見出し画像

予想外に面倒臭いこと

久しぶりに朝の5時台からおはようございます。この数日朝活をサボり気味でしたので朝に文章を書くことがなかったように思います。今日こうしてキーボードを叩きながら、やはり朝の頭の中が空っぽの状態の方が文章は書きやすいように思います。環境も静かですしね。

今週の日曜日にギャラリーさんが個展の設営をしてくださるので、金曜か土曜には作品が全て届くように手配します。遅くとも設営当日の日曜の午前中までには届くように。

【個展情報】
展覧会名:約束
会場:NADAR (ナダール)
会期:11/24(水)〜12/5(日)
open 12:00 - close 19:00
在廊予定:11/24(水)終日、12/5(日)終日
※最終日は16:00まで
※月、火曜休廊
※祝花や差し入れはご遠慮ください

画像4

画像3

画像2


===


昨日の夜に個展で使う額に関してとても面倒臭いことがありました。これは完全に確認不足だった自分に責任があるのですが、今日はその対応に追われそうです。

一点だけ飾る予定だった壁にある額を使おうと思っていました。北欧家具屋でずいぶんと前に買った額で、未開封で包装用のナイロンに包まれたまま我が家の物置にずっと収納されていました。個展の準備が始まってしばらく経った頃に、その額の存在を思い出し、今回の展示で使えるのではと大量の荷物の中から引っ張り出してきました。

見え幅が5~6mmの細めの黒で、とてもシンプルなスクエアの額です。ちょうどその壁にはシンプルな額を使いたいと思っていたので、いい額があったと安心していました。神経質な僕は額に少しでも傷がつくリスクを避けるため、プリントを額装するギリギリのタイミングまで未開封のままで置いておくことにしました。額の存在を思い出してから二、三週間は放置していたと思います。

昨日、そろそろ最後のプリントのタイミングが来たので、いざその額を開封してみたところ、作品保護用の透明の板がフレームに接着剤でしっかりと固定されていることが分かりました。額装では表面に保護用の板が来ると光が反射して作品が見えにくいことがあるので、個人的にはプリントが剥き出しの状態が好みです。

額を購入した際はこういった保護用の板が同梱されていることはよくありますので、この額に関してもその点は疑わなかったのですが、接着されているとは思いもしませんでした。これまで自分が見てきた額は、ほとんどの場合、保護用の板は接着されておらず取り外しが可能で、いつも作品の裏側に入れることが多かったからです。

そのままの状態で使う気になはれなかったので、板を剥がそうをしたのですが、思った以上にしっかりと接着されていたので取り外すのは容易ではありませんでした。最初は額を膝の上で持ち、両手の親指でじわっと押したのですが、少し接着剤が剥がれたものの、あまり効果はなく、諦めました。

もっとしっかりと力が伝わるように、保護板を上にして額を床に置き、上から膝で体重をかけながらジリジリと板が額の内側に入っていくように体重をかけました。最初のうちは上手くいくかなと思ったのですが、体重をかけ始めてしばらくしてから、バリっと大きな音が鳴り、一瞬で板が粉々に割れてしまいました。

この板はガラスでした。最初に板の材質を確認するために何度も叩いて音を確認したのですが、その時は音からアクリルだと思い込んでいました。アクリルなら力を入れても変形はすれど割れることはないだろうと油断していました。

夜遅くのことでしたので、割れたガラスの処理だけをして、猫が怪我をしないように一旦額はベランダに避難させました。そんなわけで、今日はその額から綺麗に割れたガラスを取り除く作業が待っています。同じ額が2個あるので割れていない方のガラスもなんとか剥がさなくてはいけません。

もっと前に額の状態を確認していたらこんなにギリギリのタイミングでなくガラスを処理できていたと思うと、なんだか情けない気分になります。今回の個展の準備では、個展では予想外のことがいくつも起こることを知りました。最低でも2週間前には作品を完成させて、展示に挑むのが良さそうです。

本当にいい勉強になりました。さて、ガラスを剥がします。

画像1



サポートしてもらえるなんて、こんな嬉しいことはない。