🔥日常自主トレ　ミニトラ編

今回は、
ウィルスに負けない日常自主トレ、
気合い編の続編、
「パート2」という形ではなく、

短くシンプルに、
ミニトラ編に変える事にした。


というのも、
この"ミニトラ"、

10代の頃から、稽古場、合宿、含め、
重要な場面で、
常にそばにいた"存在"！？で、

地獄の夏合宿。この時、17か、18歳？ミニトラ稽古は必須項目だった。

当時の映像を交えて、
このミニトラ編を創ったが、
今、考えると本当に危ない事だらけだ。

こんな危険なパフォーマンスを、
勢いに任せて、よくやっていたと改めて驚愕。。

あの、
NHKレッツゴーヤング、ミニトラでの登場、
簡単そうに見えて、とても危ない、、。

17歳、、

曲の前奏部分で、
三人が勢いよく飛び出し、
その前奏までにスタンバイし、
歌い出すという、
とてつもなく無謀な演出。。

この前宙（前方宙返り）急ぎすぎても間が空くし、
遅すぎたら、今度は歌い出せない。。

詳しく解説すると、

当時、自分よりも器械体操経験長い、
井野さんでさえ、
このミニトラでの、前宙、
回りすぎて、つんのめり、

今一度、前転して、あえて衝撃を抑え、

次の真吾さんは、
この時、足を怪我していた為、
着地の時、潰れかけている。

無理しながらの前宙は、相当辛かったと思う。

稽古場とは違い、景色が変わると、
回る感覚もスピードも変わったりもして、
非常に危険なのだ。

あの時、
怪我していた真吾さんを、
あえて、自分のセンターポジションに変え、
アクロバットを控えてもらっていたが、、

足を痛めながらの前宙は、
着地の衝撃など含め、
想像以上の痛みだったろう、
きっと、、。

という、、

あのようなパフォーマンス、

井野さんや、真吾さん、
もしくは、自分が着地に失敗して、
もしも大怪我したら、
あのデビューシングル、
歌えずに帰らされたのではないか？？

一体、誰が、ミニトラで飛ばせようなんて、
案を取り入れたのだ？

、、、

謎だ。。

でも、そこから、更に、

○ロポーズ大作戦での！？

おちゃらけた、ミニトラ合戦！？や、

この番組は、ほんと観たくない！？、、、汗

例の、
究極、レベルの高いミニトラでの表現を、
新宿コマ劇場で連日挑み、、

恐ろしいプレッシャーの日々、、

その後も、
今、思い出したが、
後楽園の野外劇場で飛んだり、

船越の兄貴、主催、
劇団マガジンでの客演で
レッツゴーヤングと同じ様にミニトラ設置して、
前宙して登場、

そして、影kageと、サクラ大戦での、
殺陣のシーンで使ったりと、、

39歳、、

今、思うと、
人生の大半で、
ミニトラ使い、飛んでいた気がする。。

、、、。

ある意味、

それこそ、

お馬さんと、このミニトラは、
切っても切れない、「縁」の深い！？
関係！？
"存在"の様な、
気がする、、、。

だが、もう、15年だ。

あれから一切、飛んでないし、
感覚も忘れてしまっている。

なので、今回は、
その"空中での感覚"を取り戻す為、
そして、
新たなる、今後の為にと、
この充電期間中、
スタジオ、予約、開放して頂いた。

ミニトラは特別な器具だ。
どこのスタジオにもあるわけではない。

しかも、あったとしても、勝手に挑むなんざ、
ご法度。

信頼関係が無ければ、自由に使わせてもらえない。

と言っても、15年ぶり、、、

正直、、

軽く踏み込み、飛んだ瞬間、

周りの"景色"が、フワっと変わって、

ビクっ！

と、なった。


そ、そうだ、

この感覚だ、、、

これを10代から、当たり前のようにやってきたんだ、、

だが、

その感覚を完全に忘れていた自分にとって、

当たり前が、当たり前ではなかった。

"怖い"という感情が走ったのだ。

そう、
恐怖心だ。。

久々だった、そんな感情は。。


勿論、すぐさま"気合い"で打ち消し、

挑むわけだが、

なんとなく、"不安"ばかり押し寄せていた。。

それらネガティブな感情、
全てを振り払い、
軽くジャンプを何度も繰り返した後、

いよいよ、前宙の稽古、

一、二回、やってみたが、

全然、回れない、、。

これには驚いた。

身体が、最後に挑んだ39、40歳の時と全く違う、

もう、完全に鈍くなってるのだ。

悔しい、、

悔しすぎる、、。

50代、後半になると、
こんなにも身体の感覚が変わるのか！？

と、悔しさを込めながら、

何度も何度も挑んだ。。

今回も同行してもらった、後輩の坂本君に、

カメラで自分の姿を撮ってもらって、

その回る（前宙）タイミングなど検証、

何がどう悪いか把握しながら、

更に、角度や、位置を変え、撮ってもらい、

挑んでいく。

とにかく検証。このテスト映像、恥ずかしくてホントは見せられない。

また、

驚くことに、

一回、ミニトラ、
踏み込んで前宙し、元の場所に戻り、
助走をつけて、飛んで、と、やっていると、
ハアハア、ゼエゼエ、
心拍数は勿論、息も上がってきて、

、、、！？

こんなにしんどかったか！？
と、びっくりした。。



この場所、ミニトラまでの距離は、
約、3、4メートル、

あの時、新宿コマでのjacミュージカルの時は、、、

と、思い出してみると、

大体、7、8メートルのミニトラまでの距離を、
コマの舞台を広々と使って表現していたが、

その、踏み込むまでの、助走、
長い距離を全力で走り、ジャンプ、
前宙、失敗、
一回半ひねりが、うまくいかない、
また、稽古だ！と、
何度も何度も表現しながら、セリフを喋り、
また、ジャンプして、また、喋り、
全力で走って、踏み込んで、前宙！失敗、
また、喋り、
と、、、、

あの時、19歳の時の、身体能力の高さに、
改めて驚かされた。。

いや、勿論、当時、
強制的なjacでの地獄のような、補強、
筋トレを連日やらされていた事もあり、
表現する上での、持久力、体力は、
全て備わっていたわけだが、

たったの、4、5メートルの距離なのだ、
今回、挑んだのは。

そんな短い距離を、踏み込んでジャンプ、
その繰り返しだけで、
息が上がる、、、、

愕然とした、、

これが、身体の衰えというものなのか、と、

、、、。

今回、それでも、

三十回以上、飛んだ。

これでもか、これでもか、というぐらい飛んだ。

ラスト、前宙、ようやく、
マット無しでも着地できる高さに、
感覚が戻った。

う、嬉しい、、


というより、

そう、
ラストの映像、
肩で息をしてる、、

これは、決して芝居ではなく、
ほんとに、
しんどかった、、、汗

30回以上飛んで、ようやく少し！？感覚が戻る、、。

情けなくて、自分を否定しそうになったが、

修羅場を乗り越え、共に鍛えてきた坂本っちが、
「いや、トランポリンは誰でもきついです、」
と言ってくれて、
ほっとした。。

55にもなって、
新たに挑戦するなんて、
無謀の極みなのかもしれない。。

だが、、、

色々な意味で、

自分自身でいつの間にか作った、囲った、
限界、甘さ、弱さなど全て、一刀両断、

そう、心も、身体も、肥えず、肥さず、

ストイックに、常に、挑戦、

never give upの精神でと、、

自分に言い聞かせるようになった。

"充電中"という名の、

"挑戦"は、まだまだ続く。

「気合い」と、

「常に、諦めない」の精神で、

前進しよう。

それでは、、、

See you around. 

またまた、しばし、充電を。。

never give upの精神で。

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