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フェリアーレ❣️

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フェリアーレ(何でもない、でも素敵な平日) それは、けっこう貴重なことだったり、 そこにシアワセが隠れていたり、 そんなコンテンツを集めたマガジンです。
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2024年9月の記事一覧

「壊れかけのラジオ」は壊れていなかった         

「懐かしい」と言う言葉を、 頭の中でレコードのように、クルクルと回していたら、 徳永英明の「壊れかけのラジオ」が聴こえてきた。 彼は「モヤモヤ病」に罹ったことがあると、 聞いたことがある。 もしかしたら、懐かしさを誘発し過ぎた? などと、 妙な想像をしてしまう。 なんだか変な紹介になっているが、 良い歌手だと思っている。 徳永英明には、 懐かしさを誘発する、何かが漂う。 「壊れかけのラジオ」は、 何故、壊れかけているのだろう? 当時、新しい時代の波に押されて、 「忘れ

犬じゃないんだよ、デコピンなんだよ!

2024年 MLBのオールスターゲーム、 大谷選手の愛犬の話題で、 ある解説者が言った一言。 「練習場には、犬いましたけどねェ・・・、」 この発言に、 犬じゃないんだよ! デコピンなんだよ‼️ テレビ画面に向かって、 妻の口からミサイルが発射された。 まるで大谷のHRのような、 大陸弾道巡航ミサイルだった。 ミサイルは、 一体、どこへ向けて、 何を「ロックオン」しているのでしょう? ものの捉え方は人それぞれ、 表現は自由、 だから様々な切り口があり得る。 けれ

ゆっくりと 狂ってゆく夏

地下鉄だから、 駅前にロータリーのない、 東京、白金台の駅前では、 さほど広くもない歩道上で、 バスを待つ人たち、 その脇を走り抜ける子ども、 ぶつかりそうになる スーパー帰りのお母さん、 さらに、 ベビーカーと電動自転車、 主人を待つ子犬、 様々な若い粒子が、 狂ったように入り乱れ、 どこか忙しい、 夏の夕暮れ。 横断歩道を渡り、 この辺りでは古株のお茶屋さんの脇を、 住宅街へと続く坂を降りて行くと、 途中、 見逃してしまいそうな小径がある。 いや、 見逃してし