海老澤剛の生い立ち92-沖正弘導師、愛情をもって接する
話が少し前後しますが、わたしが高校3年の秋に、沖正弘導師が横浜に来て講演されました。
場所はなんとわたしが通っているヨガ教室でした。
これは行かなければと思いました。
沖導師は、よく全国に沖ヨガ教室を!と言われていましたので、横浜に教室が出来たことが嬉しそうでした。
沖導師からは毎回びっくりするお話を聞かせていただきましたが、その時も、リアルタイムで進行中の奇跡的なお話を聞くことができました。
以前にも、アメブロに書かせていただいたので、そこからコピペします。
以下アメブロ2023.7.19「魂レベルの会話」より
---
ちょうど私がヨガを習い始めたころに、ある女性が沖先生に相談に来られました。
その方は、妊娠した際に、体に癌があることがわかりました。
医者は子供を堕ろすことを勧めたそうです。
しかし女性は、せっかく授かった命なので、母子共に生きることを望みました。
相談を受けた沖先生は、女性の「産みたい」気持ちを尊重されました。
そして、母体である女性とはもちろん、胎児と話をしながら女性にアドバイスをしていきました。
月に数回、女性は沖先生に会いに来て、指導を受けていました。
その間に、夫、家族、医師、関連ある人たちが入れ替わり立ち替わり沖先生に苦情を言いにきました。
夫からは「妻にもしものことがあったら、責任とってもらいますよ!」と言われたそうです。
沖先生は「責任って何だ?俺にワイフになれとでも言うのか...」と呟かれていました。
---
横浜の教室で聞かせていただいたのは、ここまでです。
正直、わたしは、大丈夫なのかなと思いました。
でも沖導師は、揺るぎない確信を持っておられることが感じられました。
「これからどうなるか、よく見ていろ」とも。
その後何度かヨガ道場に行って沖導師の講義のときに、母子の健康状態が良好であることを聞いていました。
以下、再びブログをコピペします。
---
そして、出産の日、女性は元気な赤ちゃんを産み、出産と同時に癌も消えました。
さらに、無事に出産できたご報告に女性が沖先生の所にご挨拶に来られたとき、赤ちゃんは沖先生に会った瞬間に「うわ〜」と叫びながら飛びついてきたそうです。
母親のお腹の中にいたときから会話をしていたので、すぐにこの人だとわかったのです。
---
わたしは、本当に良かったなと思いました。
沖導師からは、いろいろなお話を聞かせていただきましたが、基本は目の前の人に愛情を持って接しておられることでした。
沖導師は普段、道場ではわたしたちに厳しい態度で接することが多いです。特に、難病を患っている方には、厳しく接しながらも、その人にとって最善になることをされていました。
ある日、そういった人たちが治るのは何故なのか、その理由を次のように話されました。
「俺は相手のために尽くすんだ。
その人のためになることを、一所懸命に、毎日毎日してあげる。
でも、なかなか良くならない。
例えば、立ち上がることもできない。
そんな日が何日も続く。
それで、ある日「貴様!俺がこれだけやってあげているのに、まだ治らんのか‼️」って怒鳴るんだ。
すると、びっくりして、するするするっと立ち上がってしまうんだよ(笑)」
「なっ、簡単だろ?お前らにもできそうだろ?(笑)」
しかし、次のように続けられました。
「いや、お前らには、無理だな。できないよ。なぜなら、愛がないから」
痛いな!でも確かにその通りだなと思いました。
これを単にテクニックとして
①相手に尽くす
②怒鳴る
という理解で行なっても、心の底から、「相手に治ってもらいたい、元気になってもらいたい」という気持ちがないと結果は出ないと思います。
ただし、奇跡は起こせなくても、愛をもって目の前の人に接することは、とても大切なことだとわかりました。
ブログの記事全文はこちらをお読みください。