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海老澤剛の生い立ち79-高校バスケ部2つ上の先輩たち
わたしが1年のとき、3年男子の先輩は、T夫さんとK本さんのお2人でした。
中学生、高校生のときは、学年が2年違うと、大人と子供のような差を感じます。
特に高校3年生は18歳になり、大人の仲間入りをします。
バスケット部の3年生の先輩は、完全な大人のお二人でした。
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T夫さんはキャプテンで、ポジションはフォワードでしたが、3番(スモールフォワード)と4番(パワーフォワード)の両方を兼ねていました。
運動量がものすごく、体もガッチリしていました。
試合中も、動き回ってチームを引っ張っていました。
わたしはいつも「T夫さんが疲れることってあるのかな?」と思っていました。
練習中も明るいムードを作ってくれました。
K本さんも、フォワードで、3番、4番のどちらもこなせる人でした。
特にゴール下が強く、筋肉の量はT夫さん以上だった印象があります。
高校生でありながら親父のような風格があり、お酒が強い人のようなイメージがあります。
いつかこの人と大衆酒場でぬる燗をゆっくり呑みたいなと思っていました。
文化祭のときはRCサクセションのコピーをされ、ベースを弾いている姿がカッコよかったです。
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このお二人が3年生だったこともあり、私たち後輩は萎縮することなく、楽しむことができました。
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