観客席に挨拶をしている中、同点ではありますが、稲本選手のヒーローインタビューが行われてました。

奥戸で初出場し、そこでゴールまで決めてしまうとは、やはり持ってる選手は何か違うのかもしれませんね。

ゴール裏には、桐蔭横浜大学の選手たちも挨拶に来てくれました。

南葛の選手たちもそうですが、この猛暑の中、試合で走り続けるのも大変だったかと思います。

みんな、かなり疲れていたように見えました。


振り返って

個人的には、東京ユナイテッド戦に続き、秋山選手が、かなり良かったですね。

プレイ一つ一つが鋭く、丁寧で、かつ攻撃的で、痺れるパスも多く、見ててワクワクしました。

そして、最初から最後まで走り続けた関口選手(背番号7)の運動量には、ただただ凄いとしか言いようがないですね。

キャプテンに相応しいって本当に思います。

そんな関口選手と玉城選手(背番号19)ですが、この二人は息が合ってるなあ、って、素人目ですが思いましたね。

東チタ戦でも、狭いエリアで細かいパスを繋いで得点を決めるシーンがありましたが、今回も(得点こそは奪えなかったものの)随所に息の合ったプレイが垣間見えた気がします。

それにしても、前半は、かなり調子良かったように見えましたが、後半は対策されてしまったのか何なのか、残念な結果となってしまいました。

人工芝のゴムチップが溶けて、スパイクの裏に付いてしまうのを気にしてる選手が多かったのも印象的でしたね。


なお、その他の試合結果は以下のとおりです。

栃木シティ            1-0   東邦チタニウム
流経大ドラゴンズ 0-3   東京国際大学
つくば                   1-4   東京ユナイテッド
VONDS市原     1-1   東京23FC

ついに、首位のVONDS市原が引き分けました。

ただ、対戦相手である東京23FCは先制しており、失点も不運なオウンゴールによるものだったので、一つ間違えたらVONDS市原が負けていたかもしれません。

それ以外では、2位の栃木シティ、3位の東京ユナイテッド、9位の東京国際大学が勝利しました。


さて、この結果を踏まえ、今回も現在の順位の差を見える化してみます。

勝点 チーム
------------------------------------
31 VONDS市原
30 
29
28
27
26 栃木シティ
25
24
23
22
21
20 東京U
19
18
17
16 東チタ、東京23
15 桐蔭横浜
14 南葛、つくば、東京国際大

VONDS市原が引き分けたことで、少し差が縮まってはいますが、それでもまだ差がありますね。

そして、東京ユナイテッドは混戦から少し抜け出してます。

残念ながら、我らが南葛SCは、いよいよ最後尾のグループまで落ちてしまいました。

もう後がありません。あとは登るだけです。


そんな南葛SCの次の対戦相手は栃木シティ、引き分けを挟んで4連勝中のチームです、強敵です。

前回のアウェー戦(4月29日)では4-3で南葛が勝利しましたが、そのリベンジを果たそうと、意気揚々とやってくるのだと思うと怖いですね。

今季の栃木シティの特徴としては、その圧倒的な攻撃力が挙げられると思います。

なんと、12試合で40得点。1試合平均3点という驚異的な数字です。

そんな栃木シティで最近調子が良さそうなのが山村佑樹選手(背番号9)、直近の2試合で計5得点も決めており、現在は得点ランキングでも1位になっています。

それ以外にも、やたらとアシストしている田中パウロ淳一選手(背番号77)や、191センチの長身FW戸島章選手(背番号25)など、怖い選手がいっぱい居ますね。

ある程度の失点は覚悟した方が良いかもしれません。

そして、この試合が終われば、2週間の中断期間があり、8月27日まで試合がありません。

長い連戦も、もうひと踏ん張り!なんとか頑張ってもらいたいですね。

がんばれ!南葛SC!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?