vol.87 Q. 自分だけが幸せになることに罪悪感を感じるのですが、どうしたら?(自己内対話17)

A. まず、豊かになる自分、満たされる自分に対してネガティブな感情を伴う必要は全くありません。この地球上の誰もが豊かさを実感することに罪悪感を持つ必要はありません。

とはいえ、なぜそのような罪悪感が生じていくかを冷静に観ることで、解消していくかもしれないので、いくつかの仮説を出しながら考えていきましょう。

まず、自分のまわりにいる人の情報を、今は世界中から摂取することができますね。自分から情報を取りに行くこともあれば、偶然情報に触れてしまうこともあります。そうすると、自分より豊かな人も、そうでない人もたくさん目にしてしまいます。そうなってくると次に何が起きるでしょうか?そうです。比較が始まります。自分基準にしたときに、それよりも豊かであるかどうか、幸福であるかどうか、自分の立ち位置はどのへんなのか?というジャッジが始まってしまうのです。

しかし豊かさや幸福は絶対的な基準があって決められているものではなく、あくまであなた基準でどうとでも再定義できるものなのです。豊かさの本質についてはまた別の機会にゆずるとして、その多様な豊かさを人と比較する環境にあると何がおきるか、他者の立ち位置から観た自分の豊かさという目線です。

ここで宇宙的な視点に戻ります。
あなたは何をしに、今のこの時代の地球にやって来たのでしょうか?あなたの魂は何を望み、なにを行うことに喜びを感じるのでしょうか?あなたが豊かであると感じることとそれをまわりで観ている他の人が評価するのとは全く違っていますしそれが当たり前なのです。

あなたからみて、貧しく、不幸に見える人が目の前に現れても、さげすんだり、あわれと思ったりする前に、その人のチャレンジということに目を向けてください。なんて独特なチャレンジをこの人はしているのだろうと・・・

逆にあなたからみて、羨ましく、幸福に見える人がいたとしたら、嫉妬という観点でなく、祝福の宇宙目線でみてあげてください。うんうん、幸福でよかったね、おめでとうと・・・

あなたはあなたにとって無二の世界線を生きています。それは他の誰にも味わえない、たどることができない経験です。その経験をあなたは、どう感じたいのでしょうか? 起きている体験は中立なのです。それに対してどう評価し、感じるかはあなたの自由意志に任されています。ポジティブにとらえるのもネガティブにとらえるのもどう定義づけるのかも自由です。

罪悪感にさいなまれる人生と、祝福と感謝に包まれた人生、どちらを選択したいと本質のあなたは思っているのでしょうか?顕在意識も潜在意識も。どちらを選びたいのか、選ぶのかも、あなたの自由意志に任されているくらい宇宙は自由なのです。

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