自分らしいキャリアの見つけ方~Akatsuki Career Talk~
どうも、松村です。先週、「Akatsuki Career Talk」というイベントに参加してきました。
[株式会社アカツキ]代表取締役の塩田さんをはじめ、[ライフイズテック株式会社]代表取締役の水野さん、そして、[dely株式会社]代表取締役の堀江さんが登壇し、パネルディスカッションを行って下さりました。
今回は、そこで個人的に学んだこと、感じたことについて記事にしたいと思います。
自分らしいキャリアとは?
変化の著しい現代において、キャリアの選択肢が増えた結果、一番最初に就きたいと思える仕事がなかなか見つからない、また、そもそも自分のやりたいことや、自分にとっての好きなことが分からない…そんな悩みを抱える学生が増えているのが現状です。
実際に僕も優柔不断な性格と重なり、最初のキャリアをどうするべきなのかを悩んでいます。
やりたいこと=好きなこと?
…そもそも
自分にとって好きなことってなんだろう?
そんな僕の悩みを解決する言葉をくださったのは水野さんでした。
輝いている人は好きな“モノ”を仕事にする
ここでモノという所を強調したのには意味があります。それは、好きな“コト”と好きな“モノ”では意味が異なるからです。
水野さんの用いた例を参考に説明すると…
「人を楽しませること」が好きという人にとっては、好きな“コト”を仕事にするとなると、「ゲームを作って人を楽しませること」であったりだとか、「野球選手となって、プレイヤーとして観客を楽しませること」が当てはまることになります。これだと、ゲームを作ることも、野球選手になることも自分に当てはまる…
客観的に見ると、アバウトすぎて結局何をしたいのかが分からない状況です。
つまりは、好きな“コト”を抽象化すると、割とありとあらゆるものが当てはまる結果になり、そこから、それが本当にやりたい仕事であるのかどうかを図ることは難しくなってしまうということになってしまうのです。
これを対処すべき策として、キャリアを探す際には、好きな“コト”ではなく、好きな“モノ”に意識を変換して、自分の好きなモノを探してみるということが大切であるということになります。
自分にとって好きなモノってなんだろう?
そうなると、このステップに進みますね。
自分にとって好きなモノってなんだろう?
あれもこれもとなりがちだったりだとか、パッとしたモノが見つからなかったりだとか…。
ここでも悩みのポイントが出てきてしまいますが、この解決方法を堀江さんが教えて下さりました。
「好きなモノを見つけるのは無理」
…はい。いや、この話には続きがあります。
選択肢の多い中で、好きなモノを探そうとすると難し過ぎるということです。
ここの点を捉えた上で…
“好きなモノ”を探すのではなく、
“嫌いなモノ”を探す
ということが重要だということになります。
ここに関しては、消去法というイメージだと理解しやすいと思います。嫌なモノから順に消して残ったモノが自分にとって好きなモノである可能性が高いということです。
また、堀江さんは、1個だけに好きなモノを絞ってしまうと、執着となってしまう、つまりは、自分にはこれしかないという状況に陥り、心が折れてしまう可能性があるため、“好きなモノを何個も見つけること”が大切であると意見を加えて下さりました。
堀江さんの意見に賛同した上で、塩田さんは、
「ベストは尽くすけど執着はしない」
という考えを持つということが大切であると教えて下さりました。
また、好きなモノを探そうとして自分探しに出る人がいるが、体験してみないとわからないため、まずは行動することが大切であると意見を加えて下さりました。
まとめると以下のようになります。
○輝いている人は、好きなモノを仕事にする
○好きなモノ≠好きなコト
○好きなモノを探すために、嫌いなモノを探す
○好きなモノをひとつに絞る必要はない
○ベストは尽くすけど、執着はしない
○好きなモノを探すには、まずは行動
感想
一言でまとめると、本当に濃い時間でした。
普段聞けることの無い御三方のお話を、パネルディスカッションを通して聞くことが出来て本当に良かったです。
自分のキャリアは自分の心で決める。一見当たり前のような言葉ではありますが、この言葉の大切さを学んだ貴重な機会となりました。
ただ、聞いただけで満足することが一番あってはならない事だと考えているので、しっかり学んだことを活かしていきたいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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