vol.123 Q.人生に繰り返し現れるネガティブパターンはどう対処したら?(自己内対話53)

A. 人生で、クリアしたと思っていたら、また同じようなネガティブな境遇に当たってしまうという事象が繰り返し起きたとします。例えば、どうしても苦手な上司(または部下)が登場して、なんとか転職したものの、また似たような苦手な上司(部下)が目の前に登場するといったことですね。

これは、ひとつのお試しのようなもので、実はあなたが自己の成長のために引き寄せている宇宙のメカニズムと考えるとわかりやすいです。外的な環境がやってくる要因は、すべて外部の偶然と考えてしまいがちですが、そうではありません。その人がベストなタイミングでベストな学びができるように宇宙の自動調整が効いているのです。

これはゲーム画面のクリアに似ています。同じ環境が設定されたときに、同じ対応をしてもゲーム画面はクリアされません。何か別の方法を思いついてやってみる必要があるというわけです。

苦手な上司がすぐに現れてしまう原因は、様々に想定できますが、一つ有効な問いとしては、「この現実は、あなたにとって何を学びクリアさせようとしているのか?」という問いです。あなたは同僚から観ても着実に仕事をこなしているのに、なぜかターゲットとしていじめられているというシーンがあるとしましょう。あなたは、人当たりが良く、「やめてください」というNOが言いずらい性格だったとします。そうすると、NOを堂々と他者に表明できる自分を潜在的な自己は目指しているけどやっていない(しかし潜在意識ではNOを言える自分になりたい)。このような場合、NOを堂々と言うという行為に到達するまで、繰り返し似た現実がやってきます。

これは一例でしたが、要点としては、繰り返しネガティブな事象が目の間に立ちふさがるとき、「自分は潜在的に魂にどのような成長を求めていて、何をすることがその成長につながるのか?」の仮説を立てて実行してみることです。あなたが納得して変わることができた時、その現象は消えて無くなるのです。

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