vol.146 Q.「宇宙の自動調整」とは何ですか?(自己内対話76)

A. この宇宙には、あなたの人生で知っておくとよいであろう「自動調整」の機能があるので、ここでお知らせしておきましょう。もちろん、地球であなたが使う言語のレベルに変換・翻訳しているので、何事もそうですが言語で語る限界があることも含んだ上で、読んでいってください。

まず、基本となる考えは、宇宙は無限で人類の叡知の及ばない知性をもっているということ。この叡知は、人生に実際に起こってくる出来事をたどったり、先人の哲学・思想・宗教などを紐解いていけば、隠れた法則のように浮き上がるようなものなので、なんとなくあなたも感じていることでしょう。

この隠れた法則は、物理法則のように「手のひらからボールを落とせば必ず地表に落下する」がごとく自明にわかっているわけではありません。例えば「悪いことをすれば必ずすぐにそれ相応の報いが来る」と一見、正しそうな法則のように思えても、現実世界ではそうなってないですね。

ここからはモデル仮説ですから、あなたの納得感のもとに使ってみてください。それは、「宇宙はあなたの望むものを無限に提供し続けている。ただし自動調整のもとに・・・」という説です。

どうも自分が望んでいるようで事態が改善されていかない、思った通りには進んでいかない、困難を解決したと思ったら次の困難が現れる・・・このようなときにどうしたらいいかを、宇宙の自動調整の機能をもとに、手順を追って説明します。

1)宇宙の自動調整を意識した問いの変換
その状況を憂いて不満をつぶやくよりも、「その出来事は自分の何の潜在意識がそうさせており、本当は何が欲しくて(どういう成長や学びが欲しくて)起きているのか?」という問いに変換します。先に説明した波動の理論によって、自分が好んでいる波動を人生で選択していけば、自分にとってふさわしい環境が整っていくのですが、それでもなおかつ目の前にはいろいろな状況が現れます。特に、「なぜ今、自分の目の前にこれが起きているのかな?」という状況が現れた時に、この問いを使ってみてください。

2)自分ができることと、宇宙にサポートして欲しいリクエストの切り分け
1)のプロセスによって、仮説でもいいので、見えないけれど自分が実は自分が自分に試練として課していることがわかってきたら、それに対して自分がチャレンジすることと、宇宙にサポートしてほしいことを切りわけてみます。そして宇宙にサポートして欲しいことは、遠慮なくリクエストします。なお、宇宙は、「私は宇宙のサポートはいりません、私は私一人の力でやってみたいんです」という人には、どーぞどーぞ お好きに。そうしたあなたの生き方を邪魔しませんよ というスタンスを取ります。リクエストしてるのに変わらないぞ!という方は、自分だけの力でやろうと決めている、あるいは見えないものは信頼できないという思い込みがあるかもしれません。

3)自分ができることをやってみる。かつ期待を持たずに、結果を待つ。
宇宙にサポートしてもらうことへのリクエストが終わったら、あとは、自分でできることをひたすらやっていきます。その場合、自分でできることについては、なるべく自分が楽しいと思える形・方法をとるのをお勧めします。結果への期待を手放すことは、波動を整える意味でも大切です。期待が先行すると、「ちゃんと実現するか、しないか」にフォーカスが行ってしまい、集中ができずに思いが分散してしまうからです。ここが宇宙の自動調整を完全に信頼する方法のポイントとなります。

オーブントースターに料理を入れたら、しょっちゅう観察チェックしないのと同じです。できあがりは信頼して任せる感覚です。

さて、この宇宙の自動調整の仕組みを理解して実践し、結果も残るようになると、なお、この仕組みへの信頼は増すことと思います。あとは、あなたの友人にこのことを伝えていくといいかもしれません。


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