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2023/5/20 雨のち曇り時々晴れ。ボランティア体験記(関東女子サッカーリーグ1部 前期第5節「南葛SCウイングス vs OSAレイア湘南FC」)

はじめに

この日は13:00から、南葛SCの女子チームであるウイングスと、OSAレイア湘南FCとの試合が水元総合スポーツセンターでありました。

OSAレイアは、関東女子サッカーリーグに所属しているチームの中で、なでしこリーグ参入を目指しているチームの一つです。

しかも、去年はリーグ優勝を果たしている強敵となります。

OSAレイアとは去年も水元総合スポーツセンターで試合しており、その時は0-3で南葛SCウイングスは負けてしまいました。

余談ですが、自分が初めてボールパーソンをやった試合だったりします。その時の模様を日記に書いているので、リンクを貼っておきます。


前節までの順位表を貼っておきます。

第4節終了時点


また、この日の試合情報が公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。

前節の奥戸総合スポーツセンターで行った「ウイングス選手による観客のお見送り」企画ですが、どうやら今回の水元総合スポーツセンターでも実施するようです。

そんなウイングスの試合ですが、自分はボランティアとして参加してきました。


当日を迎えて

この日は、曇りだったり雨だったりの天気予報だったのですが、結果的には午前中は小雨がパラついたものの、午後には晴れ間が見えるぐらいに回復してました。

キックオフ時間は13:00で、ボランティアは2時間前の11:00集合になります。

ちょっと早めに向かおうと金町駅北口のバスを待っていたら、なんと、列の前方に、南葛のスタッフであり、ボランティア担当の酒井さんも並んでました。

どうやら自分の顔を覚えてくれていたようで、笑顔で会釈をしてくれました。

また、同じくボランティアを行うために、現地に向かっていた人とも、遭遇することが出来ました。

こういった予期せぬ出会いが増えるということは、人生が豊かになった気になるし、とても嬉しいですね。


現地到着(10:55)

現地では去年も見たことのあるOSAレイアのバスが停まってました。

去年と同じ場所に止まってました

相変わらず凄い存在感のバスです。羨ましいですね。

さて、ウイングスのホームゲームは前回と前々回が奥戸総合スポーツセンターで行われていたため、水元総合スポーツセンターは久々になります。

この日は16人ぐらい集まるとのことです。

まず初めに、南葛のスタッフである如月さんから挨拶と注意事項がありました。

今回は運用マニュアルもあるようです。

運用マニュアル

今回はウイングスの試合のみで、前後に使う予定が無いため、作業が少し多くなっているようです(前後に使う場合は、既にテントが設置してあったり、ゴールを片付けなくても大丈夫だったり等、作業が少し減る)。

この日の事前作業としては、こんな感じです。

  • 受付テントの設営、テーブルと椅子の設置

  • 各チームのテントを設営、ベンチの設置

  • 本部テントの設営、テーブルと椅子の設置

  • 担架要員用テントの設営

  • アドボードの設置

  • ピッチの横に来場者用ベンチの設置

  • コーナーフラッグの設置

  • 横断幕の掲出

  • ゴールを移動

また、試合中の役割として、自分はボールパーソンをやることになりました。


ボランティア作業の開始(11:10)

作業量が少し多いため、何人かのチームに分かれて作業をします。

ひとまず、自分は力仕事が必要となるテントの設営をすることにしました。

倉庫から2~3人でテントを担ぎ、ピッチの奥まで運んだ後に4人でテントを広げて設置するのですが、そこまでテントを運ぶのが大変なんですよね。

それが終わったら、ベンチをピッチの中に運んだり、受付用のテントを設営したりします。

受付の設置完了
今回は中央から横に並べたようです

11:40を過ぎる頃には、会場の準備が概ね完了したので、全員で横断幕の掲出作業を開始しました。

高所の作業になるので、今回もパームリーフさんに脚立をお借りします。

全員で始めたものの、12:00の開場時間近くになっても作業が終わらず、受付や会場の案内を担当する人は横断幕の掲出作業を中断し、自分の持ち場に移動していきました。

残りの横断幕は、ボールパーソンを担当する7人で行いました。

ついでに、どこでボールパーソンを行うかの話し合いをし、自分はアウェイのゴール裏を担当することになりました。

その後、サポーターの方も横断幕を掲出し、だいぶ賑やかになりました。これだけでもホーム感ありますね。

横断幕その1
その2

さて、ボールパーソン担当は試合開始15分前まで時間が空くので、その時間を使い、スクラッチコーヒーさんの軽食を食べました。

今回はバジルサンドですね。

バジルサンド

これはお店でも購入できるサンドです。個人的には、購入出来るサンドの中では1,2位を争うぐらい好きなサンドなんです。

本当に美味しい

かなりエネルギーを貰うことが出来ました。あとは試合を待つばかりとなります。


試合開始(13:00)

試合開始前には本部に行き、ボールを受け取ります。

ゴール裏に向かうと、相手チームの横断幕があったので、それがなるべく隠れない場所に椅子を置き、待機します。

OSAレイアの横断幕
ボールパーソンから見た景色

ほぼ定刻通りに試合が始まります。

ウイングスでは、前節に引き続き相田さくら選手がスタメンに入っています。

相田さくら選手は身長が高いこともあって、非常に存在感がありましたね。

OSAレイアのスタメンは、全て第4節までに3回以上出場しているメンバーだったので、おそらく現時点でのベストメンバーだったと思います。

中でも目を引いたのがOSAレイアの10番、塩野海風選手でした。

身長が高い選手なのですが、それだけでも厄介なのに足元にボールを置くのも上手で、あまりボールを渡したくないな、と思いましたね。

オフザボールの動きも見事で、のんびり歩いているな、と思っていたら、急に加速してプレスをかけてきたり、油断ならない選手だな、とも思いました。

試合は、前半32分に自陣ゴール前でハンドの判定でPKとなり失点、さらに後半24分に18番の国吉花吏埜選手に緩急を生かしたドリブルで突破され、さらに失点してしまいます。

2点目を決めた国吉花吏埜選手は、後半に9番の高橋沙矢香選手と交代で投入された選手なのですが、今季はそういった形で途中から出場することが多いですね。

起用方法から察するに、足が速く個人技が得意な選手なのかもしれません。

何はともあれ、その後もウイングスは何度もチャンスを作りますが、反撃およばず、0-2での敗戦となってしまいました。


この日の試合の模様はアーカイブが残っている(2023年5月時点)ので、お時間ある方は是非ご覧ください。

ハイライトはこちらになります。


試合が終わって(14:50頃)

試合終了後、すぐに選手たちによる観客のお見送りがあります。

出口が2か所あるのですが(厳密には4か所ありますが)、バスロータリーに抜ける側の出口でお見送りをするようです。

選手たちが出口に向かって歩いてくるのですが、その前に高橋陽一先生が颯爽と通り過ぎていきました。

高橋陽一先生も来ていたのであれば、なおさら勝ちたかったですね。

とても悔しいです。

ただ、負けてはしまいましたが、互角以上の戦いはしていたように思います。

この日は、来場者のお見送りが終わった後に、選手の写真撮影、それから後片付け、といった流れでした。

今回の集合写真

後片付けは、下記のような感じです。

  • テント(受付や本部など計5つ)の後片付け

  • 移動したテーブルやベンチ、椅子の片付け

  • アドボードを片付け

  • コーナーフラッグを回収

  • 横断幕を回収

  • ゴールの移動

テントとベンチは重たいので、この二つを運ぶのは結構な重労働になりますね。

15:30ぐらいには作業も全て完了し、いつものように酒井さんから参加証とクオカードをいただき、解散となりました。


振り返って

なでしこリーグを目指す上では、越えなくてはならない相手でしたが、残念ながら前節に続き敗戦となりました。

さすがにこの連敗はキツかったようで、試合後はウイングスの選手たちも、沈んだ表情をしている選手が多かった気がします。


なお、その他の試合結果は、以下のとおりです。

東洋大学         1-2 神奈川大学
VONDS市原    0-1 早稲田大学
東京国際大学   0-0 筑波大学

3位の神奈川大学が勝利し、2位のVONDS市原が負けたので、順位が逆転しました。


次の試合は2週間後、ホームで東洋大学と対戦します。

東洋大学とは、昨季の対戦成績が1分1敗なので、相性はあまりよくない相手かもしれません。

なお、今季のウイングスでは、奥戸総合スポーツセンターを使って試合をするのが、これで最後のことで、非常に集客に力を入れているようです。

目標は300人とのことですが、このカテゴリで、さらに女子チームで、ここまで集客出来たら、とても凄いことですね。

女子のサッカーは、どうしてもフィジカルに頼れない部分があるため、コンパクトでテクニカルな面が前面に出てくる気がします。

そこが、男子ほどの力強さは無いですが、観てて楽しいところでもあります。

次週は、奥戸に集まった観客にも、その面白さを是非とも伝えてほしいですね。

見ている人をワクワクさせてくれるような、そんなウイングスのサッカーを、これからも期待しています。

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