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展示とステートメント

ここ最近、朝活の時間(5:45~6:15)にアメリカの友達から届いた『Goosebumps』という子供向けホラー小説を読んでいます。この小説は何百話もシリーズが出ています。今読んでいるのはこれ。『One Day at HorrorLand』。ある家族が変な遊園地に来てしまって、閉じ込められるお話です。

Goosebumpsは日本語で「鳥肌」という意味です。ホラー小説のタイトルが鳥肌とは天才的なネーミングだなと思っています。

この小説との出会いは、オーストラリアに留学していた2003年でした。当時は古本屋やフリーマーケットで買い漁り、本当によく読んでいました。かれこれ18年くらい前の話です。ホラー小説といっても特に怖いことはないのですが、毎回最後の最後でどんでん返しがあって、それが秀逸なんです。
※先ほど読み終わりましたが衝撃の、笑撃のラストでした

本編のほとんどが最後の最後の一文のための前振りであることが多く、毎度「そう来たか!」と驚かせられます。その快感を得たくて読んでいるようなもんです。

今、秋の個展のステートメントを書こうと思い、ネットで書き方を調べているのですが、文章を簡潔に書くって本当に難しいですね。なぜこのテーマで撮ったのか、何を表現したかったのか。つくづく写真と言葉はセットなんだと思い知らされます。

中には写真家は写真だけで語れ、みたいなことを言う人もいるそうですが、それではやはりテーマの細部までは伝え切ることができないと思います。言葉での補足があるからこそ、作者の伝えたいことが伝わるのではないでしょうか。

息抜きのために少しだけステートメントから離れた文章を書きたくなったのでnoteを更新しました。さて、またステートメントの戦場に戻ります。秋の個展は11/24(水)から12/5(日)までです。期間中は何日か在廊も予定していますので詳細はまたご報告させていただきます。

さて、がんばろう!

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